今日は、笛吹きオッサンさん佐野川さんと自分の共通の知り合いからの頼みで、4台のやぐら部屋を特別にお願いし開けてもらいました。
佐野川さんに迎えに来ていただき、先ずは里外神社へ
新調前より仲良くさせて頂いてる陸区の方々にご挨拶
陸宮本やぐら
平成20年新調
大工:大下工務店
彫師:木下彫刻工芸,木彫片山

近年新調やぐらの中でも最もやぐららしい姿見のやぐらですが、中でも岸田師の愛弟子片山晃師の獅噛みと小屋根幕板の彫り物は必見です。
続いてはこちらも同じくいつもお世話になってる岡田区
今回は北組と中組の2台のやぐらを見させて頂きました。
ちょうどこの2台が一つのやぐら部屋に納められてます。
岡田北組
平成16年新調
大工:畑谷建設
彫師:筒井一門

近年の凝ったやぐら新調の先魁
大きめの鬼板は上だんじりの獅噛みのようなインパクト!白い本幕も印象的です。
岡田中組
平成21年新調
大工:池内工務店
彫師:木彫野原

腰廻りの大きいどっしりとしたやぐら
彫り物の奥行きが深く小屋根枡合を見送りに細工されてます。
一部分に木彫山本の彫り物も在ります。
そして、最後に昨年新調の男里南組を見させて頂きました。
男里区は、やぐらを出して迎えてくれました。
男里南組
平成23年新調
大工:井上工務店
彫師:木下彫刻工芸

入母屋の大屋根とだんじりのような枡組が特徴的なだんじりと融合した新しいタイプのやぐらです。
彫り物も良いですが、大屋根正面破風の綺麗さは最高です。
以上の4台を見させて頂きました。
※尚、今回は仲介(紹介者)的な立場の為、いつものように写真を撮りまくる訳にもいかず質問に答えたりしてましたので写真はこれだけ・・・
各々の地区、団体の拘りの在るやぐら・・・
どれも素晴らしく、見ているだけで時間を忘れ撮影したくなるのをグッと堪え偲んでました。
陸区宮本の皆様、岡田区の皆様、男里区の皆様
今日は無理なお願いを快くお請けいただき地区の宝物やぐらを見させて頂きありがとうございました。m(__)m
心から御礼申し上げます。

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