アーシング、プラグのイリジウム化ときて、
パワー系にとりあえず不満点はなくなったのですが、
ピカソのブレーキには不満となる点がいくつもありました。
まず一つ目として、
派手なノーズダイブを引き起こす初期制動力の立ち上がりの強さ。
昔よくあったカックンブレーキに似た症状を思い起こさせます。
繊細なブレーキタッチを必要とし、
といってじんわりゆっくり踏むと必然的に制動距離が伸びる方向に・・・。
絶対的な制動力が足りないわけではないので、
ダウンヒルなどで飛ばしているときには
非常に頼りがいのあるしっかりした効きを示すのですが。
二つ目として
か細く鳴くブレーキ鳴き。
個体差が大きいですが、欧州車には結構頻発する症状で
ドイツ製の高級サルーンでもよく見られ(聴かれ)ます。
三つ目として
大量に発生するブレーキダスト。
あっという間にホイールを真っ黒けにします。
それを嫌ってBXのスチールホイールなんぞは冷却用の穴があいてませんから。
そのかわりにレーシングカー並に
内側に走行風をディスクに導くフィンが付く始末。
ピカソもすぐに真っ黒になります。
いろいろと悩んで(我慢して)いたのですが、
結局大枚はたいてブレーキパッドを車外品に換えてみることにしました。
購入したのはクランツ社のジガ・ベーシック。
http://www.kranz-automotive.co.jp/index_02.html

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