みなさんこんばんわ、DIESELです。
さらに投稿です。
小学校の頃の出来事は他にもあるのですが、他は話せるほどあんまり覚えていないっていうのが理由なのと「これはやばくて書けないな・・・」っていうのと理由が色々ありまして・・・。そんな具合でしてそろそろ中学時代に突入してみようかと思います。
※全て実話です。
中学2年の春先、近所に住む“僕らの兄さん的存在”のシンヤ君(当時20才位だったが皆君付けで呼んでました)がシーマ(女子には分からないかも・・・日産の車です)を買いまして、中古でしたが当時の僕らにとっては憧れの車。当時の僕も「大人になったらセドリック買うたるで!」と意気込んでいましたからそれはそれは羨ましくて仕方なかったです。
そんなシンヤ君が僕、マナブを含めた4人を海へのドライブに誘ってくれました。
当時住んでいた兵庫から鳥取の方に行くんですけど、日本海側で穴場的スポットがありましてね、景色が良いんですよ。かっ飛ばしても数時間掛かるんですが車内では車の話で大盛り上がりであっという間だったんです。
「シンヤ君、シーマええな〜!」
「アルミ変えへんの?」
「エアロ付けんと始まらんでシンヤ君!」
運転しながら笑って聞き流すシンヤ君に「金が無い」っていう答えばかり返されながらも勝手に自分の車知識を披露するかのごとく僕らは話しました。
それから数時間してもうすぐ海が見えるって矢先に雨が降ってきたんです。雨はけっこうな豪雨で一気に車内はどんよりしました。なんでやねん・・・と思いつつもここまで来たんでとりあえずは行こうと、行けば止むかもっていう淡い期待を胸にとりあえず行きました。
海まで着くと、丘の上に出ました。鳥取砂丘からみれば数キロ横沿いって感じでしょうか。雨の中をシンヤ君以外が車から飛び出し丘の上まで走りました。中学くらいだと雨でビショビショになろうが気になりません。僕らは丘の上から下を覗きました。・・・海らしきものが見えますが大雨のせいでほとんど見えません。仕方なく車に戻ると、「おいおい、そんなびしょ濡れで車に乗せられるかい!」と言われ、言われてから後先考えないで走り出した僕らは自分で自分が「ほんまあほやな〜」と思えて仕方がありませんでした。
そのときツレの1人が遠くを指差します。「あれ、あそこで乾かさへん?」
・・・でました、廃墟です。よく見ると海まで降りれる崖の階段から山道に入ったところに窓がない2階建ての建物が見えます。シンヤ君にそれを伝えシンヤ君はここへ来る途中で見かけたスーパーで傘を買ってきてもらい、僕らはあの廃墟へ行くことにしました。
僕はマナブに一応確認しました。
「あそこ・・・、どんな感じ?」
「・・・大丈夫じゃないかも」
なんとなく目の感じからしてそうじゃないかな〜なんて感じてはいましたがやっぱデンジャーな建物のようです。まあでもここに居るわけにもいかないのでとりあえず廃墟へ行くことに。
廃墟に入るとそれはもう真っ暗で、窓からはバッサー波が荒れている海が見えます。1階は台所以外は何もなくて、波はここまで来ませんが何となく波を避けるように2階へあがりました。2階は部屋が1つしかなく下の階よりは荒れてません。壊れたテレビだけが隅っこにあります。地面はガラスの破片やらが落ちてて危ないので靴以外を全部脱ぎ1回に転がってた木切れ(多分床の板?)を持ってきて火をつけて暖を取りました。
30分ほどしゃがみこんで火を囲んで話をしました。
その時は特に恐怖感は無く多分普段話をしたと思います。
それからおかしなことが起きました。
突然1階の方から、
「ザーッ・・・ザーーーーーーーーー
ピーーーーーーーーーーーー」
と聞こえました。無線とかラジオから漏れるあのノイズのような音です。
(やべ、警察きたんちゃう?・・・火消さな!)
突然聞こえた謎の音に僕は警察無線だと思い慌てて火を消しました。
・・・ふと気づくと火を消している僕以外の3人がテレビのほうまでしゃがんだまま後ずさりし僕の後ろを怯えた顔で見ています。その瞬間僕が抱いていなかった“霊的な恐怖”が突如生まれました。これが金縛りとでも言うのでしょうか、まったく動けなくなったというか動きたくなかったのか、その時は3人を見つめたまま動向をうかがうしかありません。するとこんどは僕の後ろで、後ろというか耳元?でノイズが鳴りました。
ザーッザーザー帰れザザーーザーーザザーーー
気は失ってなかったようですが、覚えているのはシンヤ君の車の中からでした。僕がノイズを聞いた直後シンヤ君が来て3人は泣きながらシンヤ君に抱きついたとの事でした。僕はその時特に騒ぐ事も無く普通にしていたとの事ですが、僕はまったく思い出せません。ノイズの事を伝えると3人は聞こえなかったと言います。おじさんを目撃した3人、ノイズを聞いた僕。
3人はシンヤ君に僕の後ろにおじさんが立っていたと口を揃えて言ってました。僕は振り向いてませんが多分何かは居たと思います。シンヤ君は笑いながら3人の話を聞いています。マナブも本気で言ってますが冗談にしか聞こえないようです。まだ頭の中であのノイズが残ってました。帰りの車内、シンヤ君が何気なく付けようとしたカーラジオの手を急いで止めたのは言うまでもありませんね。