フィギュアは顔が命です。当たり前と思う人も居るかもしれないけど、正確に言うと首から上なんですが。
もちろん体を適当に作ってはいけないのですが、顔をうまく作れないと、いくら体をがんばってもまったく意味が無いです。フィギュアの評価の仕方は大体似てる似てないとかで判断されることが多いですけど、その基準は殆ど顔でして、どれだけ顔が重要なパーツなのかがわかります。
アニメキャラはそんなに顔に起伏は無く、主な情報は顔の輪郭と、目や口の位置とその形状です。大体そこら辺を上手く押さえれば正面からならちゃんと似てくれます。でも実際は、髪型がとても重要なパーツだということに注意しないといけないです。本物の人体の顔の形状と比べアニメキャラの顔の情報は一般には少ないので、個性を髪型に頼ることがとても多いです。コスプレとかが成り立つのは、キャラが特徴的な髪形、服装をしているからで顔の形は大して重要ではないということです。なので髪型をうまく似せられるかどうかが出来を大きく左右することがわかります。
しかし、僕の個人的な見解としては、髪の毛のほうが作るのは難しいです。なぜかというと、アニメキャラの顔はある程度パターン化してて、大体こういう風に作っておけば間違いないというやり方があります。ねんどろいどの顔がみんな同じ形状なのに、デフォルメとはいえ誰も文句を言わないのはそういうところからも指摘できます。髪の毛は2次元で描かれたラインを3次元的に再構築する必要があるためとてもセンスと技術が必要になります。
なので僕がフィギュアを作るときは、顔、髪の毛に相当な時間を掛け、満足出来る形状が出せてから体を作るという方法をとるわけです。
前作のてゐは、別に後ろの絵があるわけではなかったので、同人誌のカットから大体の形状を予想してそれっぽく作ろうとしたのですが、髪の毛にすごく苦戦してしまって大体髪の毛だけで1ヶ月ほぼ毎日弄って試行錯誤しましたね。。。

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