2011/12/25
私の収穫 2011

またしても年に1度の更新。今年はまあ、なんとゆーか。個人的には終わり・別れが多かったような。実母の死に始まり、最初の勤め先WAVEの消滅、とうよう氏自死、とどめはムーンライダーズと。でも、前半の混乱に較べ、夏以降は京都旅行やら様々なライヴやら、結構楽しむ時が多かった年でもありました。なんか真面目に書いてるなあ。では誰が読むのか今年のベスト。
先ずは新録。今年は10代から贔屓にしている日本のミュージシャンの良作が多く、それらは発売順で、
*鈴木慶一 ヘイト船長回顧録
*細野晴臣 HOSONOVA
*あがた森魚 誰もがエリカを愛してる
*ビートニクス LAST TRAIN TO EXITOWN
*ムーンライダーズ CIAO! の ANALOG
鈴木慶一はソロとして最良作では。こういうアルバムが聴きたかったワケですヨ。それにしても、もうすぐライダーズの居ない年が始まるなあ。
*BEACH BOYS SMILE COLLECTERS BOX
*VAN DYKE PARKS WALL STREET & PARIS 7INCH
高校時代、ポール・ウィリアムズ「アウトロー・ブルーズ」でのルポに心躍らされて以来、幾多のブートを手懸りに秘密を探ってきたスマイル。当時のブライアンの脳中にあったものとは当然異なる(そもそも時間がLPサイズじゃないし)ワケですが、やはりこれをもって完成ということでしょう。若き日のブライアンとBBの声がイイ! ヴァンダイクはアルバムを待ち切れず。
*チャン・ギハと顔たち
*L'ORCHESTRE KANAGA DE MOPTI
*CANDI STATON
チャンギハいいなあ。愛聴してます。にしても、「顔たち」ってFACESでしょ。じゃあ「ロッド・スチュワートと顔たち」か。「小顔たち」とか。クダラナイ。
以上10点。
そして今年のアナログ収穫。
*VERCKYS ET L'ORCHESTRE VEVE DYNAMITE VERCKYS
*KELETIGUI ET TAMBOURINIS
ずっと欲しかったアフロもの2点、写真に写ってるヤツ。ヘンな言い方だけど、やはりヴェルキスの音って他に得がたいものだなあ。
*MARTIN MULL IN THE SOUP
知らなかった初期アルバム。青臭いカンジがイイ。
*ASYLUM CHOIR LOOK INSIDE THE ASYLUM CHOIR
ポップサイケな音も良いけど、トイレットペーパージャケもイイ。
*DEAF SCHOOL 2ND HONEYMOON
色々あって行けなかった来日公演の恨みをUK盤入手で晴らす。
今年はペルーものを地道に聴いたのと、齢50にして今更、ダウンホームブルーズとモダンジャズの面白さを理解できたような気がした、そんな年でした。がここでは上手く反映できず。
そして、
色々とライヴに行った中で、特に印象に残っているのは、遂に観れたモノクロームセット(素晴しきインチキ臭さ!)、春フェス「道との遭遇」(来年もやってね)、とまあ、ライダーズ・ラストライヴでしょうか。
相変わらず翻訳ミステリー(80年代以前)を読み耽る日々ですが、震災直後は、そのあまりにもSFな状況に触発されて?SF読む。恥ずかしながら初読の「夏への扉」に感銘。
来年は、バカバカしいことやら、インチキ臭いことやらを、呑気に楽しみたいなあと思ったりしてる、ついでに生きてる50の冬デス。京都に住みテエ〜。
とゆーワケで、オマケで〜す↓

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2011/1/4
私の収穫2010
年に一度の更新です。
2010年(以下「今年」)はtwitter(それにしてもこんな新しい外来語も相変わらず「ツイッター」と表記されてしまうワケで。ピーターバラカン氏が憤るのも仕方がないわなあ)などという新風俗が現れて、公私共にネット上に書き込む機会が少しは増えた?などといいつつも、やはり年に一度の更新です。
今年は色んなアナログ買ったなあ〜。CDより圧倒的にアナログ。それは世の音楽ファンの方々にも多く見られる傾向だったんではないでしょうか?なんて他人の事はどうでもいいですね。とりあえず今年のアルバム5枚(ま、CDですが)を順不同で。
@MADNESS“THE LIBERTY OF NORTON FOLGATE”
実はいきなり©2009ですが。まあ出たとき全然話題にならず、ワタシの手元に来たのが今年なんで。これが素晴らしい! 正統的ブリティッシュB級ポップバンド(誉めてんだかなんだか)としてのマッドネスの、最高作じゃあないでしょうか。長尺のタイトル曲の構成力とインチキ臭さは最大の聴きどころ。
AORKES EL SURAYYA MEDAN 2タイトル
相変わらずアジア歌謡は色々と聴きまくりましたが、今年のリイシューで特にお気に入りだったのがこのマレイ歌謡。
BDARA PUSIPITA
インドネシアのガールズGS。ファーストのアナログも入手。正直ショボイ曲もありますが、日本には存在しなかった女GSを産み出したインドネシアという国の音楽的な層の厚さというかレベルの高さを改めて感じました。
CLOBI TRAORE
とにかくカッコイイ、アフリカンブルーズ!
Dトクマルシューゴ
かつてのニューウェイヴ少年としてはある意味懐かしい感触のサウンド。でも新鮮でした。あちこちで絶賛されるスフィアン・スティーヴンスより、ボクはこっち。
その他では、LA GRAN REUNION LOS GUARDIANES DE LA MUSICA CRIOLLA、FELIX PEREZ 、MOUSSU T、JOHN SMITHといったところでしょうか。
そしてアナログの収穫ということになります。
@サマイ・オーンウォン
APATTIE BERSADARA “SOUL”
今年も「東のエルスール、西のプランテーション」でアジアものいっぱい買わせて戴きました。その中からタイ、インドネシアで各々最もお気に入りだったアルバム。
BCORONELIO REYNA
CLITTLE JOE “ARRIBA!”
今年はスティーヴ・ジョーダンと谷啓が亡くなった年として記憶に残るのでしょう。訃報とは関係なく、久々ダグザームを聴き返した辺りからテックスメックスやら関連のものに嵌りました。
DFATS DOMINO “FAT IS BACK”
EJAN & DEAN “POPSICLE”
FROUTERS “LET’S GO!”
ファッツドミノはたまたま耳にして購入。バーバンクスタッフによるプロダクションも良い味付け。ジャン&ディーンは、カリフォルニアポップスの傑作です。ルーターズはアナログの音の良さの醍醐味を満喫。
GJOSE ANTONIO MENDEZ
某店にて遂に、入手。ここだけの話、やっぱりアナログの方が音良いや。
HFABULOUS POODLES“FIRST”
ファビュラスプードルズのことを過小評価していました。このファーストはバカバカしくて素晴らしい。音もイイ。
IIAN WHITCOMB “ON THE PIER”
嗚呼、ワタシのIAN WHITCOMBコレクションも、これでいよいよ大詰め! それにしても、やっぱりこの時期のサウンドがいちばん良いなあ。
暮れに近くなってから、某店のスタンプカードやら、某店2の悲しき閉店セールやらの恩恵を被り、ソウル、ブルーズ系のアナログをハイエナのように買い漁りましたが、時間無くあまり聴けていません。1枚挙げるなら、スウィートソウルの傑作、PRESIDENTS“5-10-15-20-25-30 YEARS OF LOVE”かな。
例によって翻訳ミステリーを読み耽り、最も印象に残ったのがジェイムズ・クラムリーの「さらば甘き口づけ」
なんだか仕事はドタバタするわ、身体はあちこち悲鳴を上げるわ、あんまり落ち着かない年ではありました。そして2011年は更にガチャガチャしそうな予感が。ま、テキトーにいこう!
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2010年(以下「今年」)はtwitter(それにしてもこんな新しい外来語も相変わらず「ツイッター」と表記されてしまうワケで。ピーターバラカン氏が憤るのも仕方がないわなあ)などという新風俗が現れて、公私共にネット上に書き込む機会が少しは増えた?などといいつつも、やはり年に一度の更新です。
今年は色んなアナログ買ったなあ〜。CDより圧倒的にアナログ。それは世の音楽ファンの方々にも多く見られる傾向だったんではないでしょうか?なんて他人の事はどうでもいいですね。とりあえず今年のアルバム5枚(ま、CDですが)を順不同で。
@MADNESS“THE LIBERTY OF NORTON FOLGATE”
実はいきなり©2009ですが。まあ出たとき全然話題にならず、ワタシの手元に来たのが今年なんで。これが素晴らしい! 正統的ブリティッシュB級ポップバンド(誉めてんだかなんだか)としてのマッドネスの、最高作じゃあないでしょうか。長尺のタイトル曲の構成力とインチキ臭さは最大の聴きどころ。
AORKES EL SURAYYA MEDAN 2タイトル
相変わらずアジア歌謡は色々と聴きまくりましたが、今年のリイシューで特にお気に入りだったのがこのマレイ歌謡。
BDARA PUSIPITA
インドネシアのガールズGS。ファーストのアナログも入手。正直ショボイ曲もありますが、日本には存在しなかった女GSを産み出したインドネシアという国の音楽的な層の厚さというかレベルの高さを改めて感じました。
CLOBI TRAORE
とにかくカッコイイ、アフリカンブルーズ!
Dトクマルシューゴ
かつてのニューウェイヴ少年としてはある意味懐かしい感触のサウンド。でも新鮮でした。あちこちで絶賛されるスフィアン・スティーヴンスより、ボクはこっち。
その他では、LA GRAN REUNION LOS GUARDIANES DE LA MUSICA CRIOLLA、FELIX PEREZ 、MOUSSU T、JOHN SMITHといったところでしょうか。
そしてアナログの収穫ということになります。
@サマイ・オーンウォン
APATTIE BERSADARA “SOUL”
今年も「東のエルスール、西のプランテーション」でアジアものいっぱい買わせて戴きました。その中からタイ、インドネシアで各々最もお気に入りだったアルバム。
BCORONELIO REYNA
CLITTLE JOE “ARRIBA!”
今年はスティーヴ・ジョーダンと谷啓が亡くなった年として記憶に残るのでしょう。訃報とは関係なく、久々ダグザームを聴き返した辺りからテックスメックスやら関連のものに嵌りました。
DFATS DOMINO “FAT IS BACK”
EJAN & DEAN “POPSICLE”
FROUTERS “LET’S GO!”
ファッツドミノはたまたま耳にして購入。バーバンクスタッフによるプロダクションも良い味付け。ジャン&ディーンは、カリフォルニアポップスの傑作です。ルーターズはアナログの音の良さの醍醐味を満喫。
GJOSE ANTONIO MENDEZ
某店にて遂に、入手。ここだけの話、やっぱりアナログの方が音良いや。
HFABULOUS POODLES“FIRST”
ファビュラスプードルズのことを過小評価していました。このファーストはバカバカしくて素晴らしい。音もイイ。
IIAN WHITCOMB “ON THE PIER”
嗚呼、ワタシのIAN WHITCOMBコレクションも、これでいよいよ大詰め! それにしても、やっぱりこの時期のサウンドがいちばん良いなあ。
暮れに近くなってから、某店のスタンプカードやら、某店2の悲しき閉店セールやらの恩恵を被り、ソウル、ブルーズ系のアナログをハイエナのように買い漁りましたが、時間無くあまり聴けていません。1枚挙げるなら、スウィートソウルの傑作、PRESIDENTS“5-10-15-20-25-30 YEARS OF LOVE”かな。
例によって翻訳ミステリーを読み耽り、最も印象に残ったのがジェイムズ・クラムリーの「さらば甘き口づけ」
なんだか仕事はドタバタするわ、身体はあちこち悲鳴を上げるわ、あんまり落ち着かない年ではありました。そして2011年は更にガチャガチャしそうな予感が。ま、テキトーにいこう!

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2010/1/12
私の収穫 2009

2010年も明けまして。
例によって年に一度の忘備録とゆーことで。
“年末年始はドタバタし...”って毎年おんなじこと言ってるような気がするなあ。何だかんだ言いつつ、それなりにレコード買ってた1年でした。
年初めは昨年ノリ遅れたダフマン・エルハラシのCD群に溺れ、一時は「21世紀の音楽を」などと呟きながら昨今の欧米モノを聞き漁り、その後はひたすら“タイもの”を追い求める日々。ただ、新録モノは数少なく...
先ずは2009年リリースのものを。
@ダーオ・バンドン「MAE BAEB PLENG LOOG THOON」
09年はタイでしょう、そしてダーオでしょう! ある意味ストレンジなサウンドで、妙に懐かしくもある、今最も新鮮で(つっても録音は昔ですが)、不思議な新しさを感じさせてくれる、ファンキーなルークトゥン。アナログでも一生懸命買いました。
Aムーンライダーズ「TOKYO 7」
久々に繰り返し聞いたアルバムでした。感想は以前書いたとおり。ただ、その後観たライヴでの慶一氏の元気の無さ(?)が心配ではあります。
Bビートルズ「SGT.PEPPERS'LONELY HEARTS CLUB BAND 」
サージェントペパーズってこんなにロックなアルバムだったんだ、と目から鱗のモノ・ミックス。BOXより。
C「MARVELLOUS BOY」
今年はアフリカモノあんまり聴かなかったかな。TAXI DRIVER含むこのコンピレーションはなかなか楽しめました。
DEL GRAN FELLOVE「MANGO MANGUE」
カッコイイっす。次のリリースはラテンに拘らず、突拍子も無いもの!希望デス。
2009年発売となると、こんなもんでしょうか。ワールドものとか色々買ったんだけどあんまし聞き込めず。はちみつぱいBOXも後半が未聴(スゲーイイんだけど何せ枚数いっぱいで)。上述したとおりガンバって(?)聞いた“21世紀のロック”(列挙するなら、スフィアン・スティーヴンス、ウェルカムワゴン、ベイルート、ルーク・テンプル、アントニー&ジョンソンズなどなど)も、面白いものは2008年リリースだったりして、ここに上手くはまらなかったのは残念。
で、やたらアナログばっかり買っていたワケで、そんな“収穫”は10項目!
1、オンウマー・シンシリ
毎度お馴染みワールドミュージックの殿堂にて購入。以前コンピレーションにも収められていた1曲目はじめ、歌もサウンドも素晴らしい。おまけにジャケットも可愛らしい。もう1枚買ったブートみたいな単色刷りのジャケットのヤツも良かったし、すっかりオンウマー・シンシリ・ファンです(ってなかなか名前覚えらんないけど)。その他、ダーオ、スパープ、ワイポットなどなど、タイものアナログ買い込みました。
2、「ラムの大通り」
ダウンタウンに繰り出して購入。まさか、こんな綺麗な状態で、フランス盤が手に入るとは! 店主に感謝です。ワタシの寝室には、同店にて以前購入の同映画の大型ポスターが貼ってあり、毎朝バルドーに起こされているワケですが、これでDVD、レコード、(更におまけで戴いたロビーカードまで!)と、ラムの大通りグッズが揃ったわけです。
3、LESLEY GORE 「I'LL CRY IF I WANT TO」+数タイトル
レスリーの唄、Qジョーンズのサウンドプロダクション、いずれも完璧な東海岸ポップス。
4、DIANE RENAY「NAVY BLUE」
こちらはBOB CREW & CHARLIE CALELLOのフォーシーズンズ・スタッフによるガールポップスの白眉。松田聖子も裸足で駆ける!
5、MIGHTY SPARROW 「COME BACK」
UK盤。珍しい。内容も非常に充実。ドイツ盤で買った“CALYPSO KING”というアルバムも嬉しかったです。
6、KINKS 「SOAP OPERA」
UK盤にて購入。長くアメ盤を聴いてきたのですが、こんなに音の印象が違うものか!見開きジャケットも小粋で、やっとこのアルバムの良さを理解できた気がします。
7、WARREN STORM 「FAMILY RULES」
スワンプポップだ。実にいいんだこのアルバムが。ついでにBJトーマスのヒューイ・モー・プロダクションの初期録音も良かったわア。
8、MICHEL LEGRAND 「SINGS」
これはアメ盤なんだけど、なかなか小粋なジャケット。昨年の元旦に買ったのでした。ザラッとした歌声が冬の冷たい空気に良く似合ったもの。
9、MALAVOI「LES MALAVOI」
というワケで、年末に転がり込んできたマラヴォワ初期のレコード。エレピがお洒落。サウンドは完全に、完成してる。スバラシイ。
10、(そして再発CDですが、)キム・ジュンミ「NOW」
これには衝撃を受けました。それまでポンチャック一色だったワタシの韓国音楽観(それもどーだッてカンジですが)を大きく覆すものとなり、パール・シスターズ、シン・ジュンヒュンなどのCDを買い漁ることに。
年末ギリギリで色んなレコード買い漁り、未だ消化不足でココには挙げられず。ソウルもの・ジャイヴものなど多数。ま、いっか。
あ、あと一時何故かDAVID CROSBYに入れ込んだっけなあ。顔アップのソロアルバム、まともな曲殆ど無いんだけど、妙に良いんだよね。
さて、そのほかでは、
“ソング・オヴ・ジ・イヤー”
惚け始めた母親の見舞いに行く途中、立ち寄ったマクドナルドで唐突にかかったビートルズの「ユーノウマイネーム」が忘れられず。思えば、モノボックスで最初に聞いたのも、素っ頓狂なコノ曲でありました。
“プロコルハルム・オヴ・ジ・イヤー”
「バタフライ」木村カエラ
シンガーとしても活躍していたスエミツ某が書いた、ヒジョーに良い曲。紅白で聞いて年の最後に泣きました。
“ブック・オブ・ジ・イヤー”は、内田裕也「俺は最低な奴さ」
兎に角面白い! 実は未だ読了してないんだけど、もう間違いなく09年ベスト!
次項の大瀧詠一氏の徹底した実証主義と、裕也氏の皮膚感覚が何とも好対照デショウ。
“読み物オヴ・ジ・イヤー”
「東京人11月号」大瀧詠一の映画カラオケのススメ
ヒジョーに面白い内容でしたが、この人は一体普段何やって暮らしてんだ、と突っ込みたくもなるようなシロモノでした。
“ミステリー・オヴ・ジ・イヤー”
ドナルド・E・ウェストレイク短編集(ドート・マイヤーもの)
今年も海外ミステリーを読み耽った一年でした。
そして、“ベースボール・オブ・ジ・イヤー”は、もちろん、ジャイアンツ&マツイヒデキとゆーことで。
2010年は、個人的には何だか波乱の幕開けで。ヒジョーに楽しかった40代の終わりが近付き、50代はどうなっていくのか? なんて考えたところでどーにもならん。せいぜい暢気に暮らしていきやしょう。
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2009/9/21
TOKYO7とREVOLVER 音楽

ムーンライダーズのニューアルバム「TOKYO7」がイイ!実にイイ! 兎に角、これほど前向きでトータリティと勢いのあるアルバムは久しぶり、というか、ある意味初めてでは?
今流行(?)のビートルズで喩えるならば、ずーっと「ホワイトアルバム」ばかり作ってきたライダーズが、アラカン(アラウンド還暦)に至って作っちゃった「リヴォルヴァー」といったら大袈裟か。
手がかりとして、
@独特なリフ主体のギターロックが多い
A程好い(?)サイケ色
Bビートルズ来日時(リヴォルヴァー期)の記者会見を模したジャケ写
なんて小ネタは置いといて、“リヴォルヴァー”になぞらえた勢いは、創作意欲に満ちた鈴木慶一がほぼ全曲でヴォーカルを採り、アルバムの骨格を支える数曲の作曲を担い、全体を引っ張る役割を果たすことによってバンド・アルバムとしての密度がグッと高まったところにもあるのでは。
正直ここ数作、いや10年以上か、やれ20周年、30周年と賑やかで、やや後ろ向きで必要以上にオヤジ色強く、ひとつひとつの楽曲には馴染んでも、ビミューな不満を感じていたのは事実。或るサイトで近作がワーストアルバムに何度か挙げられていたのにも納得していた次第。
ところが、このアルバムで聞ける瑞々しさはどうだろう。古くからのファンにとっては、所々で聴ける70年代を想起させるような慶一氏の若々しい歌声にキュンとくるが、それもノスタルジックに響くのではなく、ソリッドなサウンドと共にリアルにフレッシュなものとして受け止められる。そしてそれでいて、死を予感するかのある種達観した詞の世界との、アンバランスかバランスか。
何だかベタ褒めですな。
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2009/1/10
私の収穫2008

年に1回の更新じゃあブログ/日記というより“年記”だろう、ッつー気もしますが。
というワケで、防備録としてベスト何やらを。
先ずは2008年リリース、5以降が復刻モノ。
1、BONZO DOG BAND ”POUR I’AMOUR DES CHIENS”
嘗てはサイケの時代に敢えて古臭いブラススタイルを持ち込むなどしてパンクなコメディを演じ、突っ張って見せるところがヒップであったボンゾズですが、今ホントの爺さんになって、もう何の気負いも無く“そのまんま”なボンゾサウンドを聞かせているこのアルバムこそが、彼らの最高傑作かも、と思い始めております。乞来日!
2、ORQUESTRA CONTEMPORANEA OLINDA
MACIEL SALU の以前のアルバムもよかったけど、一寸バンドっぽさも増し、新しさが絶妙にまぶされたサウンドを愛聴しました。
3、PADAM “BONHEUR BORDEL”
「蛮カラ」なサウンドにフランス香水をふりかけたようなパリのマグレブ系バンド。妙にはまりました。
4、MUAMMER KETENCOGLU “IZMIR HATIRASI/SMYRNA RECOLLECTIONS”
ギリシャとトルコの狭間で、実にカテゴライズし難いデリケートなサウンドが9/8拍子にのって奏でられるサマは極上の瞬間でありました。ジャケット、ブックレットもスバラシイ!
5、“SHADOW MUSIC OF THAILAND”
シャドウズに影響を受けたインストだから“シャドウミュージック”(?)という説明からは想像もつかないような、60年代タイのオリジナル(!)ミュージック。今年の酷暑はこれで乗り切りました。
6、ARSENIO RODRIGUEZ “EL ALMA DE CUBA”
言わずもがなの大リイシュー。意外と語られていないような気がするのは、皆受け止めるので精一杯な状態ということでしょうか。
7、TITO PUENTE “THE COMPLETE 78S VOL.1&2”
コレもあまり話題になっていないような気もするのですが、リリース途中だからか。兎も角、6、7の2作はラテンファンの宝です。
8、SALOMA “LAGU-LAGU SUKARAMAI DAN LAGU CINA NYANYIAN”
「スキヤキ」「何日君再来」を始め、“聴きたかったサローマ”がタップリ。
9、EL HADJ MED EL ANKA “LE GRAND MAITRE DU CHAABI”
やはりエル・ハラシと併せ“シャアビ漬け”となったわけです。
10、(何も読めない)ルークトゥン親父四人衆
レコオヤジ氏のサイトにはタイヘンお世話になりましたが、このアルバムにはブッ飛んだあ。そして更なる“ファンキー・ルークトゥーン”の深みへ。
以上で10点。
各所で大絶賛の鈴木慶一のソロアルバムは、確かによく出来た、というか、とても良いアルバムだとは思うのですが、誠実さ故の覇気の無さというか、まあ、楽しくない。私の好きなのはライダーズのある種の能天気さなのかもしれん。ということで選外でした。
そして去年は、実にレコードの女神に微笑まれたかのような(!!)、アナログ良盤入手の年ではありました。
1、ELIZETE CARDOSO “NOTURNO”
雪の日の下北沢の街外れで購入。その空気に妙にマッチしたエリゼッチの清々しい唄声と、美しいジャケットが素晴らしい。
2、PAPA WEMBA ET VIVA LA MUSICA “NIEKESE ELENGI HEIN”
いわゆるTIPの2番です。大阪の風に乗って購入。改めて聴くとヘンなサウンドだなあ。
3、THE WORLD “LUCKY PLANET”
プログレ絡みで高値を呼ぶアイテムですが、元日にこっそり格安にて入手。ニール・イネス・コレクションが充実いたしました。それにしても英国盤は良い音がするなあ。
4、CUARTETO D’AIDA “AN EVENING AT THE SANS SOUCI”
怪しげな(?)ネットの売人から入手。キューバモノではSEPTEO NATIONAL原盤なども。
5、STAR BAND DE DAKAR
ワールドミュージックのメッカにて購入。若き日のユッスーの唄声と才能に改めて驚嘆。
6、TITO PUENTE “AT THE VIBES”
6、7、8と、敵の要塞に侵入して強奪(?)。内容もさることながら、10インチのジャケがサイコーです。
7、SUPER BOIRO BAND “NIAISSA & SA TROMPETTE”
シリフォンのアルバム数点入手しましたが、これが素晴らしかった。
8、ATAHUALPA YUPANQUI “Y EL DOLOR,?QUIEN SE LO PAGA?…”
ほんの気まぐれ(?)で格安で入手。あまり縁のなかった大物ですが、一発で気に入りました。
9、PETULA CLARK’S GREATEST HITS,VOL.1
ここ数年、何故かぺトラ・クラークのアルバムを聴き漁っていて、その代表として美麗ポスター付きのベストアルバムを。下北沢の名物オヤジから分けていただく。
10、ダーオ・バーンドン
これぞファンキー・ルークトゥーン! 「シャドー・ミュージック」といい、ホントにタイの音楽シーンは奥が深い。真夏の大阪でお世話になったアジアンPOPSの殿堂から、ご好意の風に乗って入荷。
去年はエドワード・D・ホックにはまり、ミステリーを読み漁った一年でしたが、今年に入った途端に興味を失い、”派遣村”の映像を肴に世の行く末を案じて(?)酒を呑む日々です。何だかパッとしないなあ。このブログサービスも終了、ということらしく、どっかに引っ越すかデータを保存するか、考えあぐねつつ、まあ個人的には平和だった昨年を振り返ってみました。
バッチリいきてえなあ。
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2008/3/10
珠玉のキューバ盤と訂正とお詫び
某ルート(あんまり評判よろしくない?)よりキューバ盤アナログ入手。カルテートダイーダのLPがなんとまあスバラシイ! といったところでフィーリンにまつわるキューバ音楽の歴史についておさらいしようと、我等がエルスールレーベル第1弾封入のライナーを読み出すと、以前のベスト10コメントで言及した箇所が見当たらず。”おっかしいなあ”と記憶を辿るうちに大きな勘違いをしていたことが判明!
アタシが「大胆な考察」などと持ち上げたつもりの文章は、リリース当時エルスールのサイト内にレーベル主が(小さな文字でひっそりと?)書き込んでいたもので、ディスクのライナーではありませんでした!
てなワケで、ベスト10コメントより次の部分は謹んで削除させていただきました。エラソーなこと書いてスミマセン。
<因みにエルスール盤のライナーは、アタシなんぞが言うのも大変僭越ですが、フィーリンの誕生に関する流れを解析し、キューバ音楽の歴史に関し大胆な考察を試みたものだと思うんですが、専門の方達から全く反応がありませんね。>
いやあ、齢喰って夢か現か幻か分からんようになってきたかなあ。件の文章はエルスールのページからは既に削除されているようで、アタシにそれを要約・復元する力は残念ながらありません。もしかしてハナから存在してなかったりなんかして? ちょっとワクワクするような内容だったんだけどなあ。
3/18 PS.
ってなこと云ってたら、件のコメントを発掘して(?)いただきました(当記事コメント欄参照)。
本日現在のエルスールHPではたどり着けないようですが(キャッシュ?)、執筆者ご本人からも(!)ご指摘いただいたこともあり、リンク貼っちゃいました。問題あったら云ってください。(ま、コレ読んでる人、全世界で数人だろうけど。)
もう1回読めてよかったです。最初にアタシが煽った(↑)ような大仰な文章ではありませんでしたが、記憶どおりのグッとくる内容で。
「マンボはフィーリンだ!」なんて件を読むと、ついに“ソ・カバージョ”がその姿を明らかにしたことなども併せ、改めてキューバ音楽とマンボの因縁についての議論が活発化することを願いつつ、酔っ払いながらアルセニオBOXを愛でたいと思います。
それでは今日はこんなところで。明日は大阪読売テレビ...。ナンのこっちゃ...。
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アタシが「大胆な考察」などと持ち上げたつもりの文章は、リリース当時エルスールのサイト内にレーベル主が(小さな文字でひっそりと?)書き込んでいたもので、ディスクのライナーではありませんでした!
てなワケで、ベスト10コメントより次の部分は謹んで削除させていただきました。エラソーなこと書いてスミマセン。
<因みにエルスール盤のライナーは、アタシなんぞが言うのも大変僭越ですが、フィーリンの誕生に関する流れを解析し、キューバ音楽の歴史に関し大胆な考察を試みたものだと思うんですが、専門の方達から全く反応がありませんね。>
いやあ、齢喰って夢か現か幻か分からんようになってきたかなあ。件の文章はエルスールのページからは既に削除されているようで、アタシにそれを要約・復元する力は残念ながらありません。もしかしてハナから存在してなかったりなんかして? ちょっとワクワクするような内容だったんだけどなあ。
3/18 PS.
ってなこと云ってたら、件のコメントを発掘して(?)いただきました(当記事コメント欄参照)。
本日現在のエルスールHPではたどり着けないようですが(キャッシュ?)、執筆者ご本人からも(!)ご指摘いただいたこともあり、リンク貼っちゃいました。問題あったら云ってください。(ま、コレ読んでる人、全世界で数人だろうけど。)
もう1回読めてよかったです。最初にアタシが煽った(↑)ような大仰な文章ではありませんでしたが、記憶どおりのグッとくる内容で。
「マンボはフィーリンだ!」なんて件を読むと、ついに“ソ・カバージョ”がその姿を明らかにしたことなども併せ、改めてキューバ音楽とマンボの因縁についての議論が活発化することを願いつつ、酔っ払いながらアルセニオBOXを愛でたいと思います。
それでは今日はこんなところで。明日は大阪読売テレビ...。ナンのこっちゃ...。
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2008/1/15
2007年ベストアルバム、私の収穫2007、そして favorite

素敵な紙ジャケ群&素敵なホセーに栄光あれ
何だか殆ど機能してないブログではありますが、自分のための記録として“ベストなんやら”という奴をイッパツ。
個人的には嵐のようだった2006年が過ぎ、昨年は実に暢気だったコトよ。おかげでCD・レコード買い過ぎで、満足に耳にしていなブツ、山積み多し。まあナント幸せなことか。そんな中から2007年リリースのモノと、収穫物などリストアップしてみましょう。
@先づはアフリカものから、FATAI ROLLING DOLLARのVCD“79 CELEBRATION”
エルスールの数少ない入荷分より強奪。サウンドももちろん素晴らしいんですが、サングラス掛けた不敵な面構えに芸能生活ウン十周年のオウラが。
その他ナイジェリアものが大量入荷で、ステキな紙ジャケ群に我がCD棚の一角が占領されました。AYNLA OMOWURA、SIKIRU AYINDE BARRISTER、WASIU AYINDE MARSHAL、I.K.DAIRO、PEACOCKS GUITAR BAND、REX JIM LAWSONなどなど。フジ、アパラ、ハイライフ取り混ぜ、この辺りがイチバンのへヴィーローテーションだったかなあ。
A“AUTHENTICITE”THE SYLIPHONE YEARS
手元のシリフォンのアナログを聴き直し、更にコレクションも増やしたりして、ベンベヤなどギネアの濃厚なサウンドに改めて嵌りました。このアルバム、ジャケット&ブックレットも素晴らしい。
BMAKAME FAKI“NIFANYE NINI?”(他2タイトルも)
反則ワザの(私家版?)CD−R3枚セットで。来日したカルチャーミュージカルクラブの男性シンガーのソロ。今年は何だカンダで色んなターラブのレコードを聴いたなあ。
酔っ払って観に行った来日公演は、特に後半の盛り上がりでアルコールの眠気が吹き飛ばされ、後日入手したこの音源で改めてじっくりと歌声を堪能した次第。
CPANCHO AMART“LLEGO EL TRESERO”
なんとディズニーランド近くのホテルに“エイギョー”で2年連続来日していたPANCHO AMART久々のアルバム。これで大人のラテンリスナーになれたような気がします(?)。それにしても家族旅行の際、タッチの差のスレ違いで観られなかったのが残念!
D“100 ANOS DO FREVO”
今年は100周年?ということもあってかこれ以外にもフレーボのアルバムを何枚か耳にすることができました。何といってもその躍動感が素晴らしい。ポピュラー音楽はかくあるべし、ということか。ついで(失礼!)に、此処にも参加しているシルベリオ・ペッソーアのアルバム、ライブ共素晴らしいものでありました。
EGEORGE DALARAS “DESERTED VILLAGES”
バカ高いギリシャCDに手が出ずにいた頃、安価なインターナショナル盤を見つけ早速入手し愛聴。ダラーラスのアルバムとしては変則的な内容で、語るべき作品はもっと他にあるのかもしれませんが、ギリシャ音楽初心者としては非常に興味深く聴きました。その後、話題になったレンベーティカのコンピレーションなど、ギリシャやトルコの更なる深層へ。
F多羅尾伴内楽団“VOL.1&2”
オリジナル発売当時は、徐々にノベルティ化の激しくなる大瀧サウンドに距離を感じ、ニューウェイブ方面にまっしぐら、というアタシだったのですが、今回改めて聴き、特にVOL.2の奥深さに感嘆致しました。やはり今年発売の、待望の中華街ライヴ収録の細野晴臣ボックスも堪能。それにしてもあの高校時代からもう30年経ったとは。。。
GROGER NICHOLS&SMALL CIRCLE OF FRIENDS“FULL CIRCLE”
洋楽ロックで唯一のランクイン、ということで。40年越しのセカンドアルバムは、そのサウンド・絶妙な選曲など、眠っていたソフトロック魂を見事に呼び起こすものでありました。ブームが過ぎ去り息を潜めていた全国のソフトロッカー達の歓喜の雄叫びが聞こえてくるようです。
HFRANK EMILIO“COMPLETE RECORDINGS”
キューバンラテンジャズの粋。後述するホセーのアルバムと併せ、今年の酷暑はこのピアノで乗り切った感じ。
IBEZUNESH BEKELE“THE GREATEST HITS OF”
このアルバムの衝撃は相当なものでした。2007リリースではないですが、他のエチオピアモノの充実も踏まえつつ。
ということで10枚、10項目。
で、アナログの“私の収穫2007”は・・・
@JOSE ANTONIO MENDEZ“ESTE ES JOSE ANTONIO MENDEZ”
何といっても今年は我等がエルスールレーベル発足!ということで、もちろんあのアルバムも素晴らしいんですが、内容的には、FRANK EMILIOのピアノが堪能できるこちらの方がアタシは好きでした(なんて、これもエルスールで売ってもらったワケですが・・・。)
AARSENIO RODRIGUEZ“LEGENDS OF AFRO-CUBAN MUSIC”
某店(それはナイショ)にて安価で購入。今年はこの他にもアルセニオのアルバムを色々と入手しました。“VIVA ARSENIO”、CARINIOの3タイトルなどなど。
BLATE ALHAJI AYINLA OMOWURA“AWA KISE OLODI WON”
C“SPECIAL XEME FESTIVAL NATIONAL”(SYLIPHONE SLP50)
DRAMBLERS DANCE BAND“WEST AFRICAN HIGHLIFE SCENE”(コレ前の年だったカナ?)
アフリカものの美味しいアナログなんぞはナカナカお目にかかれないもんです。ということで、今年の収穫はこの辺りがベスト。
EHARIS ALEXIOU“2”
ギリシャものなど聴き進むうちにたまたま入手したのがこのLP。アップのジャケ写が美しい。
FELIZETH e CIRO“A BOSSA ETERNA DE”VOL.1&2
嘗てCDで愉しんだエリゼッチとシロモンテイロのデュエットアルバム2枚が、何だか悲しい値段で売られていて、もちろん即ゲット!ブラジルものは、やはりこういったオーソドックスなボーカルモノがいちばん落ち着きます。
GNEIL INNES“A GO-GO”
“HOW SWEET TO BE AN IDIOT”という素晴らしいタイトルの(もちろん中身も!)1stソロアルバムの再発盤。兎に角ジャケットのお姿が素晴らしい。
HLOU CHRISTIE“LIGHTNIN’ STRIKES”
ライトニンホプキンスではありません。FOUR SEASONSで培われたCHARLES CALLELOのサウンドプロダクションの粋が堪能できるアルバム。
IHOOSIER HOT SHOTS
永らく再発盤で愉しんできたHOOSIERのTOPS原盤。まあ、サウンドはワンパターンなんですが、持ってるだけで嬉しい。
その他・・・。
漏れたものとしては・・・
*エルスール周辺でチョー盛り上がりのレッガーダ。聴くと熱くなるんですが、まあそんな何回も聴かないモンかなあ、なんて気もしたりして。
*更に、ORCHESTRE BAOBAB、ISSA EL SAIEH、TINARIWEN、RALPH THAMAR、FRUKO、“ROOTS OF CHICHA”などを入れなかったのは、単なる気まぐれと、ジャンルのバランスなど考えた小賢しい気配りによるものです。
そして、
*VISUAL OF THE YEARはもちろんNANCY AJRAM! アタシの好きだった某AV女優に面影が。。。
*SONG OF THE YEARは2曲同点で、VAN DYKE PARKS“イエローマジックカーニヴァル”(ああ久々ヴァンダイクの快感!)と、UM NANTTIYA“SAWADEE KWAM RAK”の1曲目(あのブラバンアイドルポップが頭から離れない!)
*LIVE OF THE YEARは、LARRY HARLOW。一発目の音で「ああサルサだあ」と仰け反り、あとはただもう圧倒され通しでした。YOMO TOROは何だか置き物のようでしたが。
*MYSTERY OF THE YEARは、山沢晴雄“離れた家”。ミステリーマニアではないアタシにとって“待望の単行本”という盛り上がり自体はピンと来なかったんですが、兎も角、久々ミステリーにコーフンした!
*COMEDY OF THE YEARは、舞台“社長放浪記”。主演の伊東四郎はもちろん、やはり舞台での三宅裕司は圧倒的に素晴らしい! この芝居自体は面白かったけど、ホントは、三谷幸喜の作りこんだホンなんかより、もっとルーズな大衆演劇的な舞台での伊東・三宅コンビの方が好みかな。
*文庫本 OF THE YEARは、田中小実昌“新編 かぶりつき人生”待望の復刊。テキヤ時代の日常を描いた前半が特に素晴らしい。ヤクザ言葉、真似したくなるよなあ。
というような感じで。
2008年はまた、どんなトシになるんでしょうか。観音サマは、今年は大吉をプレゼントしてくれました。齢喰って益々いい加減になっていく自分に満足感を覚えつつ、酒に溺れて時は過ぎていくコトでしょう。それではオヤスミナサイ。
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2007/5/20
シルベリオ・ペソーア、ヒューマンオーディオスポンジ、そして
5月某日、六本木ヒルズアリーナにてシルベリオ・ペソーアのライヴ。
この辺りに来る度、街並みの変貌振りに複雑な気持ちになるワケですが、まあそれはさて置き、シルベリオ・ペソーア初来日公演行ってきました。アルバム1枚だけの予備知識で、半ば興味本位の参加だったのですが、これが素晴らしかった。
アコーディオンやカヴァキーニョなどのアコースティック楽器を軸に、時にダブ的な音響処理など交えつつとてもデリケートなグルーヴを実に品良く纏め上げたサウンド。そしてなんといっても、そのストレートなボーカル! フックの効いた曲作りと好感度の高い誠実なステージング共々、ブラジル音楽などの予備知識の全くない同伴者をして「チャーミング!」と言わしめた、実にポップなパフォーマンスが展開され、終盤のロック色強い盛り上がりの中でルイスゴンザーガの曲を引用するなど、アイデアとバランス感覚にも満ちた期待以上のステージではありました(って、チョット誉め過ぎか)。
5月某日 ヒューマンオーディオスポンジ 今度は横浜みなとみらい。
YMOの3人が久々揃うということで話題を呼んだライヴ。何となくチケット頼んだら取れてしまい、いそいそと出かける。
何やらチャリティ公演とのことでTシャツ販売やら募金の呼びかけ声が飛び交う中を2階席へ。開演が近づくと何故か緊張感が。やはりこの3人の磁力によるものか。
演奏自体は比較的リラックスしたもので、YMOのレパートリーも抵抗無く披露。丁寧な音作りながら新たな刺激には乏しい中、一番の聴きモノは細野・高橋のリズムセクションがタップリ聴けたことでしょう(細野氏、ほぼ全編ベース弾いてたもんなア)。
最後の、「BGM」初演時からは想像もつかない実にピースフルな「CUE」の演奏が、メンバーの今の心境を象徴しているようでした。ああ、海の夜景が美しい。
そして5月某日 「スパイダーマン3」を子どもにせがまれ。
全く期待も予備知識もなく観たせいか、それなりに面白くラストまで退屈せず観終りました。
見どころは何と言っても数十億掛けたという特撮(って今言わないか)で、やたらでかいビルが隙間無く林立するニューヨークという舞台だからこそ盛り上がるフライングアクションのスピード感が爽快。サンドマンなるキャラクターの登場にはかつての東宝映画の○○人間シリーズ(ガス人間とか)を思い出したけれども、もしかしてこっちが元ネタか。
作り手としては、スターウォーズばりの「ダークサイド」エピソードに絡めて反ブッシュイズム的なテーマ云々と説明したいとこかも知れんが、そんなことより、ヘンなミュージカル仕立てで物語を進めるセンスも含め、ヒジョーに大掛かりな「見世物映画」として楽しませてもらうべきものでしょう。なんて。(こっちのスパイダーマンも興味深いネ。)
というワケで、次は待望の、伊東四郎「社長放浪記」だあ!
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この辺りに来る度、街並みの変貌振りに複雑な気持ちになるワケですが、まあそれはさて置き、シルベリオ・ペソーア初来日公演行ってきました。アルバム1枚だけの予備知識で、半ば興味本位の参加だったのですが、これが素晴らしかった。
アコーディオンやカヴァキーニョなどのアコースティック楽器を軸に、時にダブ的な音響処理など交えつつとてもデリケートなグルーヴを実に品良く纏め上げたサウンド。そしてなんといっても、そのストレートなボーカル! フックの効いた曲作りと好感度の高い誠実なステージング共々、ブラジル音楽などの予備知識の全くない同伴者をして「チャーミング!」と言わしめた、実にポップなパフォーマンスが展開され、終盤のロック色強い盛り上がりの中でルイスゴンザーガの曲を引用するなど、アイデアとバランス感覚にも満ちた期待以上のステージではありました(って、チョット誉め過ぎか)。
5月某日 ヒューマンオーディオスポンジ 今度は横浜みなとみらい。
YMOの3人が久々揃うということで話題を呼んだライヴ。何となくチケット頼んだら取れてしまい、いそいそと出かける。
何やらチャリティ公演とのことでTシャツ販売やら募金の呼びかけ声が飛び交う中を2階席へ。開演が近づくと何故か緊張感が。やはりこの3人の磁力によるものか。
演奏自体は比較的リラックスしたもので、YMOのレパートリーも抵抗無く披露。丁寧な音作りながら新たな刺激には乏しい中、一番の聴きモノは細野・高橋のリズムセクションがタップリ聴けたことでしょう(細野氏、ほぼ全編ベース弾いてたもんなア)。
最後の、「BGM」初演時からは想像もつかない実にピースフルな「CUE」の演奏が、メンバーの今の心境を象徴しているようでした。ああ、海の夜景が美しい。
そして5月某日 「スパイダーマン3」を子どもにせがまれ。
全く期待も予備知識もなく観たせいか、それなりに面白くラストまで退屈せず観終りました。
見どころは何と言っても数十億掛けたという特撮(って今言わないか)で、やたらでかいビルが隙間無く林立するニューヨークという舞台だからこそ盛り上がるフライングアクションのスピード感が爽快。サンドマンなるキャラクターの登場にはかつての東宝映画の○○人間シリーズ(ガス人間とか)を思い出したけれども、もしかしてこっちが元ネタか。
作り手としては、スターウォーズばりの「ダークサイド」エピソードに絡めて反ブッシュイズム的なテーマ云々と説明したいとこかも知れんが、そんなことより、ヘンなミュージカル仕立てで物語を進めるセンスも含め、ヒジョーに大掛かりな「見世物映画」として楽しませてもらうべきものでしょう。なんて。(こっちのスパイダーマンも興味深いネ。)
というワケで、次は待望の、伊東四郎「社長放浪記」だあ!
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2007/5/14
ユーチューブ・チュー毒 その1/リンガラ三昧 音楽
いやあ、YOU TUBEサーフィン(?)やってると寝不足でたまりません。
という訳で、『その2』があるのか分かりませんが。
80年代半ば、ワールドミュージック時代直前の日本において、(アタシも含めた)物好きなエスノミュージック・リスナー達にもてはやされ、散々盛り上がった挙句に飽きられ忘れ去られた(?)、あのリンガラ/ルンバロックの猛者達。今、ユーチューブにてその勇姿を拝めます。
ナンつってもヴィヴァ! でもウェンバが....
つーわけでウェンバ!
はにかむニョカロンゴがダンス・ゼケテゼケテ指南
で、ザイコ!
そしてショックスターズ!
更にヴィクトリア!
ランガランガスターズなんてのもいた。
ウェンバ&エヴォロコ?って、イシフィ?
てなワケで、改めて観ると、実に活き活きとしたストリートサウンズ/ポップミュージックですネエ。カッコいいわあ。
昨年のコノノNO.1のライヴ以来、何だか気になっておりました。久々レコード引っ張り出してみましょうか。
2
という訳で、『その2』があるのか分かりませんが。
80年代半ば、ワールドミュージック時代直前の日本において、(アタシも含めた)物好きなエスノミュージック・リスナー達にもてはやされ、散々盛り上がった挙句に飽きられ忘れ去られた(?)、あのリンガラ/ルンバロックの猛者達。今、ユーチューブにてその勇姿を拝めます。
ナンつってもヴィヴァ! でもウェンバが....
つーわけでウェンバ!
はにかむニョカロンゴがダンス・ゼケテゼケテ指南
で、ザイコ!
そしてショックスターズ!
更にヴィクトリア!
ランガランガスターズなんてのもいた。
ウェンバ&エヴォロコ?って、イシフィ?
てなワケで、改めて観ると、実に活き活きとしたストリートサウンズ/ポップミュージックですネエ。カッコいいわあ。
昨年のコノノNO.1のライヴ以来、何だか気になっておりました。久々レコード引っ張り出してみましょうか。
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2007/3/29
ハイそれまでよ〜悲しきわがこころ 喜劇
このブログを友人に見つけられ、こりゃあメンテナンスしなければと、今自分で読んでもピンと来ない記事をカットしたり、前後の繋がりをスムースになるよう手を加えるなどし、さあ、久々に何か書き込もうか、と思ったところに悲報が飛び込んできた。昨年の青島幸男の後を追うかのような、
植木等の訃報である。
我々の世代がリアルタイムで初めて接したクレージーキャッツとは、既にピークを終えた”オジサンコメディアン”であり、なべおさみが溌剌と監督コントを演じる「シャボン玉」の脇役でしかなかった。ドリフの全員集合の休止期間を繋いだ「クレージーの出発進行」での”ズレ”さ加減、かったるさが子供心に(いや子供だからこそ)酷く辛く感じられる、そんな存在であった。植木等については、自分の父親に風貌・雰囲気が似ていた事もあり、なおさら妙に鬱陶しい印象が強かった覚えがある。
そんな思いが、中学〜高校時代にテレビで繰り返し放送された無責任シリーズの映画群により一変していく。荒唐無稽なプロット、ぶっ飛んだ挿入歌の数々、なにより植木等の圧倒的な存在感に惹かれ、次々と映画を探し漁った。それは、同じように東京12チャンネルや深夜のブラウン管に掛けられた昭和30年代のプログラムピクチャーの塊(日活アクション、若大将、多羅尾伴内などなど)とともに、とかく鬱屈したものになりがちな十代の繊細な感性を、実に”大雑把”に変換することに成功したものであった(?)。
同世代の、クレージーファンを自称する連中は大方同じような体験から彼らの魅力に触れていったのではないか。それはやがてある種マニアック/カルトな受け止められ方に発展し、名画座のオールナイトでは怪獣映画と並ぶ人気プログラムとなり、廃盤のレコードに高値が付いた挙句EP復刻が話題を呼び、更に彼らは映画内のバージョン違いに耳をそばだて、より”マニアック”な存在として、谷啓や青島幸男を崇めることになる。
クレージーをいち早く発見し、そのピーク時にブレーンとして接してもいた小林信彦は、そんないびつな状況に苛立ち、「クレージーの魅力は、一番が舞台、次がテレビ、映画は一番つまらない」と定義し続け、我々が”聖典(?)”と崇める「ニッポン無責任時代」を(その魅力を称えつつも)「B級映画」と断じているのは、先日の朝日新聞掲載の追悼文まで一貫している。実際それが同時代的な的確な評なのであろう。それはようやく歳をとってきた我々が、別の対象において小林信彦のような立場を取らざるを得ないケースに何度も直面してきたことからも類推されるものだ。
しかし、残念ながら、その肝心の舞台・テレビなどを追体験することは叶わない。テレビ番組などリアルタイムで観なければ意味は半減ではあろうが、それでも、数年前にビデオとLDで発売された「シャボン玉」「植木等ショー」などの映像をまとめたBOXは非常に貴重なものであった。更なる発掘と、DVD化を切に望む!
にしても、あの、”笑いながら歌う”芸はワンアンドオンリーですね。
ってなこといいながら、合掌。
いやあ、硬いなあ文章。失礼しました。
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植木等の訃報である。
我々の世代がリアルタイムで初めて接したクレージーキャッツとは、既にピークを終えた”オジサンコメディアン”であり、なべおさみが溌剌と監督コントを演じる「シャボン玉」の脇役でしかなかった。ドリフの全員集合の休止期間を繋いだ「クレージーの出発進行」での”ズレ”さ加減、かったるさが子供心に(いや子供だからこそ)酷く辛く感じられる、そんな存在であった。植木等については、自分の父親に風貌・雰囲気が似ていた事もあり、なおさら妙に鬱陶しい印象が強かった覚えがある。
そんな思いが、中学〜高校時代にテレビで繰り返し放送された無責任シリーズの映画群により一変していく。荒唐無稽なプロット、ぶっ飛んだ挿入歌の数々、なにより植木等の圧倒的な存在感に惹かれ、次々と映画を探し漁った。それは、同じように東京12チャンネルや深夜のブラウン管に掛けられた昭和30年代のプログラムピクチャーの塊(日活アクション、若大将、多羅尾伴内などなど)とともに、とかく鬱屈したものになりがちな十代の繊細な感性を、実に”大雑把”に変換することに成功したものであった(?)。
同世代の、クレージーファンを自称する連中は大方同じような体験から彼らの魅力に触れていったのではないか。それはやがてある種マニアック/カルトな受け止められ方に発展し、名画座のオールナイトでは怪獣映画と並ぶ人気プログラムとなり、廃盤のレコードに高値が付いた挙句EP復刻が話題を呼び、更に彼らは映画内のバージョン違いに耳をそばだて、より”マニアック”な存在として、谷啓や青島幸男を崇めることになる。
クレージーをいち早く発見し、そのピーク時にブレーンとして接してもいた小林信彦は、そんないびつな状況に苛立ち、「クレージーの魅力は、一番が舞台、次がテレビ、映画は一番つまらない」と定義し続け、我々が”聖典(?)”と崇める「ニッポン無責任時代」を(その魅力を称えつつも)「B級映画」と断じているのは、先日の朝日新聞掲載の追悼文まで一貫している。実際それが同時代的な的確な評なのであろう。それはようやく歳をとってきた我々が、別の対象において小林信彦のような立場を取らざるを得ないケースに何度も直面してきたことからも類推されるものだ。
しかし、残念ながら、その肝心の舞台・テレビなどを追体験することは叶わない。テレビ番組などリアルタイムで観なければ意味は半減ではあろうが、それでも、数年前にビデオとLDで発売された「シャボン玉」「植木等ショー」などの映像をまとめたBOXは非常に貴重なものであった。更なる発掘と、DVD化を切に望む!
にしても、あの、”笑いながら歌う”芸はワンアンドオンリーですね。
ってなこといいながら、合掌。
いやあ、硬いなあ文章。失礼しました。
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