1周年記念フェアということで今週もまたシトロエン岡崎さんに行ってきました。
ちょっとお客さんが空いたところでAT仕様に試乗してみませんかと声をかけていただきました。
やったー、ということで息子と共に早速試乗。ご好意に甘えることにしました。
乗ってすぐに感じたことはトルクコンバーターのうなりが聞こえてきたこと。
グオーという独特の音がわずかながらに聞こえてきてATモデルということが実感できます。
で、肝心の走りの方は噂通り変速ショックのほとんど無い快適なもの。
20キロほど重いのですが、グラスルーフを勘案すると差し引きゼロ。
EGSに比べ若干高回転まで引っ張るようですが、シトロ岡崎さんの試乗コースはアップダウンのあるものなのでそのせいもあるのかも。下りのときパドルシフトでギヤダウンしても変速ショックはほとんど感じず。さすがに4速から2速へ急に2段下げるとしばらくして急激なエンジンブレーキを感じますが、これはATとしては当然のもの。それがなければかえって危ない。
確かにマニュアルミッションのダイレクトな加速感はちょっとスポイルされています。重たいコンバータを一緒に回しているという感じを引きずってますなあ。
とりあえずまとめ。
◎良いところ
・変速ショックをほとんど感じさせない洗練されたフィール。
・アクセルオフで積極的にシフトダウンするフランス式プログラムで空走感のない走り。(これは日本の燃費重視で節操のないATに比べてよく欠点として挙げられますが、私自身は美点と思います。ブレーキを踏む回数が減って、慣れれば絶対楽。)
×悪いところ
・多分燃費が悪い。
・若干トルコン独特の音が聞こえてくる。
・走りが少し野暮ったい。
・この型式(AL4だったっけ?)の信頼性がどの程度向上したか不明なところ。
さて、総合的にはとっても素晴らしいもの。
購入時に比較できたらATを選んでいた可能性大。平野の街乗りなら断然これの方がお勧めかも。でもね、こればっかりは人それぞれですからねえ。是非とも試乗してみてというしかない。
ちなみにシトロ岡崎のこの試乗車は第1便なので、助手席下に収納棚があるタイプ。多分ボンネットのインシュレータもあると思います。色はグリフェールです。試乗車なので売ってくれるかどうかは知りませんが。そうそう、実は初期型ムルティプラの白も売ってますよ。早い者勝ち。
シトロエン岡崎さん、ありがとうございました。

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