さて、遅くなりましたが最終回です。
1日目に乗り遅れたトロッコ電車に乗ります。
出発はお宿のすぐ上にあります「瀞流荘駅」です。

運転手さんが来て切符を売ってくれます。
湯の口温泉の入浴と往復券がセットで
大人600円、こども250円。
で、列車はこんなのです。
機関車は横から見るとこんな。

ユアサの48Vバッテリー搭載のようです。
運転席はこんなんですね。
客車は大人が座って精一杯です。
連結は鎖です。
続く線路はすぐにトンネルです。

線路は複線ですが、右側しか使わないようです(復路とも)。
運転手はヘルメット姿。

片道1kmを10分でゴトゴト。
湯の口温泉は源泉掛け流し。

でも、旅館というよりもロッジ、バンガローといった
キャンプ場に毛が生えたようなところなので
宿泊には今ひとつでしょうね。
一風呂浴びてすぐに駅に戻ります。

駅は湯煙のたつ川の上にあります。
線路の先はまたトンネル。紀和鉱山のなごりです。

機関車は待避線と線路の勾配をうまく使って
客車の反対側へ入れ替わっていました。
瀞流荘駅に戻ると
旅館にお願いしてあったので瀞峡めぐりのジェット船乗り場まで
送っていただけます。
途中休憩所にて
最奥部であとから来た志古発の船と行き違います。

あいにくの雨で屋根を開けることはできませんでした。
ピカソのようにグラスルーフならいいのに。
お宿は2日とも瀞流荘でしたが、
http://www.ztv.ne.jp/irukaspa/seiryusou/index.html
キジ肉、地鶏肉などを使い、
量的にも多すぎず少なすぎず大変おいしいものでした。
屋内プールもあるし、露天風呂は玉砂利が敷いてあって気持ちよいし。
宿を出て1日目の紀和鉱山博物館にまた立ち寄ります。
ここには足湯があって、実は瀞流荘の湯はここから
鉱山列車のトンネルを通って引かれているそうです。

博物館の外には先ほどのトロッコ列車の仲間たちがいます。
帰る途中、丸山千枚田の案内板があったので寄ってみました。

この旅行、唯一ピカソが写った写真。
実は今回初めて私が2列目の真ん中に座りました。
天気も比較的悪かったので天井を開けて走ったのですが
改めてその心地よさを味わって良い気持ちになりました。
ただ、やはり1列目のヘッドレストが大きすぎるのは
前方視界を著しくスポイルしているのを再確認した次第です。
いつかはC4セダンなどのヘッドレストに交換したいものだ。

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