久々に車をちょっといじりました。
スパークプラグをイリジウム製へ交換です。

使用したのはデンソーのイリジウム・タフ。
型番はVKH16です。
NGKは、BXの時に裏切られましたのでそれ以来絶対に使いません。
まずはエンジンカバー

を外しましょう。
これは4箇所のスナップ様なもので固定されているだけなので、思いっきりいきましょう。
手前を上に引き上げて2箇所外したら、奥は前に引きます。
無理せず1つずつ外しましょうね。
取り外すとこんな感じになります。
ここで、手前に延びているオイル注入口を反時計回りに廻して取ります。
私のは異様に硬くて取りにくかったですが、元々オイルフィラーキャップのところに、はまっているわけですから取れます。
取った延長部分がこれ。
取ったら、エンジン本体にゴミが入らないようにキャップを付けておきましょう。

実は、カバーを取る前にこちらを先にやった方が楽です。
次いで、イグニッションシステムに繋がるコネクターを外します。

エンジンの向かって右側にある白色のコネクターの、上部に延びる爪を上げてやればロックが取れますので、真っ直ぐに抜きましょう。
ダイレクトイグニッションシステムは、8mmのボックスで3箇所のボルトを外して上に抜けば取れます。
ようやくプラグに行き着けます。
16mmのロングソケットで外します。
当然ですが、緩めるのは左回しですよ。

エクステンションバーの長さはこのくらいで。
ちなみに、うちにあったプラグ専用ソケットでは短くてはまりませんでしたので、ロングソケットを使用しました。
皆さんがやるときも、作業の前にそのソケットが使えるかどうかを確認しておくとよいでしょう。
また、その際プラグを保持できるように、専用ソケットの中に入っているゴムをそちらに移して使うと便利です。
一緒に写っているのは、イグニッションシステムを外すのに使った8mmのソケットです。
プラグの新旧比較。

左がイリジウム、右がチャンピオン製のREC9MCLXです。
使用距離は17699km。
左から、1番プラグです。
プラグを締めるときは、力を入れすぎて折らないように。
えらいことになってしまいます。
デンソーのHPによれば、新品の場合、着座から約1/2回転とのこと。
あとは、分解した逆をたどればOK。
プラグの交換自体に難しいことは何にもありませんが、
くれぐれも自己責任でお願いしますよ。
道具がない人や自信のない人は、専門店でやってもらいましょう。
で、交換後の印象ですが、正直ビックリするほど変わるものではありませんでした。
ある程度予想はしていましたが。
BXの時には、始動性や、冷間時のピックアップなど、著しい性能向上が見られたのですがね。
ダイレクトイグニッションとなった現代のエンジンではエネルギーのロスも少なく、回転に合った着実な点火のシステムができあがっており、イリジウムの特徴がわかりにくくなっているといえます。
直近7000kmの燃費、9.8キロ/リットルはどの程度向上するでしょうか。
とはいえ、イリジウム・タフは通常の2万キロに比べて10万キロの長寿命を誇っていますので、取り替えるならこれでしょう。

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