2006/11/18

『ホッテントットエプロン-スケッチ』 @秋葉原UDX/アキバ3Dシアター  映画

昨年5月に下北沢で上映された映画「眠り姫」。
その映画と同じ監督、音楽のコンビでの作品。
今回もその時と同じく、生演奏付きの上映ということで楽しみにしていた。
まだ出来て間もない、200人弱ほど入るゆったり落ち着けるホール。
仕事帰りに向かって開場から5分ほど遅れて到着したら、客席の半分は既にほとんど埋まっていた。
当日券のお客さんもぞくぞくと入り、補助席まで満席!

開演からしばらく経って、スクリーンの幕が開いた。
それから、スクリーンの前に演奏者の方たちが登場。
黒で揃えた衣装に、映画の共演者でありながらも裏方的な雰囲気が漂う。
映像に合わせハープのたおやかな音色で始まる。

自分の体にアザがあると確信した少女が、そのアザをめぐって不思議な世界に迷い込む。
ダンボールのつぎはぎで作られた小屋、一面真っ赤な毛糸が敷き詰められ、自分とそっくりな人形(お腹のところにはアザが)の置かれた部屋、目の前をふっと横切るネズミ男。
それらの場面が、断片的に映し出されてつながっていく。

音楽も演奏を聴かせるというより、台詞のない映像の「声」となって映像を効果的に語っていた。
ハープ、クラリネット、トランペット、オルガン、パーカッションというそれぞれ独立した特徴を持つ楽器の編成が、この映像にとても相応しく思えた。
ネズミ男はいつもクラリネットを吹いていて、それに合わせて目の前でクラリネットが演奏されているというのが、とっても贅沢に感じた。

結局その女の子の体にアザがあったのかは分からない。
きっとその『アザ』というのは、自分の中にある自分にしか分かりえない心の痛みや叫びだったのかもしれない。
ラストの方であった、陽の差し込む明るい野原を歩く姿と、薄暗い部屋の中で身の置き場のないような行動をとる姿が交互に映し出されるシーン。
その場面が、彼女の心の叫びとそこから前へ抜け出ようとする気持ちを表しているようだった。野原のシーンでのオルガンの音色が優しく響いていた。

随所に登場する毛糸や植物などの「赤」が印象的で美しく、不思議な夢を見たような感覚だった
0





2006/11/20  19:20

投稿者:miwa

>みかんさん
そうですね〜。
生演奏だったからこそ、より映画の世界に引き込まれたように思います。
贅沢な時間でした♪

2006/11/20  18:01

投稿者:みかん

miwaちゃんこんばんわ♪
演奏つきの映画って贅沢〜〜。
同じ画、見ても感動がきっと違うだろうね。
心への沁み込みかたがきっと違うとおもうな♪

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




Powered by teacup.ブログ “AutoPage”