2008/1/22

AQUITANIA〜水の国〜  

なんだか急に高校生時代に好きだった詩を思い出した…

私は知人なので……

私は知人なので
あの街の魚屋さんから見るとただの知人なので
知人らしく目立たずにさっぱりと
知人らしく薄味で
世界を汚さずに歩いていきたい

私は親類なので
あの街のいとこから見ると親類なので
親類らしく
おせっかいなんかをして
親類らしく
時々電話なんかして あたたかく丸く
笑っていたい

私は信者なので
あの街の教会の神父様から見ると信者なので
信者らしく 時々悩みがあるふりをして
時々すがるふりをして
信者らしく、時々奉仕の仕事なんかして
生きていきたい

私は私なので
あの街の小さな窓辺にすわっている
私から見ると私なので
私らしく
座禅なんかして
時々ノートに書きつけたりして
私をよろこばせて
そっと生きていきたい

私は何者でもないので
あの街の空をとぶ鳥から見れば
何者でもないので
何者でもないらしく
ビルの雨といに
いつまでもそっともたれかかっていたい

                       (原文 野村 春成)
昔、もうその頃80歳は過ぎていたと思われるおばあちゃんの家にいくと、昔話(主に戦争中の話が多かったかな)をなんべんもなんべんも繰り返し話してくれた。飽きもせずに聞いていたおぼえがあるが。本人はきっと気付いていないだろう…

母に言うと「もうボケちゃってるからしょうがないんだよ」って言っていたけど。

だんだんと昔の回想にひたるのって、私も年をとった証拠かなぁなんて思いつつ。


夏のダリアがとっても綺麗でした。

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

♪人気blogランキングへ♪
↑オセアニア地域在住の方のBLOG集です。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ