2018/1/22

私の収穫 2017  


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新年早々インフルエンザなんてエもんにやられちまって、40度の高熱に唸った挙げ句自宅療養の最中。気力も体力も無いけれど(普段もそーか)時間はふんだんとゆーワケで、年初恒例の備忘録作成と相成りました。

昨年、個人的には大した変動も無く、レコードもそこそこ買って何となく聴いて過ごした一年。
それより世の中の移り変わりが益々激しく、色々と考えさせられる日々でした。なんて、面白くもなんともない文章しか思い付かない半病人は、とっとと先を急ぎましょう。

今年は素直に(ほぼ)2,017年リリース作から10タイトル。

*民謡クルセイダーズ/エコーズ・オブ・ジャパン
今年はもうコレに尽きる、ってカンジで、兎に角文句無しにカッコいい。ライブ観たい。副読本ならぬ副視盤として引っ張り出した、ひばり・ちえみ/沢島忠作品のレビュー・シーンにも改めてうっとり。

*細野晴臣/Vu Ja De
今の細野バンドは実に素晴らしく、ライブに行く度に変化があり見逃せない。そんなサウンドを、パーソナルな素材と盤を分け、自らのエンジニアリングによりザラリとした音像で焼き付けた、出色のアルバム。すでに予告される次のテーマ『ラテン』の眩しさが待ち遠しい。

*スカート
インディー時代から支持し続ける一人ユニットのメジャー・デビュー盤。グッと完成度高く、変に力むことがあるボーカルの悪い癖が出てないトコがいい。

*RANDY NEWMAN/DARK MATTER
取りざたされがちな「変わらぬ批評性」とかそんなことではなく、実にバーバンク的なサウンドの大々的な展開に圧倒されました。

*PROCOL HARUM/NOVUM
やはりアタシはプロコル・ハルムが好きだあ。オヤジによるブリティッシュ・ロックの美しさの粋。カンドー的でさえある。

*NICK HAYWARD/Woodland Echoes
レコオヤジにこっぴどく叱られようが止められない、今どきの世の中でこんなピースフルなサウンドで「ビューティフル・モーニング」なんて堂々と唄うヤツいねえだろ的な、誠に稀有な変わらぬネオアコワールド。曲とサウンドが予想を遥かに超えた水準で素晴らしかったワ。

*「ソフト・ロック・ナゲッツ」vol.1-vol.4
ワーナージャパンによる渾身のソフトロック・コンピレーション。お気に入りの曲も初めて聞くモノも、兎に角選曲がバツグン、音質も素晴らしい。アタクシのソフトロッカーとしての立ち位置を再確認させてくれた、ナイスなシリーズでした。

*ROGER NICHOLS & The Small Circle Of Friends/7インチ10枚組ボックスセット
更に! 7インチ・モノ・しかもコンプリートとゆうことで、我らソフトロッカーには最高の贈り物となったのがコレ。

*FRANCO/O.K.JAZZ Lningisa Years 1956-1961
ジャケットも中身も実に美しい。コレを買うために?珍しくエルスールに足を運んだのでした。

*MAGYD CHERFI/CATEGORIE REINE
前作は発売後しばらくたってから気に入って、じっくり聞いておりました。こちらも最初はピンと来ず放ったらかし、写真撮るのに一緒に引っ張り出して作業中に聴き始めたらコレが素晴らしい。手を止めて聴き入りました。1つ年下(!)の同じ蠍座ということに気付く。

こんなとこかしらー。アナログも多少は買ったんだけど、びっくりするようなものは無かったかなあ。諸々お買い物の成果は画像の中に。

ここ最近のお気に入りは何故か、数年前に購入したまま放置、先日突然引っ張り出して聴いてるSunny Ade「HAPPY MOMENT」。いいアルバムだわー。今年はワールドものいつも以上に聴くことになるかあ?

そして、その他の項目はと言いますとー

*ライヴでは、長年好きだったアーチストに初めて接する機会に恵まれ、マッドネス、スパークス、スクリッティポリッティ、といずれも現役感もあり且つオヤジらしい貫禄のステージを観せてくれました。

それにしても、年取ったロックミュージシャンの身の振り方・死に方、っつーのは、今後益々大きなテーマになっちゃうんだろうなあ。見ちゃいらんない、みっともないケースも少なくないし。あからさまな商売の展開(〇十周年なんたらの連発とか)されるより、恒例のニューイヤーロックフェスで見かけるボロボロのジジイ・ロッカーの方がいっそ好ましいかも。

そこで(勿論テレビで)見かけた近田春夫の新ユニット『活躍中』、チャンと新しいコトやってるとこが流石。是非ライヴを観たい!


で、
*ベスト・ムック・オヴ・ジ・イヤー「不良番長・浪漫アルバム」
遂に出た!杉作J太郎による愛情溢れる研究・ガイドブック!
世の中で何故こんなに語られないんだろうか不良番長。そんな疑問には答えてくれませんが、いつもの浪漫アルバムのスタイルで、全16作を隅々まで、必要以上に徹底解説。読んだ勢いでツタヤのアカウント再登録して全部観倒してやるーと意気込んだものの途中で挫折中。ま、ワンパターンだしあんまし続くと飽きるのよねえ、って、ここに疑問の答えが。
兎に角アタシの尊敬する山城新伍兄イの、銀幕での最も素晴らしいお姿が散りばめられたシリーズです。

*ベスト・ミステリー・オヴ・ジ・イヤー
今年はジョージ・P・ペレケーノスに出会った年でした。一級のハードボイルドで音楽ネタもディープ。未読の山に手を伸ばすのが楽しみ。

さらに、
*ベスト・ミュージカル・オヴ・ジ・イヤー 『LaLaランド』
芸達者なダンサーが1人欲しかった、など欠点はあるけれど、懐かしく新しい音楽の質の高さに支えられ、ミュージカル映画が持つべき愉しさにあふれた愛すべき小品。“こんな取るに足らないお伽噺を喜んでる場合か”みたいな御託を並べる社会派もどきが未だ存在したことに驚き。だってミュージカルなんていつの世も取るに足らない夢物語。アタシゃ兎に角、冒頭の群舞で号泣いたしました。

(そういえば小林信彦氏が倒れたと聞いたとき、ああLaLaランド評が聞けなかったあ、と悔やんだものだったが、その後氏は無事に、そして不気味?に復活中。再開した文春コラムの得体の知れなさから今目が離せない。)


とゆーワケで。何だか書いたものを読んでみるとすごく無邪気に色んなものを楽しんでることになってるけど、日々そんな雰囲気じゃなかったかなあ。

インターネット(程度のもの)が世の中に良くも悪くも物凄い影響を与えた10年を見てると、今もてはやされてる「AI」ってヤツ、このまま調子に乗って開発進めてダイジョブなのかしらん、と思う。まあ、ロボットに支配されるみたいな安っぽいSF展開ではなく、人間に対して、何か予想もつかないような影響がでてきたりしないか、心配だわー

柄にも無くそんなことなど憂いつつ、本来的な意味でリベラルであることを肝に銘じ、体力つけてバカバカしいことを命がけで追及してこうと思う今日この頃。
今からでも遅くない、アタシャ2020・東京オリンピック反対だあー

※嗚呼、サンダーキャット入れ忘れたーー



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