季節が少し戻ったような、小雨ちらつく土曜日、翁長吾央選手の
応援で後楽園ホールに行きました。
土曜日のホール…というと、ドームのプロ野球といつも重なる事が
多く、果たしてこの日も水道橋で下車すると、スゴイ人の波…。
しかもなぜかギャル(激死語)が多いような、それもピラピラ、
フリフリの服装なので、(いや〜、最近は野球もおねえちゃんに
こんな人気なの?)と思ったら、水道橋駅前になにやら書いた
プラカードを掲げたたくさんのギャル(また)が。
『チケット、譲ってください!』と書いてあり、納得しました。
少なくとも、後楽園ホールのチケットでないことは確かです。
ドームに近くなり、見上げると『KAT-TUN』の文字…納得です。
雨で地味な格好だったし、なんとかそちらに巻き込まれずすみました。
さて、KAT‐TUNほどではありませんが、この日のホールも熱気に
包まれ(というか、ホール内、暑い!)、私の座った東側席、吾央選手
応援団か?混んでます。
・・・と思ったら、前の席には先ほどトイレで出会った賑やかなフィリ
ピン人らしき女性軍団が…。吾央選手のお相手、リチャード・ガルシア
選手の応援団でしょうか。
この日のカードは6組。少なめですね〜。
私が到着すると、すでに2試合目が始まっていました。
北澤ジム、芦川尚史選手VS山龍ジム、山都テツロー選手は
会場からの“アッシー”コール(笑)を受け、芦川選手の判定勝ち。
第3試合、高校3冠の岩佐亮祐選手(セレス)が登場。岩佐選手は、
昨年秋、代々木体育館で又吉選手の戦慄の対戦!を観戦した折に
観ましたが、なるほど見るからにオーラっぽいものを感じる、
スピードもあり勘も良さそう、いい選手だと思うんです。
戦績も3戦3勝2KOだし、実績もあるのに、何で??この相手
なのでしょう?
プログラムには載ってなかった(なんで?)のですが、ネットで調べたら
5戦全敗、しかも4戦がKO負け。これって、かま・・・・・
いかにも『軽い軽い!』と言わんばかりの表情の岩佐選手、試合と
言うより、練習〜!!って感じでノーガード。
ウォーラウット・ムアンシマ選手(タイ)を2R、絵に描いたような
KO勝ち(3回も倒し)。 う〜〜〜ん。他に相手いないの??
ムアンシマ選手、このあいだ沖縄で観た某選手(8戦8勝8KO)の
次戦に呼ばれても行きませんように・・・
さて、第4試合。
気分を変えて、以前吾央選手と“ホープ”対決した、奈須勇樹選手登場。
なんとなく、観るたび印象(外見)変わる感じするのですが、今回は
髪は地味目ながら、やはり派手なガウン、トランクスもキラキラです。
新田ジムの柳 直大選手、出身地が藤沢市・・・(地元だ)
ということで、応援しましたが、奈須選手は初回から絶好調の様子。
柳選手もがんばって粘りましたが、3Rに2度ダウンして、浦谷
レフェリーが柳選手を抱きかかえ、止めました。
このストップは的を得ていましたね。浦谷さん、ナイス、柳選手は残念
でしたが、奈須選手嬉しそう・・・。吾央選手と同じ控室で、お話された
のでしょうか?
さて、いよいよ・・・というか、もう?!って感じなのですが、
翁長吾央選手登場!・・・緊張します。
まず青コーナーから、リチャード・ガルシア選手入場。
リングに上がったガルシア選手、あかる〜い雰囲気で軽快に飛び回り、
両手を挙げてご挨拶。思った以上に陽気なフィリピンのおにーさんです。
妙〜にリラックスしたガルシア選手の待ち受けるリングに向かい、
翁長吾央選手が静かに入場…。あっ、今回はいつもの琉球音楽(仲里
選手と同じ)じゃなく、違う曲です。
やはり沖縄の旋律と歌詞ですが、少し静かでいい感じ。何て曲かな?
トランクスもシューズも新しい、深みのある赤で、いつものように
ベルトラインに555の文字。吾央選手の赤は初めて見ましたが、
なかなか似合ってます。
ガルシア選手はブルーのトランクスでわかりやすい。ガルシアコーナー
にもきちっと挨拶した礼儀正しい吾央選手。1Rが始まり胸はドキドキ
鳴っています。
いつものようにジャブを細かく出し、冷静に相手を窺う吾央選手。
しかし突如素早く仕掛け、活きのいいボディを叩き込みました。
ちょっと戸惑った表情のガルシア選手。
序盤、吾央選手、勢いを感じ、調子良さそうです。
ボディから上へ、いい一撃も決まり、ややふらっとしたガルシア選手に
応援も沸きます。
これならイケル!と思ったのです。
しかもいつもよりちょっと激しさも加わったような、やや荒っぽい動き…
うまくクリンチにまわるガルシア選手を思わず投げ出すなども見せて、
今日はアクティブ…と思ったのですが・・・。
ところがどうしたことか、6Rくらいから吾央選手の勢いが静まり、
反比例にガルシア選手が追い詰めるようなカタチになりました。
あれ??どうしたんだろう・・・会場からも、『ごお!!右出せ!』
『ボディが効くんだよ!!』などの声が。
『イケイケ、オナガ!!』の大合唱がず〜〜っと切れ間無く続き、
それに混じって『に〜に〜!』と可愛らしい声(いつものさくらちゃん
ふぶきちゃんだ)もよく聞こえます。
会場はヒートアップしましたが、なんか次第にガルシアペース。
前の列のフィリピン女性軍団も喜んでエキサイトしています。
エキサイト、といえば吾央選手も、いつになく“投げ”が多い…。
これもガルシアの演技かもしれませんが、やたらスリップしまくる
(相手の減点を狙って?)こんな場面がめっきり多くなりました。
う〜ん・・・このまま行ってしまうのか?もしや、こぶしを折ったとか?
など考えているうち、もう終盤。
ガルシアはとても柔軟な感じで、試合慣れてうまいと思いましたが、
吾央選手がもらった決定打は無かったと思います。
序盤のパンチとスピードに警戒したのか、ガルシアからもカウンターは
もらわなかったものの、後半の吾央選手がおとなしすぎた印象で、
すぐ隣からは『つまんねぇ〜』などの声も。
それより何より、先ほどからず〜〜〜っと私の斜め後ろで、いかにも
“俺は通”めいた解説をしまくっていた男性の声が、非常に
耳障りでした。
(それについては後で書きます。くだらないので、興味なかったら
飛ばしてください)
悪いことに、バッティングで頭部(また?)と片方の耳をカットして
しまい、吾央選手、耳が真っ赤で痛ましい…。
見た目にも、不利な状況で、なんとかカウンター1発が決まって、
試合を裏返してほしい!と(シーサーさんに)祈りましたが、ついに
最終ラウンドまで状況は変わらず。
試合終了、両手を挙げて歓喜の表情のガルシア選手。フィリピン軍団も
カメラを構え、ひゅーひゅー言ってます…。
・・・ヤバイ、もしや負けたのか??
初めにコールされたのはガルシア選手でした。97−95。
固まりましたが、次に『97−95、翁長!』と聞こえ、周りからは
『ドローか?』の声。
果たして、最後は『96−96』で、三者三様のドロー。
判定を聞いても納得の表情のガルシア選手、吾央選手を抱き寄せて
力強く抱擁・・・。
わ〜〜、凄い接近ですね・・・・・恋人同士みたい(失礼)。
なぜかほっとしてしまいました。
そうですね、私もドローくらいかな?と思いました。後半押されて
カットもして、印象的には悪かったですが、前半のあの鮮やかな
ツバメ返しの如き有効打は、やはり吾央選手だけの持ち味です。
それを観られただけでも、私にとっては良かったです。
ガルシア選手、やはりさすが世界12位です。目につかないような、
巧さがあるのだと思います。吾央選手、安全運転過ぎるという声も
上がり、私もそれは少し感じますが、実際闘ってみなければわから
ない、あれだけの“職人級”技術のある吾央選手が用心深くならざる
を得ない危険な巧さを持っているのでしょう。
思い切って攻撃に出てやられるか、ドローでも負けてないボクシング
をするか…。じゃなくて、やられずにどう切り崩していくか。
きっとこれをベースにして、また進歩して出てきてくれるはず。
ガルシア選手、意外なことに『負けたと思った』とコメントした
そうです。オナガ、強かった…と評価したとか。
世論はごちゃごちゃ言ってますが、世界12位にそれだけ評価
されれば、胸を張れますね。
吾央さん、ゆっくり休んで(美味しいもの食べて)また元気な姿を
見せてください。
ここで5分間の休憩があり、ほっと息をつきました。そういえば、
“ボクシングトリオ(中真会長命名)”のhiroさん、ターザンさんは
どこだろう?会場を見渡しましたが見えません。
メールしようか?と思ったら、もうメイン始まる様子です。
“バズーカ”細野悟選手、けっこうタイプです(内緒)。
試合も、真っ向勝負で好きなのですが、あれだけのハードパンチャー
なのに、キュート、ですよね?
キュートで胸板が厚いってところが…いや、これは余計なことで。
福島県いわき市出身ということで、ほのぼのとした入場シーン。
対戦相手、フェルナンド・オティク選手は同級12位のこれもフィリピン
選手。
戦績は書いてないのですが、けっこう強気に出て来て、至近距離から
パンチ打ち込んできます。
何発かもらった細野選手でしたが、いきなりバシッ!とボディに
重そうな一撃が入り、オティク選手よろけました。
湧き上がる場内・・・やっぱり、スゴイ音、早くもKOの予感ありです。
それでも、オティク選手、根性ありそうで前に出て来ては果敢に打って
来ます。2Rも細野選手、時折顔面にもらいつつもボディを入れる。
ちょっと苦しそうなオティク選手、それでも粘って続く3R。
狙い澄ました一発のボディが決まり、オティク選手は思わずダウン。
効いてます・・・レフェリーがここでストップ。細野選手、3RTKOで
連続KO防衛。戦績も15戦15勝(12KO)と、凄いです。
あとは、ご本人もインタビューで言われていましたが、もう少し
相手からもらわなければ、ですね。
それでもこの正々堂々としたスタイルが細野選手の魅力なのでしょう。
ボクサーそれぞれ、自分の持ち味を貫けば、それでいいのではないので
しょうか。周囲で何と言われても、人のためにやっているのではない。
自分のために闘うことで、観る者にもその勇気や魂が伝わっていけば、
それに越したことはないでしょうけれど。
少なくとも、自分を理解もしようとしない(ただの野次馬)連中は、
無視していってほしい、と心から思います。
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≪場外乱闘コーナー≫
え〜と、こんなに長くなった上に読んでいただいた奇特なかた、ありがとうございます。
上でも少し触れたのですが、ほんとうに頭にきました。試合全般に渡って、ずっとコメントしまくり
しかも選手をけなしまくり。それも選手のことよくわかってる人ならうんちく傾けるのもまだいいの
ですが、この人(私の斜め後ろ、連れの女性はボクシング初観戦みたい)吾央選手の名の読み方も
わからず、『おきながじゃないの?555ってのはなんか意味あるのかなー』なんて言ってる。
そんな意味も知らず、よくも知ったかぶって、さんざんけなしまくれますよ!『戦績すごいけど、
何だよ〜〜、しかも投げるのはいけないよ、ボクシングなんだよ、プロレスじゃないんだよ、
投げるってのは自信がなくて焦ってる証拠だよ、ああ〜〜、きっと日本だから判定では絶対日本人が
勝つことになってて、救われたねえ〜〜』・・・救われないのはアンタのアタマだよ!って後ろ向き
言おうかと思いました。日本人が2人判定負けしてるのも、ガルシアがどれほどの選手かってことも
絶対知らないだろうし、まあそこそこのフィリピン人相手に何やってんの?と言わんばかり。
しかし、岩佐選手はほめまくり…。相手が違うじゃない!!それだけではありません。
『あ、写真は試合中撮ったらダメだよ! インターバルだけならいいんだよ、え?撮ってる人いる?
(たぶん連れの女性が私を指して聞いたのでしょう) いやいや、ダメダメ、フラッシュ焚く、
たかないの問題じゃないの!発光しなくても、カメラのレンズをボクサーが見たら動揺して、そこへ
パンチ喰ったらキケンでしょ?(ほ〜、新説だ…)カメラマン?ああ、記者ならいいんだよ、仕方ないからね』
ちょっと吹きそうになり、もうこんなアホな人相手に真剣に怒るのやめよう…と思いました。
私は、といえばその後も全く動ぜず、静かに撮影していました。・・・まあ、選手を気遣っている点は
かすかに認めますが…相変わらずフラッシュ焚いてる人もやっぱりいますから。
しかし、吾央選手を撮影したかったお連れの女性、お気の毒様です。
帰りがけ、ちらっと後ろ見たら、なんか石けんのようにツルッとした顔の、どうってことのない
(30代くらい?)あんちゃん(おっさん?)でした。
これからは、555の意味くらいおべんきょうしてきましょうね〜〜
☆そうそう、hiroさん(昆虫博士)はホールに辿り着いたとき吾央さんの『ドロー』コール聞き
今から入るんじゃ…と思い、ホール外で待っていてくれました(途中で私にメールくれたのに
気づかなかったのです…ゴメンナサイ)。
7月から、今のT大つくば研究所から、なんと海外転勤になってしまうとか…。さ、さみしいです。
アルゼンチン蟻とかを現地で研究するらしい。とりあえず、6月に親しい人達で『祝!転勤の会
(お別れ会ではないです!また会えるので)』やろうということになりました。
☆ターザンさんとも合流・・・『とりあえずほっとしたね』とか沖縄での試合の話か、変更なければ
いいですねとか(その後変更に…)ささっとお話して別れました。夏の沖縄でお会いしましょう!
さくらちゃん(ふぶきちゃんとお話しなかった…)は、吾央さんの血を見て、泣いちゃったそうです。
いつも元気な声援ありがとう。
お父さんお母さんもおつかれさまです!
沖縄、無理ですか?MS選手のほうがいいですよね・・・??う〜ん・・・
☆1Fホール前でみなさんとお話してると吾央選手ご一行、出てらっしゃいました。
全然、顔、キレイなままで(実際もらってない)ちょっとほっとしました。
いつものかすれた声で、『来ていただきありがとうございます』と言われましたが、どんな時も
周りに気配りしてますね。こういうところも、FANを惹きつけるのでしょう。
その後、出ていらした細野選手と一緒に写真撮らせていただきました。
細野選手ありがとうございます(hiroさんいつもすみません)。
mixiには載せましたが、許可いただいてないし、ミーハーなので載せません。

・・・って、載せてる・・・(スミマセン/控えめに)

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