「遊星先生のすくすく!育児教室(運動会編)(後編)」
家庭・育児
※注意
この日記は後編です。
前編を未読の方はまずそちらからお読みください。
席に戻ってもらったトイレットペーパーで涙を拭いていると、
ヨメが次の競技はこれよ!と言って「玉入れ」と書かれた紙を渡してきました。
た ま い れ
玉入れ、いいですよね。こういうシンプルな競技を求めてたんですよ。
おたまにボール入れて走らされるよりはずっといいわけで、よーしパパ玉入れ頑張っちゃうぞー。
それにこの僕、玉入れという競技にはちょっとうるさい人間でして、
地元では
玉入れに定評のある遊星と呼ばれてますからね。
時間が空いたときは大体玉入れの練習してますし。夏の全日本選手権も優勝を狙いますし。
僕の玉入れする姿を見て、
病気の子供が手術を受ける気になったからね。
最近欧米ではエアー玉入れが人気で・・・まぁエアー玉入れの話はいいか。
まぁそれはともかく、玉入れは家族3人で参加し
たかしに玉を渡して投げさせたり、たかしを肩車してカゴに入れさせたり、
ヨメの背後から
ポコポコ玉を背中に当てたり
ヨメの背後からポコポコ玉を足に当てたり
ヨメの背後からポコポコ玉を頭に当てたりして日頃の恨みを晴らしました。
いやー玉入れっておもしろいですね!
最後らへんはさすがにばれて
ヨメにローキックを食らいましたが、
とにかく楽しくなってきた!運動会が楽しくなってきたよモヒョー!!
さぁ次の競技はなんだ!次の競技はなんだカモーン!!
ヨメ 「
1500m走よ」
あ、僕おなかが痛いんで・・・。
というかちょっと待て、なんだ1500m走て。明らかに運動会の競技じゃないだろう。
係員さんに聞いてみるとこの地元の運動会では毎年やってる競技で、
下は小学生の幼女から上は50歳超えのお父さんまで幅広く参加できる競技なのだとか。
ちくしょう、どうりで小学校に来る途中で道路に矢印が書いてあったわけだ。
あれはコースの説明だったんだな。
んでこの1500m走は任意参加の競技らしく、参加をするためには競技開始の1時間前までに
受付で申請しなければいけないとのこと。いいじゃんもう。参加しなくていいじゃん。
しかしながらヨメは3位までがもらえる景品の
電気ポットに欲がくらんだのか、
今にも係員さんに「
成人男性1名で」とか言い出しかねない状況です。
大体普段から走ることなどほとんどない私が1500mなんて無謀もいいこと。
ここは一つ、ヨメを説得して参加を諦めてもらうことと致しましょう。
「オホン、いいかいヨメ。私は正直マラソンが苦手だ。ジョギングだってここ数年したことがない。
正直3位以内なんてとれる自信はないし、明日も仕事がある。
ここで筋肉痛になるのもバカバカしいから参加する意味なんてないだろう?
うん、そうだ。そうに違いない。きっとそうに違いない。
どう、わかってくれたかい?(ニッコリ)」
「あ、成人男性1名でお願いします」
聞けよ人の話を!!(怒)
1500m参加決定。なんだ1500mて。100mを何回分だ?
お前1500mだぞ?俺がそんな距離走れるわけないだろう!
なぁもうお前が走れって!お前が走れよ!なぁ、なぁ、なあ!!
「ほーらパパが走りますよー。パパ頑張れって言ってごらん?」
「ぱぱがんばれー」
「ぱ、ぱぱぱ
パパ頑張るー!!」
Runner
爆風スランプ
作詞:サンプラザ中野
作曲:Newファンキー末吉
雨を避けたロッカールームで君はすこしうつむいて
もう戻れはしないだろうといったね
瞳の中風を宿した悲しいほど誠実な
君に何をいえばよかったのだろう
かげりのない少年の季節はすぎさってく
風はいつも強く吹いている
走る走る俺たち流れる汗もそのままに
いつかたどり着いたら君にうちあけられるだろう
グランドに忍び込んで芝生の上寝転んで
星の数をかぞえて眠ったあの頃
かかえきれぬ思いを胸に
君は軽くほほえんでふり帰らずこの部屋を出て行くのか
飾りのない少年の心は切りさかれて
夢はいつも遠くみえてた
走る走る俺たち流れる汗もそのままに
いつかたどり着いたら君にうちあけられるだろう
たとえ今は小さく弱い太陽だとしても
言葉もない俺たちひどく熱かった日の夕だち
かげりのない少年の季節はすぎさってく
風はいつも強く吹いてる
走る走る俺たち流れる汗もそのままに
いつかたどり着いたら君にうちあけられるだろう
たとえ今は小さく弱い太陽だとしても
言葉もない俺たちひどく熱かった日の夕だち
結果:34人中23位。
・・・・。
い、いやそりゃ微妙な順位だよ?3位以内なんて無謀な順位だよ。
そりゃもらった景品は電気ポットじゃなくてサランラップだけどさぁ。
でもパパ頑張ったんだぜ?普段マウスより重いもの持ってないパパが頑張ったんだぜ?
そうだ、このサランラップを家宝にしよう。遊星家の家宝にしよう。
遊星家の家長に代々受け継がれていく家宝にしよう。うん、そうしよう。
だからこのサランラップを我が愛する家族である
ヨメと
たかしと
いまヨメのお腹の中にいる2人目の子供に捧げる。

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