19歳。
思春期真っ只中。
あの頃はまだ、純粋だった。
家族から離れてくらし、すごく孤独感を抱えていた。
友達は回りにいっぱいいて、毎日楽しく暮らしていたように見えたけど、
くったくなく、毎日毎日よく笑っていたけど、
心の中は空虚だった。
離れてしまった家族は、もう私のことなど、すっかり忘れてしまっているように思ったり、
そんなはずはないのに、この世の中に、両親の愛情さえも消えてしまったように感じていたあの頃。
目の前に、証明されるものがなければ、何も信じられなかったあの頃。
誰かにすがりつきたかったんだよね。
愛が欲しかった。
愛されている実感が欲しかった。

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