カシオのデジタルカメラが登場して20年。当時は写真の足元にも及ばない仕上だったのが、もはや世の中デジカメ一色。
しかもモデルサイクルの早さも凄まじく、お陰で私のような「カメラなら何でも大好き」というお馬鹿さんにとっては激安な中古デジカメがホイホイ増殖すると言う嬉しいような「いーかげんにしなさい」状況なのだ。
ここではそんな過去の名機(迷機?)をバシバシ紹介しようと思うのだ。
2007/10/28
投稿者: captaingratt
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2007/10/28
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2007/10/12
Coolpixシリーズのハイエンドモデルには俗に言う「ニコン様から授かった三種の神器」を使えるモデルがある。それは5000、5700、8400、8800の4モデルだ。三種の神器とは‥‥「勾玉」「神鏡」そして( ¨ )\☆何時の時代じゃ
最初はバッテリーパック。こいつによって一次電池という永遠の命と単三とは思えないロングライフ撮影が可能になる。私は特にこのパックの存在を高く評価したい。
しかし多くのユーザーには「コンバージョンレンズ」の存在こそがハイエンドCoolpixの証だろう。
望遠系の5700、8800にはハイエンドに相応しいEDレンズ使用の贅沢なテレコンが与えられ、5000と8400には高性能なワイコンが与えられた。5000用に与えられたのがWC-E68ワイコンだ。正に第二の神器がこいつだ。
WC-E68を装着する事で19mm相当の画角が手に入る。5000発売時にはデジイチではこの画角は得られなかった。現在でも20mmを切る画角を得られるコンパクトデジカメは一部の機種に限られる。マスター、コンバージョン共に優秀なレンズを使用しているので、画質は現代でも文句のない素晴らしさ。当時、多くのユーザーが一番欲しがったアイテムがWC-E68だった。
そして最後はFC-E8だ。コンパクトデジカメで全周魚眼の世界を堪能できるのはFC-E8とFC-E9を装着可能なモデルだけなのだ。ニコン様は多くのユーザーに幸せを分けてくれるから、FC-E8などは900系などでも使用可能だ(もともとは900系オプションなんだけど、それはまぁむにゃむにゃと言う事で)。
コンパクトデジカメで超広角(もしくは超望遠)と全周魚眼の世界を純正オプションで実現できるのは現行モデルには存在しない。正にオールドCookpixユーザーだけに許された特権なのだ。
しかし実際問題として5000でこれらの優れたコンバージョンレンズを使うのは苦労する。ボディにある光学ファインダーはその画角をカバーしないからだ(8400はEVF式なので問題ない‥‥羨ましい)。
「液晶モニターがあるだろ」という声もあるんだけど、こいつがウエストレベルだとモニターが見辛いので、どうしても安定感に欠けるアイレベル撮影を余儀なくされる。正直、快適な撮影とは言いがたいのだ。
ところがFUJIXのLV-D3を手に入れたある日ネットでDC330に関する記事を読んでたら「Coolpix950にLV-D3を繋げて快適撮影」という記事を見つけた。プラグの形状が違うのと、今まで「デジカメでビデオ出力」なんて考えた事も無かったから正に目から鱗が落ちた。
そうなのだ。LV-D3は本体に単三を装填するのでボディからの電源供給を必要としない。入力端子も普通のビデオプラグ形式だ。つまりビデオ出力端子あれば相手側を選ばないのだ。現行ではCaplioGX100にチルト式のLCDファインダーが純正オプションとしてある。LV-D30に比べるとグっとコンパクトで魅惑のアイテムなんだが、残念なことに電源はカメラからの供給だから基本的にGX100専用品だ。
早速、「ピンプラグ→ミニプラグ」変換ジャックを購入。FC-E8を装着した5000様にLV-D3を接続すると「おぉぉ!見える見えるぞぉぉぉ」。もうピーカンでモニターが見えなくなるイライラなど無縁だし、アングルの自由度も大幅アップ。Coolpix8400のEVFを超えるスーパーデジカメの誕生だ。
前回E5000を紹介したとき「バッテリーパック装着で怪しさ100倍アップ」なんて書いたけど、フル装備の5000に更にLV-D3を装着したお姿は怪しいなんて物じゃない。正に「おどろおどろしさ200%」の妖怪カメラに変身する。大柄で異様なスタイルは現代では撮影していると言うより特殊なマシンで何かを測定しているようにも見える。妖怪カメラが大好きな私には堪えられないんだわさ、「ビールお代わり」ってなもんよ。
Finepix一眼レフのボディがニコン製なのは周知の事実だが、古くはFUJIXデジタルSLR時代からニコンとフジはコラボレーションモデルを出すなどの仲良しなのだ。そして10年のときを経てCoolpixとFUJIXのダブルネームデジカメが誕生したのだ。

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投稿者: captaingratt
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