ゲイ・コミュニティ、あるいはゲイ個々人を取り巻く環境は、この十数年、大きく変化しました。
僕が学生のころ、新宿二丁目はまだまだ「フーゾク街」と言われてもあながち否定しきれない趣きで、ちょっと怖いイメージさえありましたが、今となっては、浜崎あゆみや深田恭子が夜遊びにくる、さながらテーマパークの観を呈するに至っています。
一般メディアにおいても、ゲイの取り上げ方は様変わりです。90年代前半、山口達也や西島秀俊がゲイ役を演じた「同窓会」や「あすなろ白書」といったドラマの影響は小さくなかったと思いますし、つい最近は、NHK教育テレビでも、セクシュアリティを自認していく生徒に焦点を当てた「中学生日記」が放映されました。
さらに、海外に目を転じれば、すでにフランスがPACSを制定して、同性カップルにも異性カップルとほぼ同様の諸権利を制度化してから久しく、また、同性婚の導入については、オランダ・ベルギーのみならず、スペイン・カナダへと拡がりを見せています。
遅まきながらわが国でも、今国会に提出が予定されている「人権擁護法案」において、差別の対象となるもののなかに「性的指向」が明記され、いよいよその成立を待つ段階に来ています。
しかし、こうした環境変化のなかにありながらも、ゲイのあり方、ゲイ・コミュニティのあり方それ自体については、十数年前の環境を前提にした思考を引きずっているケースが少なくないと思われるのです。そろそろ、新しいゲイのあり方について、みんなで考えてみませんか?
というのが、このブログを立ち上げるにあたっての気持ちです。
なお、不定期更新ですので、たまーに見にきて頂けたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。
Nouvelle GAY, depuis 5 fevrier 2005.

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