「謎解き洛中洛外図」という本が復刻されていることを知った。
岩波新書の名著だったが、1994年に発売されたが、近年絶版になっていた。
「狩野永徳展」が開催された時、どうしても欲しくて探しまわったが、なかった本だ。
それでのちに古本でゲットした。
復刻するならそう言ってよという感じだ。
本当にタイミングが悪いったらありゃしない。
以前近鉄百貨店の本の売り場で見たことがあって、それはそれほど昔のことではなかったから、探せばあると思っていたのだ。
でもどの本屋にもなく、岩波の新書目録を見てみたら、見事に省かれている。
それで絶版になったことを知った。
1994年が初版だからそれほど昔の本でもないのに。
その上あんな名著を絶版するなんて、岩波もなんと愚かなことを。
なぜなら、その後発売されている週刊分冊だとか、狩野永徳展が開催された時の永徳特集の本などにこの本のことがさんざん書いてあり、しかも名著として紹介されている。
紹介されているから読みたいと思うのは人情であろう。
なのに絶版だとは…
と、憤慨していたらいつの間にか復刻してるんだぜ。
どうなのよ、ちょっと。
復刻するならすると言ってよ。
永徳展開催の時、さんざん復刻せよと吠えていたのに、今ごろになって…。
とはいえ、この本は名著の評判に違わず、やたらに面白い。
推理小説のようにどんどん引きこまれ、ついつい猛スピードで読んでしまう。
名著と言われるものにはミステリーの要素があるのではないかと真面目に考えてしまうほどだ。
歴史や日本美術に興味のない人でも、ミステリーを読むように引き込まれてしまうのではないだろうか。
強力に薦める。
なぜかアフィリに本の写真がない。岩波新書の画一表紙だからか。私の持っている本の画像がこれ↑

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