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2005/10/12

ラジカセ分解顛末記  電化製品(PC関連以外
うーん、やっぱり家電とPCは別カテゴリに分けた方がいいかもなぁ。
でも過去に投稿した記事のカテゴリ再分配できないしなぁ。
…この議題は棚上げで。

今まで、過去の記事を参照する方法が分からなかったんですが、やっと出来るようになりました。
(手作業でリンク張ってるけどね…)
というわけで、この記事は「ぶっ壊す覚悟で」の続きです。
URL、単純に通し番号だったのね…。
このブログ、個々の記事(エントリーっていうのかな)のURLがどこにも書いてないのよね。

↑について調べてる時にとんでもない事に気がついてしまったんだけど、それはまた記事を改めて書きます。
さて、まずは謝罪。

■sinさん
誤解を招く書き方をしてしまってすいませんでした。
前回の「今日はここまで」というのは、「記事を書く」のを「ここまで」という意味で、ドライバーのグリップ削っただけで作業をやめたという意味ではありませんでした(汗笑)。

で、分解作業についてですが…。
えーと、記事に書きにくいなあ。
別に記事を書く為にわざわざ起こしたイベントじゃないし、真面目に格闘してたからネタにし辛いというか。
今にして思えば写真撮りながら分解すればよかった…けど、そんな精神的余裕は無かったし、写真撮るためにもう一度バラすなんてとんでもない話だし。
(それで壊れたら目も当てられない)

結論から言いますと、MDデッキはレンズを綿棒で軽く撫でただけで復活しました。
あんなに頑固に読み取らなかったのに…。
ま、自分で直せる程度の問題で良かったですけど。
レンズクリーナーあればそれで直ったんだろうなあ、なんでこんな苦労して分解してるんだ?とか、ふと虚しくなったのは胸の内にしまっておきましょう。

まずは、今回の戦いで尊い犠牲となったドライバー君をご紹介。

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一般的なグリップのドライバーだったのですが、深い所にあるネジを外す為にグリップを削られた結果、こんな姿に。
これでもギリギリで届く程ネジ穴は深く、細いのでした。

では分解に取り掛かりましょう。
なーに、ラジカセなんてチョロいモンですよ。
CD、MD、カセット、ラジオ、個々のメカニズムは独立して完成されていて、それを集中制御しているはず。
特にMDユニットは、(多分)他の部分よりも独立ユニット化の完成度が高いはず。
そうであれば、取り外しも簡単なはずだから、他の部分には触れず、さっさとMDユニットを取り出してしまえば、あとはじっくり修理できるはず。

という楽観的な考えは、ちょっとだけ甘かったのでした…

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途中段階の写真が一枚もないので、いきなりバラし終わった後の写真です。
汚い布団の上で作業して、そのまま撮影しました。
(だってこの状態から動かせなくなるとは思わなかったんだもん)
大変見苦しい物をお見せして申し訳ありませんorz
分解作業順に番号振ってみました。

1:ケース本体。
左側にアンテナと繋がってる基板が、右側には電源ユニットが入ってます。
この写真は動作確認後に撮影したので電源ケーブルが繋がってますが、分解時は外しました。
外す時あんまり固くて、力を入れたらコネクタの角が割れたw

2:トップパネル。
カセットデッキとCDデッキが並んでいます。
ここまでは楽に外せた。

3:フロントパネル。
スピーカーと操作系統基板がついてます。
これに5のフレームがネジ止めされてました。

4:メイン基板。
一番厄介だったのがこれ。
3つのパネル全てと繋がってる上に、フレームに被さるようにネジ止めされてて、これを外さないとMDデッキが外せない。

5:フレーム。
メイン基板を取り付けるフレーム。
これ自体はフロントパネルに数本のネジで止まってるだけで、楽に外せた。
内部にMDデッキを組み込むようになっている。

6:MDドライブのケース。
ワープロ分解した時も、フロッピードライブがこんな感じのケースに収まってたなあ。

7:やっと辿り着きました、お目当てのMDドライブです。

先述の通り、MDの修理は綿棒でレンズを極軽く撫でただけで、特筆するような事はありませんので、分解時の苦労話をしましょう。

それは2のトップパネルを外した時の事。
MDユニットは6のケースに完全に覆われていて、2本のフレキ(ペラッペラのケーブル)が挿さっているだけで、回路的に取り外すのは簡単にできました。
ユニットの固定は、メイン基板を固定するフレームの裏側に、ユニットから出ているツメをはめ込んでスライドする事で行っているようです。
これなら取り外しも簡単、そもそも1を外した時点でMDユニットは見えているので、2を外す必要は無かったなぁ…あれ?
動かないよ?

フレームの側面を見ると、ネジが止まってます。
まあ、当然だよね♪
外します。
…まだ動かない。
反対側の側面には、L字型に折れ曲がったメイン基盤が覆い被さってるんだけど…
隙間を覗くとネジがあります。

メイン基板外さないとMD取り出せないのかよ!!

メイン基板は2枚じゃなくて、L字型に折り曲げられた1枚の基板です。
下手に扱って壊しちゃ意味ないので、全てのネジを外してフレームから取り外す必要があります。
メイン基板をフレームに固定しているネジを全て外すには、そもそもドライバーが入らないような所にもネジが見えるので、まずフロントパネルからフレームを外さないといけません。

ああ…ゴールラインがもの凄い勢いで逃げていく…orz

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下(手前)がトップパネル、上(奥)に見えるのがフロントパネル、その上に乗ってるのがメイン基板です。
あ、ちなみに機種名はMR-X3と言います。

トップパネル左がカセットデッキ、右がCDデッキ。
CDのピックアップメカってこんな単純な物なんだ…。
結構ショッキングですね。
ご覧の様に、メイン基板とは沢山のケーブルで繋がっています。
なるべく面倒は増やしたくないので、CD側のケーブルを1本だけ外しました。
当然、繋がってるのでメイン基板から離して置く事は出来ません。

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別アングルから。
固定するフレームを取っ払ったので、メイン基板はフロントパネルの基板の上に乗っちゃってます。
おまけにケースとカセットデッキにも接触してる始末。
フロントパネルとトップパネルの両方と繋がってて、おまけにケーブルの長さの限界上、この状態でしか置けません。

メイン基板の上を横切っている赤白のケーブルはフロントパネルと繋がっているんですが、よりによってメイン基板の端の傍から、対角線の端の裏側に繋がっています(ぉ
分解する時は流石に抜きましたが、組み戻す前に動作確認する為に繋がねばならず、当然通電させる時に手で持っているわけにもいかず、置くとこんなに突っ張ってしまうのでヒヤヒヤします。

しかも、このケーブルが通ってる所には本来フレームが組みつけてあり、フレームを跨いでケーブルが通っていました。
つまり抜かないとケーブルに引っかかってMDユニットが外せない。
どないやねん、この設計。

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苦闘の末取り出したMDドライブ。
これは動作確認した後に撮影した物で、MDが入ったままです。

分解する前は、レーザーの出力低下が原因だと思っていたので、半固定抵抗をいじる気マンマンでした。
まずは、綿棒でレンズを掃除。
前回紹介したサイトでは「裏のレンズも拭かないとダメ」みたいな事が書いてあったので、メカを分解しようとネジを何本か外したのですが…
フロントローディングのディスク引き込み・排出機構が複雑すぎて手がつけられません。
ちょっと引っ繰り返して持ち上げてみたら、そこかしこで何かに引っかかってたバネが解放される音がして焦りまくり。

真っ白な頭で何とか元に戻して、しばらく観察していましたが、ユニット化の完成度が高すぎてばらせそうにないので、掃除は諦めます。

幸い半固定抵抗はバラさなくても見える所にあったので、早速回してみようと思ったのですが…

レーザーの出力調整は非常にシビアで、失敗すると確実にピックアップを壊すらしい。
必要ならやるまでだが、その前に、本当に必要な作業かどうかを確かめねば。
という事で動作確認を先にする事に。
これで動けば御の字。

物理的にバラしたまま、回路を全て繋ぎ直して、電源コードを挿してみます。
ショート→即死とかのアクシデントがない事を祈りつつ電源ON。
ちなみにフレキは繋いだけど置き場所がないMDドライブは左手の上。

…起動は問題なし。
いよいよ、MDを挿入してみます。

…うわっ!?
な、なんかかしゅーんってカッコいい音立てながら全体が閉まった!
(しかも自分の手の上で)
うわ、うわ、カッコいい!!

…いかん、当初の目的を忘れそうになった(汗
そういえば、昔ポータブルMDを分解した時も激しく感動した事を思い出す。
しかし困った。
フロントパネルは前面を下に布団に突っ伏しているし、俺は左手が塞がっている。
操作できない(笑
左手にMDを乗せたまま寝そべって、空いた右手でフロントパネルを起こしてその下に手を潜り込ませ、手探りでスイッチを操作してみる。

再生でキタ─────!!
良かった、出力いじる前に思いとどまって本当に良かった。

という事で、無事MDデッキは復活。
今日も快調に動作しております。

ではでは、長話にお付き合い頂きありがとうございました。

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