2004/8/25

つぶやき NO.5  はるみのつぶやき

 タ、退院して6ヶ月目。ヤッター! 目標達成。
在宅生活6ヶ月。そんな事を話した気もする。すごい、6ヶ月も、なんて言われると、そんなに大変な事をしているのかと思う。普通に思われる時は、いつかなーと思っていたら入院した。
 レ、レンコン、ゴボウ、イカもひかえて、腹をいたわる日々なれど、あいかわらずの腹具合。
 ソ、側に居て欲しい時と離れて欲しい時がある。それが分かってもらえるのが嬉しい。阿吽の呼吸とか、ツーカーの仲になりたい。
 ツ、つぶやきを書いてる時は疲れない。つぶやいてる時が体調も機嫌も良い時かもしれない。つぶやきの裏側に本音が見える。
 ネ、ネバーギブアップ。6年8ヶ月前に気管切開を承諾する時の言葉が「マ、イ、リ、マ、シ、タ。」それは意識朦朧とした中の悔しい一言だった。
 ナ、内緒で、こっそり、臨機応変、そんな人が好き。
 ラ、ラーメン大好き、大丈夫かな?と思いつつ調子に乗って汁を飲んだら胃もたれになった。反省!
 ム、無理をした。死ぬかと思った。このまま楽に死ねたらとも思った。生きる事は死ぬ事より辛い苦しい時もある。でも、生きてて良かった。みんなが居るから楽しい。
「あ り が と う。」

 ウ、嬉しい。生きてる事が嬉しい。生きているつもりが、生かされていることをまたも皆に知らされた。
 ノ、喉元過ぎれば熱さを忘れる。誕生日にご馳走やケーキを食い過ぎて体調不良になる。入院は何とか避けられた。
 オ、怒る前に考えてしまう。文字盤を指す間にも言葉が柔らかくなる。咄嗟に出ていた頃の言葉が、どれだけの人の心を傷つけたか分からない。
 ク、苦しさを我慢するよりも直ぐに訪問看護師に来てもらう。ヘルパーも、やろうと思えば出来る事もある。でも、医療行為。看護師資格はあるものの今はヘルパーさん。高くつくなー。
 ヤ、優しさの協奏曲が樫の木に今日も流れる。我れ先にとやさしさを競い合い、ぶつかり合う事もある。笑い声、怒鳴り声、泣き声、やさしい呟き、雑談に独り言、波もり声、やさしく見つめる指揮棒もいる。今日も奏でる樫の木競争曲。
 マ、毎日が命と向き合い。誰もが同じとは思う。少しでも危険を避ける。大便が出ても一人には任せない。最田さんには任せていたが、そこまで信頼して、阿吽の呼吸で任せられる人は、まだ少ない。訪看の来るのを待つか、交代の時を待つ。汗びっしょりのシャツも我慢する。それからしたらQちゃんは楽なりし。うまいかどうかは別にして。
 ケ、ケアマネージャーに障害者支援費までも任せるの?老人のケアーと障害者のケアーは違うはず。無茶苦茶だ!
 フ、普通に生きて普通に暮らしたいのに!支援費が1割負担になったらどうしよう。障害基礎年金だけじゃ払えないぞ!それが普通なのか?
 コ、声をかけられても生半可な返事で笑顔も無い時は、排尿の最中かも知れない。途中で止まってしまって、内心は不機嫌なのに作り笑いする。
 エ、エンシュワを一気飲みしたら苦しくなった。またまた反省。
 テ、パソコンの横に飾ってる写真を見たボランティアの女子学生が、『子供さんかな?奥さんかな?』と話してた。冗談でも恋人には思わなかったのかな?
 ア、甘いも辛いもと言ったら意味が違うけれど、飯は口から喰って味わいたい。時々、マーゲンチューブを飲んでいるのに、固形食を飲み込める事が得意だよ。更に、レスピを付けていて、飯を喰えるのに感心されると、またまた嬉しくなる。
 サ、参議院議員選挙の期日前投票に行って来た。選挙区候補の名前は分かっていても、比例区候補の名前までは、さすがの選管職員も覚えられない。それを楽しむかの様に文字盤に指し棒を走らせた。そこで一句
“指し棒を口にくわえて夏選挙”
 キ、Qちゃんの回数が多くても少なくても多くても心配される。入院している時は少なくてもその方が良かった気がする。
 ユメ、夢は3億円。サマージャンボの抽選日までの夢太く。次のジャンボを楽しみに。
 ミ、耳にたこが出来るみたいに今日も聴く。お茶を飲みませんか?馬の耳に念仏にも聞こえる。
 シ、障害者支援費制度と老人介護保険制度の統合に反対!銀行も市町村もプロ野球界も合併に揺れている。そこで障害者と老人も合併するという。
 ヱ、え、絵、エ?いろはにゃ、もうひとつ『 』があったけんど、使い道もねえけん、まあいいかのう。こらえちくりい。(あったあった、捜してみるもんじゃ。)
 ヒ、左側から介助をしてもらうので、左をむくけれど、普通は前を向いて食べるはず。あまり見つめられても喰いにくい。つい前を向くと飲み込みが楽な気がした。
 モ、もう51才になっちしもうた。50に1が付くと急にとしゅうとった気持いなっち来る。仕方ねえけん、ぼちぼち9つまぢいとっちいこうかのう。
 セ、洗濯機が今朝も回る。掃除機もウルサク回る。レンヂのタオルも回る。
スン、すみません。1ヶ月に2度も入退院。心配や面倒をかけてしまって、すみません。

編集後記(薄田)
週末に向けて台風が接近、これでこの夏の暑さも一気に吹き飛ばしてくれるような気がします。今朝の空の青さは秋の空だと天気予報が言っていました。冬から春、夏、そして秋と吉田さんも在宅の四季を楽しめてる様子です。前回の発行から2ヶ月が経過しました。途中、2度の入院があり、このことが吉田さんにとっても支援する私たちにとっても、いい学習の反芻の時間になったのではないでしょうか。

緊急時連絡網のエラー
7月30日の最初の入院の時のことでした。訪看さんの判断で病院への移送を決定、連絡網に登録している樫の木の職員に連絡を入れるが3名全員と連絡がつかず、結局、救急車で移送することとなった。危機管理体制としては、実に厳しい状況であったことを深く反省して、登録している方には状況の顛末を伝え、今後の対応に注意するように伝えた。ただ、危機管理を確実なものとするためには、二重の対策が必要だと思います。
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