一時期、秋葉原の一角に新橋カメラ、世界カメラ、秋葉カメラという中古カメラ店が出現して(新橋カメラは新橋からの移転だったが)、秋葉原が新たな聖地になるかと思われた。
しかしそれも今となっては諸行無常。新橋カメラが脱落し、秋葉カメラも消え、世界カメラも同じビルの3階に移転しながら頑張っていたが気が付くとなくなっていた。
カメラのキタムラはデジタルと銀塩をバランス良く並べることで固定ファンを掴むことに成功したが、銀塩メインの中古カメラ屋に秋葉原は向かないようだ。
ところがある日ネットで調べていたら「えっえー?」早速、休日を利用して突撃取材するのだ。
その物件は地下鉄日比谷線秋葉原駅を下車し地上に出たところになる。右にはヨドバシアキバがあるが、これは無視して左に折れ道を渡ると1Fにメイド喫茶があり普段は完全にスルーしていたビルがある。何とその3階にレモン社が昨年の8月から店を開いていたのだ。全く知らなかった。
売場は銀座に比べると激狭で猫の額という表現がピッタリする。銀塩が多い。うーん、撤退した中古カメラ屋と極めて似ている商品構成。アキバでこの品揃えでやっていけるか不安だ。
特に何かを買うでもなく店を後にし、折角なので墓場屋まで足を伸ばす。それにしても墓場屋が週末に行う廃棄物産展は相変わらずの盛況だ。
仕入れた廃棄物の整理がされており首を突っ込む。戦利品はCoolpix用ワイドコンバージョンレンズとアダプタリング。店仕舞いの直前でゴタゴタしていたせいか600円でゲット。

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