
先代のやぐら写真は1枚で撮影は、平成8年10月10日
山車だんじり悉皆調査
いわねえ様よりお借りした写真を紹介するシリーズ
※ お借りしスキャンさせて頂いた画像ですので転載はご遠慮ください。
いわねえ様ありがとうございます。
先代のやぐらは昭和6年頃に新調。
大工:不明?
彫師:不明?
現やぐら新調に伴い平成10年に解体され桝組より上の小屋根部分は鎮守神社境内へ保存中。

保存してある小屋根は何度か見に行きましたが、桝組より上の為、武者や人物モノの彫が在りませんが良い彫物でした。
平成9年まで岡中で曳かれてたやぐら…同じ信達地区のやぐらやのにほとんど見た覚えが無い(οдО;)
同じ地区ですし完全な姿の時に見てみたかったやぐらの1台です…
続いて同じく岡中のやぐらで現在のやぐらです!
いわねえ様撮影写真で、平成12年10月7日撮影の3枚

現やぐらは平成10年新調。
大工:安田建設
彫師:木下彫刻工芸
平成17年 駒新調。
平成21年 やぐら部屋新調。
泉南市唯一の屋根廻り提灯が駒提灯。

当初は前台場にナル(梶台や台場に付いてる丸い横棒。)が付いてる信達タイプのやぐらでした。
※ 【ナル】とは、泉州地方で、玉ねぎ小屋で使われ収穫した玉ねぎを吊る棒や稲を収穫し干す時に組まれる棒をさし、やぐらに付けられる横棒がこの棒に似てる事からこう呼ばれてます。

泉南市祭礼パレードのDVDを見て確認したところ、平成12年のパレードには岡中が参加してなかったみたいですが、平成9年は先代のやぐら最後の年でパレードに参加!
新調の平成10年〜11年はナルの付いた状態で、平成13年のパレードにはナルが外されて、雄信達地区や阪南市と同じく縄を絡めるタイプに変更してました。
平成12年が、なにかしらの転機になったみたいですね?
現在の姿見!

岡中区は曳き方も阪南市と似た走る曳き方へとなり駒提灯を採用したりだんじり地区並の立派なやぐら部屋を新調したりと積極的に変化して祭りを盛り上げていってます。
先ほども書きましたが、岡中は同じ信達地区で在りながらほとんど見た覚えが在りませんでした。
それは同じ信達地区でも信達祭礼パレードに参加してませんし、市場区と岡中区は間に牧野区が在る為に直接隣接しておらず信達祭礼パレードに来ない岡中区のやぐらは祭礼でやぐらを会わす事も在りませんでした。
唯一合わす機会は泉南市祭礼パレードだけですね(〇>_<)
個人的には、同じ信達地区なんで、ナルを付けて信達祭礼パレードに参加して欲しいところですが、そんな日は来るのでしょうか???

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