久々にピカソネタに戻ります。
5月あたりからボツボツとカーナビの取り付けを始めてました。
機種はカロッツェリアのAVIC−XH07V。
パイオニアがハードディスクナビを出し始めた頃の最初期のモデルです。
セレナを買った当時に出たものを購入し、その後BXに取り付け、その後は、しまってありました。
なぜしまったままであったかというと、ピカソが例の多重通信(CAN−BUS)の関係で車速センサーのパルスの取り出し方を何とかできないかと考えていたわけです。
が、結局BXの時もキャブ車だったために車速パルスを取れずに、簡易ハイブリッドモード(車速パルス以外のGPSとナビ本体の加速度センサーのみの位置制御)だったことを考え、また、昨年夏にパイオニアから来たバージョンアップの案内によれば、今回のバージョンアップが最終バージョンであるとのこと、そのバージョンアップの費用21000円が何とか貯まったことなどから、バージョンアップして取り付けることにしたわけです。
蛇足ながら、最近流行のポータブル型も、車速センサーにつながないタイプがままあり、それならこの手のナビと同等ではないかとも思ったわけでもあります。
それに、この機種のように古いタイプのものは、ちょっとした細工でハンドブレーキを引かなくてもナビ操作ができるようになるのはご存知ですよね。(運転中のナビ注視や操作は違反ですよ)
さて2月にバージョンアップを頼んだところ、センターからなぜかHDDが壊れてしまっているので新品にして発送するとのこと。ま、新しくなるなら仕方ないでしょと思ってそのまま受け取り、取り付け作業です。
本体は助手席下に。
当初は座席の下にぶら下げることも考えましたが、固定してしまった方が良いとのアドバイスがあって床面に固定することにしました。
カーペットの裏に付属の固定用の金具を入れて、開けた穴からネジ部を出して固定します。

この機種は、本体にCDを挿入して聴いたり、HDDに取り込んだりすることができるのですが、座席下のパイプの高さはギリギリCDを挿入することができる高さです。

また、この座席の下にある前後にパイプが、座席を最前部に出すとナビに当たってしまうことが判明したので、アルミの板をL字に折り曲げてナビと共締めすることによって助手席の調整位置を制限するように細工してあります。
さて、ナビの画面をどこにつけるかは、ピカソオーナーの共通する悩みなのですが、私はオーディオとエアコンの吹き出し口の間にオリジナルの取り付け金具を自作して取り付けることにしました。

0.5mm厚のステンレス板を使い、下は吹き出し口の最下部、上はインパネのすき間に腕を差し込む形で、実際に画面が乗るところは2枚重ねにして強度を出しています。
0.5mmのステンレス板は、何とか金切りばさみが使える厚さですので、DIY派の方は挑戦しても良いかも?
画面を裏から支える部品は、付属の固定器具から流用しています。
振動で上から張っている腕がはずれることが良くあったのですが、いろいろと角度を調整し、パルファムの挿入口であるシルバーの出っ張りを利用することによって落ちることはなくなりました。ちなみに私は臭いの強烈なパルファムを利用していません。
運転席側から見るとこんな感じです。

エアコンの吹き出し口も大して隠れることもなく取り付けることができました。
また、けっこう手前に張り出しているので、ちょっと手を出すだけで画面の下部についているボタンの操作が楽に行えます。
ハンドブレーキのレバーもギリギリ見える位置にしてあります。
唯一ESPのスイッチが隠れてしまいますが、これを使用するのは、ほとんどないでしょうし、使用する場合もある程度身構えてするものですので問題は無しとしました。
ちょっと困るのは、オーディオのスイッチが見にくいことでしょうが、CDはナビの本体のHDDに取り込んでしまいますし、実際に操作するのはラジオの選局ボタンとかで、あとは実質ステアリングスイッチでできるので不便はありません。
助手席側からはこんな感じ。

こちらからも、吹き出し口の隠れ具合は問題ありません。
また、写真はありませんが、アナログTVチューナーは運転席後の床面にあるフロア収納ボックスになんとか入れることができました。
そうそう、GPSアンテナは、本国の純正ナビ仕様の場合はルーフの後端中央に格好良く付いているのですが(本国のHPやカタログで見た方もあるでしょうが、あれはラジオのアンテナではなくて、GPSのアンテナなんですね)、助手席側のサイドに置きました。写真は後日。
ということで、無事取り付け完了。しかし、2日目にして問題が発生したのでした。

1