あまり知られていないことだと思うのだけれど、オビツ対ボークスの訴訟がオビツの全面勝訴に終わり、ボークスが負けた。
http://www.obitsu.co.jp/newpage1.html
ちょっとだけ、話題に触れておこう。
もともとボークスが、「オビツボディがボークス社製品と酷似している」として裁判を起したのがはじまりで、オビツのHPによれば、4年をかけて争ったということだ。
オビツ側は「営業妨害」だといい、争った結果はオビツ製作所の全面勝訴。
けれどもボークスは、裁判に負けると今度は「特許庁へオビツボディの意匠登録無効の審判請求」をして、「オビツ製作所の手間を費やさせようと」してきたという。
オビツ製作所のこの文面には、ボークス憎し、という気持ちがいやというほど込められていて、興味深い(笑)。
ここまで憎んでいると、両者の言い分が、公平な立場から見たらどうなのかとも思うのだけれども、ともあれ、この特許の件でも、オビツ側の全面勝訴、
「ボークス社からの意匠登録無効の審判請求は成立せず、また、審判費用の全額をボークス社が負担する、という審決」になったことから考えると、オビツの言い分が正しい、と認められたようだ。
つまり、ボークスは、オビツの製品が自分のところの真似をしている、と訴えたのだが、裁判所はそれを認めず、さらに、ボークスが「オビツが特許を取ってるのは無効」と騒いだことも認められなかったということで、ボークスがいらん恥をさらした、という結果になったということだ。
なぜ、真似ではないという判決が出たのだろうか、それは知らない。
でも、オビツの方がオリジナルだから、と考えたらいいのではないかと思う(よく分からないけど)。
ボークスという会社は、どこまでいやらしい会社なんだろう。
人形に罪はないというけれど、私もボークスの人形で欲しいものはあるのだ。
でもそれとこれとは別。
ボークスはオビツの特許になっている何かを自分の所の人形に使いたかったのかもしれない。
でもそれほどに自分たちの作った人形がワン・アンド・オンリーでなくてはならない、という姿勢は何だろう。
人に真似されることを絶対拒否していながら、人の真似をしている、と認めることはいや。
その過剰な防御が、真似でないものも真似だと主張(強弁)するいやらしい性格になっていくわけなのだろう。
このボークスの悪しき体制が、日本で60センチ級の人形が適性価格で供給されないという事態だとか、韓国人形の野放し状態になっている原因だと思うのだが。
このことは再三言われて来たことなのだけれども。
リカちゃんやジェニーなどの人形でも同じ。
他のメーカーが同じようなものを作ることを絶対拒否。
そのせいでパチモンが横行することも同じ。
商品を売るメーカーなら、もっとゆるやかな気持で商売を心がけて欲しいのだが…。
本当にするべきことは、人の作ったものにいちゃもんをつけて自分(の利益)を守ることではなく、自分たちの作品を、誰にも真似されないように、もっと高い完成度を目指すことなのではないのだろうか。
韓国があんなに沢山の球体ドールをどんどん製作しているのが羨ましくて仕方がない。
オビツには出来れば40センチドールも出して欲しい。