円盤の古本コーナーでついに発見!!
高校生の時、超たまファンだったわたしは
図書館で見かけたこの本を
え!タキモト!ってドキッとして手に取ったのだ。
元たまの滝本晃司さんではなく、写真家の滝本淳介さんの本だったが。
正確には、滝本淳介さんを観察した、久住昌之さんの本だった。
たまつながりでガロを読んでいたので、久住さんのことは知ってたから、
借りて読んだらすっげええ面白くて。
タキモトさんのおかしな生真面目さや、独特の言い回しに
げらげら笑ったのだった。
もう何年も前のことだけど、タキモトさんが自宅個展をやったことがあり、写真のことも文化のこともなんにも知らなかったけど、勇気を振り絞って行ってみた。タキモトさんちは、タキモトの世界の最も濃ゆいところだった。納豆丼をごちそうになった。海苔をその場でちぎってかけてくれた。
タキモトさんは、むくむくのフリース着たむくむくしたおっさんで、
ちょっと白くまみたいだった。わたしたちお客に気を遣って、
「玄関でおならしてこよ」と言っていたのが印象的だった。
「タキモトの世界」は図書館で延滞しまくってたら催促が来たので
これは買うしかない、と思ったが既に廃刊で、
御本人に尋ねても「俺も持ってない」みたいな話だったのだ。
あーそんな、何年もなんとなく探し続けていた本がみつかって
わたしはとっても嬉しいのである。
ゆらゆら帝国の昔のライヴが入ったオムニバスも奮発して買っちゃったし、一緒に入ってたDIP THE FLAGもいいし、
今日はよい買い物をした。
しかし風邪気味。とっとと寝ます。ぐんない!いい夢見ろよ。

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