休眠中のBXなのですが、2週に一度程度の割合でエンジンはかけています。
ところが先日、かけてエンジンをのぞき込むと燃料ホースが裂けてガソリンが噴いているではありませんか!
あわててエンジンを切ったのはいうまでもありません。
長さが足らず、フュエルフィルターのジョイントの角が内側から当たっていたようです。
内径6mmのフュエルホースを購入して、替えました。
右上の燃料ポンプから真ん中のフィルターまでです。
今度は余裕を持って曲げましたので大丈夫でしょう。
以前の作業は私がやったのではなく、車検時についでにやってもらった箇所なんですがねえ。
よくよく見ると、2つのキャブのあと、戻りのホースもちょっとバテてます。そこも交換。しかし、戻りの金属管の外径が8mm。内径6ミリのホースを入れるのに難儀しました。
そして、久しぶりにクーラントの交換です。
ラジエータのアッパーのホースを抜き、水道水をホースで注ぎ込みながらエンジンをかけ、綺麗になるまで循環させます。
暖房を入れておくのを忘れてはいけません。そちらにも冷却水は廻っていますからね。
で、綺麗になったらちょっとエンジンを冷やし、次いでロアーホースを抜いて冷却水を排出させます。ラジエータの端のエア抜きボルトを緩めておくと良く抜けます。このときOリングを無くさないように。
抜けたらホースを戻してLLCの原液2リットル(冷却水容量は6.5リットル)を注入、足りない分を水道水で補充してエンジンをかけ、エンジンの後ろとサーモスタットすぐ横のエア抜きスクリューを緩めてエアを抜きます。
BXはエアが抜けにくいといわれてますが、これからエンジンをかける度に水を足してやれば問題ないでしょう。
そうそう、もし未だにエア抜きスクリューがプラスチック製だったら、真鍮製の対策部品を手元に用意してから作業をしなければいけません。ほぼ100%プラスチックがボロボロで下手をすると取ることすらできません。無理矢理にでも取り去って交換しておくべきです。

2