足の短い私でさえも手前過ぎると感じるピカソのフットレスト。
ktmさんの情報により、中身はタダの発泡スチロールとのことでしたので、今回改造を決行です。実際にやる気のそこの人、自己責任でお願いしますよ。
そうそう、本題に入る前に、ホイール交換についてお知らせを。
ktmさんのブログ
http://web.mac.com/nagayusu/iWeb/Site/Blog/8005FF51-0636-4551-AFBC-2BCC3BBEDD3C.html
にあるように、リバースリム形状のホイールは、フロントブレーキのキャリパーに干渉して取り付けできない可能性が高いことが判明しました。
ブログの画像を見ていただければわかるように、深リムとか、ディープリムとか言われる形状で、ノーマルリムのものとは異なってホイールの最小径の部分がずいぶんと奥まっていることからこのような干渉が起きます。
ktmさんもダメでしたが、スペーサーをかまして逃げようとしても多分無理です。
深リムはスポーク部分が長く見えて格好いいのですがねえ。
ピカソの場合は16インチのノーマルリムでもキャリパーがギリギリに近いように見えるので要注意です。お気を付けください。
では本題は「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
ktmさんはフロントシートを取って、カーペットを剥がしての作業でしたが、私は楽をしてそのまま表面にざっくりカッターナイフの刃を立てます。
カッターは大型でなくても通常の普通のもので十分です。
まずはこんな風に表面を切り取ります。

写真は切り取った表皮です。
上の四角い2枚が足を置く部分。右がつま先側、左がかかと側。
思わず2分割しちゃいましたが、そのまま四角く切り取っても問題ありません。
その下の三角が側面の中身を減らす分のものです。

で、車の方はこうなりました。
表皮のすぐ下は発泡ウレタンのようなスポンジ状のもので、そのすぐ奥に発泡スチロールの固まりです。
私の場合、つま先側は後で付ける部品の分(約5mm強)だけ削り、かかと側を50〜60mmほどを削りました。
つまり、全体的に奥に引っ込めたのではなく、かかと側だけを奥にした感じです。
走行中にいろいろ仮想してみて、このようにしました。
奥に見える黒い部分は樹脂です。
私が削った範囲では、配線等、問題となるものは存在しませんでした。
発泡スチロールはカッターでバリバリ削りました。
で、私は今回300×200×1mmのアルミ板でこんなのを作りました。

型紙を作って、そのとおりに切れ込みを入れて曲げただけです。
金ノコがあればできます。
厚さ1mm程度のアルミ板なら手でも微妙な調整ができます。
格好つけるために黒く塗装しました。
こんなのを作らなくても、先ほどの切り取ったカーペットをこのように置き直して貼り直すという手もできるかと思います。

この場合、足を置く部分の長さが足りなくなりそうですが、高さ方向を削るとか、同じような素材を探してくるか、シートの裏などの見えないところのカーペットを切り取ってくるとか、いっそ足りない部分をマジックで塗るとかすれば解決できるかも。
元々暗いところの黒いものですから。
手先が器用な人なら発泡スチロール用接着剤を使って、ほとんどわからないように細工できると思います。
さて、私の場合は先日買っておいた後付けフットレストを取り付けるとこんな感じです。

ビスはまだ仮付け状態です。
一応すき間には以前の作業で余っていたコーキング剤を使って埋めてます。
実際に取り付けてみるとこんな感じになりました。

左側の上端は内装のプラ部品の中にうまく隠れるように設計してあります。
ネジを使って残っている発泡スチロールに固定しています。念のためネジには接着剤を塗りつけてあります。
フロアマットの切り欠き部分を見るとどの程度奥まったかわかるでしょうか。
これでようやく落ち着いて運転できます。スポーツ走行するわけではありませんのでフットレストで左足を踏ん張るほどのことはありません。
文字通り左足を休ませるだけのものですから、これで十分でしょ。
これを参考に作業されてもよろしいですが、くれぐれも責任は取りません。各自の自己責任で行ってくださいね。

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