カシオのデジタルカメラが登場して20年。当時は写真の足元にも及ばない仕上だったのが、もはや世の中デジカメ一色。
しかもモデルサイクルの早さも凄まじく、お陰で私のような「カメラなら何でも大好き」というお馬鹿さんにとっては激安な中古デジカメがホイホイ増殖すると言う嬉しいような「いーかげんにしなさい」状況なのだ。
ここではそんな過去の名機(迷機?)をバシバシ紹介しようと思うのだ。
2007/9/30
投稿者: captaingratt
詳細ページ -
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007/9/8
投稿者: captaingratt
詳細ページ -
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007/9/1
今回登場するのは液晶のシャープが誇るスイバルデジカメHC-VJ2Cなのだ‥って、「おい!そりゃテリオスというデジカメ付きWINDOWS CEマシンだろ」‥ですか。
違う違う!私に言わせりゃこれは「パソコン付きデジカメ」なのだ。
そもそも昔はカメラに別の機能をつけた複合カメラというヘンテコ商品があった。有名なのは「ラメラ」だ。何とカメラとラジオの合体作だ。見た目は完全にラジオなんだけど、何故だかカメラが内蔵されているのだ。
フィルムと言う化学薬品系と家電機器系という両者には全く共通点が無い。単に二つの商品を一つの箱に収めただけというお笑い商品なのだ。しかしこの商品で両者の位置付けは対等に近いものだったし、分類上はカメラのカテゴリーに属するのだ。
そして時代はデジタルになり、それまで水と油だった電子機器とカメラは急速に近づくのだ。何しろレンズと受光素子以外は全て共通できる。しかもフィルムと違って素子のサイズはどーにでもなる。
そんでカードスロットを利用したデジカメがオプションとして発売されるようになった。しかしそれでもまだ「パソコンがデジカメに変身」といった言い回しがされていたと思う。まだ何とかカメラはその地位を保っていたのだ。
主従関係が完全に入れ替わったのはカメラが内臓されたノートパソコンの出現だ。そう、大ヒットしたソニーのバイオだ。この時点でカメラはオプションから単なる「おまけ」になってしまった。
無論オマケといってもカメラのネームバリューが他のオマケとは違うのは、歴代バイオの中で、このモデルが特に売れた事でも明らかだ。しかしだ!結局、客寄せパンダなのだ。
当然カメラ大好きの私にはこの「デジカメ付きパソコン」という名前が気に入らなかった。カメラが単なる「刺身のツマ」という位置付けが許せなかったのだ。
しかしある日「カメラ付き○○」じゃなくて「○○付きカメラ」と読み方を変えたら急にそれらの商品が魅力的に見えてきたのだ。
そうしてみるとこのデジカメは実に物凄いのだ。CFと標準のダブルスカードスロットはプロ用デジイチと同スペック(単にダブルスロットというだけですが)。液晶はプロ用デジタル一眼など問題にしない超巨大サイズ。バッテリーの持続性も半端じゃない。レンズだって回転するんだぜ。
しかしやはり最大の売りはパソコン機能がついていることだ。CEだからノートパソコンとは比べ物にならない起動の速さが実に良い。だからこのデジカメがあればパソコンは要りません(って、当たり前だって)。
しかしこんなデジカメ(私的にはあくまでパソコンではなくデジカメです)が、3メガデジカメと変わらない値段で転がっているから恐ろしい。
実際問題「どーすんの?」ですが、このデジカメは液晶がグルンと裏面まで回転します。だから「デジタルフォトスタンド」に利用できそう‥さっきまで「デジカメだ」と叫んでいながら「デジタルフォトスタンドにします」という無節操です。
比較のために2.5インチの液と並べましたが当たり前とはいえ実に大きい液晶ですし、シャープ物ですから最新デジカメの画像をリサイズすればファイルも小さく画質は充分鑑賞に耐えます。


3
投稿者: captaingratt
詳細ページ -
コメント(3) |
トラックバック(0)
1 | 《前のページ | 次のページ》