2009/7/11

鉄の扉【陣痛〜出産まで】  オーストラリアで妊娠・出産

しばらく更新ができませんでした。

産後は1週間目は長く苦しかった妊婦期間が終わり、気分も晴々、更には出産の緊張から解き放たれ精神的にも高揚していたのか、調子も良く普通に家事をこなしていたら、やはり2週間目くらいから、後陣痛や悪露が酷くなり、少し休息が必要でした。

産後21日間は、静養ですね。今は平気でもその間に無理すると老後に弊害がくると言われています。

さて、前回はあの【アリゲーター】の登場まででしたね。

わかりやすく説明すると先がワニの口のようにジグザグになったものでした。

【アリゲーター】写真参照
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実際私はドクターの施術は見えないので、助産師さんとドクターの会話から計り知ることしか出来ませんでしたが、挿入して何度か羊水を覆っている膜を割る際に、

ドクター「う〜ん、髪の毛はついてくるんだけどねぇ」助産師さんに「ちょっとお腹の上の方から押してみて」するとようやくワニの口に引っかかったのか、

ドドド…ドブンッ(こういう表現がぴったりでした)と押し寄せる波の様に膜が割れて羊水が出てきました。

一先ず「ふぅ〜」もうお産が終わった気分!


人によって痛みを感じる度合いには違いがあるとは思いますが、もともと痛みには弱い自分。よく産後は陣痛の痛みなんて消えちゃうものよ。なんて言いますが、私は今でもジュリアスの時の忘れもしない壮絶な痛み、あの悪夢の9時間を思い出すと下腹にずーんときます。

そんな酷い経験から今回は検診の度にドクターに「無痛は使えますよね」と念を押していた。

無事に破水した後、次は【陣痛促進剤】の点滴をして陣痛を起こしてから【無痛】の麻酔を入れるか、先に無痛分娩の処置をしてからにするか聞かれたけど、今思うと先に無痛の処置をしておいてもらって良かったと思います。

【無痛分娩】とは脊髄より下半身のみの麻酔を入れます。
麻酔師が来て、その処置をしてもらうのですが、旦那が見学した感想ではかなり太い針を背中に10cm程さして、チューブを通すというもの。

その際もし足がしびれてきたらすぐ知らせて下さいとのことでした。針をさす際に背中に鈍い痛みがありましたが、約20分〜30分くらいでしょうか、終わった後は痛みもありませんでした。

ただ、【陣痛促進剤】や【無痛分娩】をするリスクとして、手の甲にこれまた直径2mmはある針の点滴や(ドクターが一度失敗し違う場所に2度さされるはめになりました)脊髄麻酔、更には下半身の感覚がなくなる為、尿道にチューブを通したりと、しばらく身動きが取れなくなることです。人によっては、脊髄麻酔の影響からか下半身がしばらくしびれる場合もあるそうですので、陣痛・分娩の痛みは感じなくなりますが、良く考慮も必要かと思います。

朝9時過ぎにこれらの処置が始まり、11時半頃から徐々にモニターの陣痛の度合いが強くなってきました。私の場合最高で140、はじめは60くらいから始まりました。

助産師さんがまめに無痛が効いているかの確認の為、頬にアイスバーをあてその感覚を基点として、左腹→左足→右腹→右足と感じ方をみていきます。

でもどうも右半身が普通にアイスバーをあてられても冷たく感じ、麻酔が下半身全体には効いてこなかったようです。

実際陣痛の痛みはというと、モニターが140をさす時も、お腹が固くなる感覚のみで殆どあの波の様に訪れる痛みは感じませんでした。

これだったら乗り切れる!助産師さんの「どぉ?大丈夫?」の問いかけにもまだ元気に笑顔で「大丈夫!もうすばらしいです!!!」くらいの余裕でした。

予想では午後3時半位には、出産だったのですが、段々とその頃から麻酔が効かなくなってきた様で、あの悪夢の痛みが押し寄せてきました。
それでも1時間半〜2時間位の痛みで、噂には聞いていた笑気ガスも吸いまくり、それでも途中我慢できなくなって麻酔も再度注入してもらい、少し痛みはやわらいだものの、4時過ぎ辺りからようやく最後の山場、分娩に向かいます。

この陣痛の間、他の部屋では何度か誰かの悲鳴が轟き、その声を聞いてるだけでも怖くなり、その後新生児の泣き声も聞こえてきて、「あ〜また産まれたんだなぁ」と嬉しくもあり、早く自分もそこへ辿り着きたいという一心でした。

どうりで陣痛室の鉄の扉、ここにあり
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