過去2週の3つの重賞を回顧したいと思います。一年中でも苦手な2週間ですね。馬券はもちろん、レース予想も当てたことがありません。ちなみに七夕賞とアイビスサマーダッシュ、の開催2週間も当てたことがないです。苦手な重賞ってありますよね。
◇エプソムカップ
一番大きく取り上げたいのはエプソムカップ。中でも勝馬となったシンゲンです。白富士Sを買って本格化してから、新潟記念を物凄いタイム(1'56"9)で勝ちました。上がりも33.6秒とメンバー最速の脚を見せてくれました。ただハンデ戦だったので、扱いに困っていました。エプソムカップがあった週は、明かに時計がかかっていたと思います。ダービーの週をまたいで、同じウオッカが勝ったヴィクトリアマイルと安田記念では1秒の差があります。馬場の悪化は自明と言えると思います。
その中、今度は定量戦のエプソムカップを18番枠という難しい枠から、これまた凄いタイム(1'45"5)で突き抜けました。過去のエプソムカップの決着時計を見てもらえば分るのですが、とても連続開催最終日のタイムとは思えません。このレースだけが好時計なのです。
重賞2連勝でG1への参戦が濃厚になってきました。しかも2000mと1800mという全く違う距離への適性も示してくれました。ハイペースで逃げた組を何が何でもねじ伏せるというシンゲンの勝ち方は、秋のG1に向けて覚えておいた方が良いと思います。
1800mのハイレベル重賞というと、07年秋の鳴尾記念を思い出しました。勝ったのはハイアーゲームでしたが、敗れた2着〜9着までの馬すべてが、その後の重賞で馬券に絡んでいます。1800mの速い流れを経験する事は、何かしらの心肺能力を高めるのかもしれません。今回のレースからは、以下の馬の今後に注目しています。
ヒカルオオゾラ
ヒカルベガ
ショウナンラノビア(特に夏に注意)
トウショウウェイブ
マストビートゥルー
エリモエクスパイア(復活か?!)
チョウサンデイ(来週垂水Sに登録アリ)
アーネストリー
ミストラルクルーズ
◇CBC賞
「高速決着になる」なんて大きなウソをついていました。日曜日に各馬は向こう上面でもラチ沿いを避けるぐらい馬場が悪く、差し馬しか来ていませんでした。予想を信じた方、ごめんなさい。結果は騎手の力量だったと思います。どこを突けば伸びるのか、そのポジションを取れるのか。アーバンストリートを推していましたが、騎手負けだったと思います。こういう時はコースを習熟している騎手の方がいいのかもしれません(副開催のときに乗りに来ている騎手)。1着〜13着までが0.8秒内にひしめくという大混戦でした。実力は対等だと思っています。本レースからの出し入れでサマースプリントを競うのは、馬券的には面白そうですね。
◇マーメイドS
難解。
メインの前の9R、ホワイトマズル産駒のシルポートが目の覚めるような逃げで、目の覚めるような好時計勝ちをしました。この辺で、リトルアマポーラやベッラレイアは危ないな…と感じ始めました。◎をザレマにしたのですが、後から考えたらここ1年で最も重い体重でした。「夏こそ絞れる牝馬」の法則をすっかり忘れていました。
逃げが予想された△コスモプラチナとしたのですが、さすがにステイゴールド産駒が逃げ切るとは考えられなかったです。レースは新聞だけではなく、過去の戦跡も調べておくべきですね。インティライミが勝った牡馬混合の重賞、朝日CCで差のない5着に来ているんですよ。阪神の2000mは得意で、牝馬相手ならこれぐらい走れてもおかしくありません。
2着は上がり馬のニシノブルームーンでしたが、勝馬にはかなりちぎられていました。リトルアマポーラとベッラレイアは酷斤なので順当、レッドアゲートが善戦したような気がします。昨年秋の牝馬戦線の勢力図は変わっていないような気がします(ウオッカを除く)。

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