5〜6年前、面識無いのにスーパーマーケットで自分の名刺を渡し、
近所の医院では無理やりCDを渡し、
時々メールのやり取りなどさせて頂いていたものの同じ楽器同士。
国立音大の大先輩で憧れの方、山下洋輔氏とついに接近遭遇することができた。
実はジャズ研のセッションなどでお会いできないものか、と前々から企んでいましたが、
私が現役学生の頃はJazz研も無く、今年ヤマノで三連覇を遂げたBig Bandも発足したばかり。
それに私がジャズを始めたのは、大学を卒業してからですから、正直、現在の国音のジャズサイドとは接点が無かったのです。
ところが!!
縁とは不思議なもの‥
ジャズ研の部長だった、はるにょんさんとMIXIで巡り合い、
ジャズコースの講師のtoruさんの日記で池田篤さんもジャズ研のセッションに時々参加されている事を知る‥
そして更に日記でtoruさんはセッション参加を呼び掛けて下さった。
‥という訳でまず晴れて私もジャズ研セッションデビューを果たしました。
toruさん、篤さんとの再会も果たしました。
これは十月の話です。
入り込んでピアノを弾く私‥
素敵な現役音大生との交流も始まり‥
かなりいい感じになってきた矢先の事‥
副部長だったあやはにょんの日記で、文化の日芸術祭で、洋輔さんのライブとセッションがある事を知りました。
洋輔さんにメールしたところ、大変ウェルカムなお返事を戴くと同時に、「楽しみにしております」という、ありがたいお言葉!!
急に緊張してくる山本‥
果たして洋輔さんの前でちゃんと演奏できるのだろうか?
さあ11/3.時間ぎりぎりに到着したら、
なんと会場は黒山の人だかり‥
ステージが全く見えない!!
どこに何の楽器が有るのかさえ見えない。
諦めて、振舞って頂いたコーヒー片手にスタッフの荷物が置いてあった椅子を調達。
最後尾でゆっくり洋輔さんのライブを座って音だけ聴くことに決めた。
どうやら一時間程ライブが有り、その後アフターアワーズのセッションになるらしい。
お客さんの後姿しかみえないが、
一曲目のピアノソロ「ラウンドミッドナイト」そして数人によるフリーフォームの演奏を堪能!!
(とても素晴らしかった)
三曲目の進行をOBてっちんさんが任され、次は学生を交えての演奏であろう。。
と思っていたら、何と私の名前が呼ばれてビックリ!!
大体ステージが見えて無くて状況がまるで分らない。
とにかく人を掻き分け、荷物を踏んづけながらようやくピアノの所にたどりつきましたよ!
まずは洋輔さんにご挨拶し、同じく呼ばれたBassの笠原さんと再会の握手を交わし、ピアノに座る。
ブルースでしたね!
さてセッション二曲目はピアノの椅子を部長はるにょんに渡し、コンファーメイションを袖で鑑賞。
ここで再び洋輔さん登場し、バイオリン、ホーン隊とチュニジアの夜。
納得のコンピング、そして構成と説得力が素晴らしいソロのとどめは、超高速弾きと肘でのクラスター!!!
やった!久しぶりに見た、聴いた。こんなに近くで!!
盛り上がる場内‥喜ぶ山本…
そして。
洋輔さんは立ちあがってピアノの椅子を明け渡して下さった。
…が誰も弾きそうもない‥
副部長あやはにょんに聞いても遠慮するばかり
う〜ん…
自殺しに行くか、、
覚悟を決め、ピアノの所へ。
ベースソロのコンピングから。
そしてピアノソロ。
とても難しかったです。
本当に本当に。
私の演奏は全く滑ってしまいましたが、
大勢の人たちをあんなに喜ばせる事が出来ると知った。
そのテンションを私が落としてしまった事、お客さんへの申し訳ない気持ちと悔しさが混じり、
私でなく、若手の誰かに譲るべきだったかと考え込みました。
でも、この経験は本当に素晴らしかった。
同じ曲を山下さんとセッションさせていただいた事。
一生の思い出になった。
そしていつか私も、満場のお客さんを喜ばせるようなパフォーマンスをしてみたいと、
切に思った。


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