2005/11/9

はるみ之つぶやき 15号  

まえがき 
朝晩は、すっかり秋らしくなって冷え込む日もあり、毛布で蓑虫状態になっています。今年も我が家に風邪の便りが、そーっと届く頃ですね。その時は口を開封しないで無口になります。そして、栄養と睡眠で体力保持、何よりもストレス発散です。只今、風邪を受け付けない記録更新中(2002年2月6日に39度の熱発で点滴を3日間して以降)です。そこで、今年もインフルエンザの予防接種を受けます。

我慢の限界?
 痛い事と痒い事のどちらかを我慢するとしたら、痒い事になる。痒い事で生命に関わる話は少ないからだった。でも、赤く広がったのを見たら、もう我慢の限界。それにしても顔に真菌(タムシ)ができるとは、非常識の極みである。

風邪の様な…
 37度7分から36度台前半を繰り返している。食欲はあるとは言わないが、悪くはない。気分は何とも無い。きっと、痒みを我慢した為の体力消耗の熱ではないだろうか。

申し送り
 ヘルパーさんも訪看さんも、引継ぎの申し送りが簡単になった。
「特に変わりありません」で終わる。本当は、変わりもあるんだけどなー。

薬はくすり、飯もくすり
 腹の調子が、まぁまぁ悪くない。あの薬を飲み続けていたら、温湿布や悪くすると訪看さんのお世話になりかねないと思う時もある。腹に嫌われる薬もある。美味い飯も腹の度を越すと毒になる。腹の調子が良かったのは、15歳の頃にカレーライスを2杯食ったとき。今、同じ事をやれないが、間違いなく、呼吸困難になる。

浣腸
 毎朝、15分間隔で2回の浣腸をする。3回することもある。もし、入院したら、こんな看護は出来るかな。強い下剤を飲むのは良くない。やっぱり、我が家で浣腸するのが、健康だ。

水族館オープン
 インターネットから動く壁紙(水族館)をデスクトップ画面に設定して楽しんだが、1週間くらいで飽いた。今は、アイドルを貼り付けている。これも、すぐ飽きる。性格だ。

天井の張替え
 そこで、真上の天井も張り替えた。でも、まだ張り替えたい物がある。台所は、病院と同じ天井だ。どうも気になる。

お彼岸の楽しみ
 子供の頃は、お彼岸の意味も知らないまま、お接待のお菓子を貰って歩いた。めったに行かない地区まで10数件に行っていた。一人のお婆さんは、生活保護費の半分でお菓子を買い揃えて待っていた。その頃のお菓子は、岩おこし、奉天、生姜菓子、せんべい、かりんとう、くろんぼう等、普段は買ってもらえないものもあった。

初めて玄関から外を見た
 天井を張り替える間は、ヘルパールームに引っ越した。そこからは、玄関も人の来るのも見えた。そして、箒を逆さまに立掛けているのを見た。こりゃぁ、家に入らん前に客が帰ると思ったけん、紐を付けち、引っ掛けちもろうた。

バリアフリー
 圧倒的多数の人に便利で助かる物をバリアフリーというけれど、スロープよりも階段を好む人も居る。新大阪駅でエスカレータを避けて、遠くの階段を歩いたこともある。色々な面からも絶対少数を忘れない社会こそ、バリアフリー社会と思う。

キカイ、ボコボコ
 ウォータトラップの途中の蛇腹に水滴が溜まって来ると、呼気弁がボコボコいう。この事を“キカイ、ボコボコ”という。その言葉と意味が通じる女将さんが増えてきた。これは、我が家の女将さんの合格ライン間近なチェックポイントになる。
豆ご飯
 良く噛んだつもりが、歯をすり抜けて喉を通過した。2日後の浣腸で大豆が転げ出た。大豆もお腹もお疲れ様でした。
右は、ある日の昼食。何故か、食べない筈の茸たっぷりの味噌汁と小鉢です。
 作ったのは、ヘルパーさんではない。写真を撮った日の巡り合わせが悪いことにしよう。

個人情報保護
 「はるみ之つぶやき」のネタは、訪看さんとヘルパーさんの会話をヒントにしている。会話をそんまま載せてもつまらん。誰の話か分かる様な分からん様な、分かってん、許せる様な文句に変える。それでも個人情報。はるみ之つぶやきは、個人情報を共有する狙いもある。

アサガオの種
 5月28日に植えたアサガオさんですが…大変なことになっておられます。吉田さんの栄養のおかげか、まだ花が咲き、その分、種も大量に生産されています。乾燥しておられる分は早く採らないと、中で発芽していらっしゃいます。採るのはいいですが、どのように保存しておけばよろしいのでしょうか?(ある日のあるヘルパーのつぶやき)より。
 因みに、10月20日に最後の1輪が咲きました。

あっ!という間
 残念そうな顔で、“もう帰る時間”と、つぶやかれるのは、嬉しい。それも健康な証拠。具合の悪いときは、1時間を2,3時間に感じたこともあっただろうと思う。


OBSラジオまつり
 夕方なしか!ん、吉田寛さんと松井徳治アナウンサーの実物に初めち、おうち、アンビューにサインしちもろうたけん、飾っちょかなならんぜ。めったにゃ使わんすな。どうしてん使わなならんときゃあ、字が消えんごつしちくりい。
健康まつり
 健康まつりに行った。10年ぶりかな。健康を振りまいて来た。でも、1番違いでハズレタ抽選会は、健康的では無かった。

1日の始まり…かな。
 朝の浣腸が1日の始まり?…。出すものを出さないと、入るものも入らない。大仕事を成し遂げた気分にはなる。3時のガス抜きが景気良かったら、1日をスッキリ終えた気分になるらしい。それから先にも思わぬ難関が幾つもある。だから、1日の終わりは無い。今この時が始まりと思う。

丼勘定
 一昨日、財布に1万円入れた。昨日まで5千円くらい使った。残りが1,000円前後の誤差は、合格点。暗算を繰り返して5百円まで縮まった。こんな丼勘定が好き。家計簿は付けない。預金通帳は良く見る。それにしても、財布には何10人の指紋が付くのかな。それだけ、信頼の証しと思う。

尾崎豊のDVD
 何となく生き様に魅せられてDVDを買った。最初のは期待はずれ。直ぐに次を注文。それには満足したが、金を使いすぎた。そこへ、兄に立て替えていた金が戻った。すっかり忘れていた。DVDの金が戻った気分になった。

カフエアー確認
カニューレが抜け落ちたらと思うこともあるが、カフエアーが抜けてなければ、意識的に強引に引っ張らない限り、先ず、抜ける心配はないけれど、普段から気を付けるとしたら、首に巻いている紐にゆるみが無いことや、カフエアー(空気)が抜けてないことです。カフエアーは、カニューレの外に垂れ下がっている風船をつまんで、しぼまなければ良い。もし、本人の希望でカフエアーを交換する時は、どうしましょう。何てことの話は、支援会議でしましょう。その次は、カニューレ交換の現場を見てもらいたいです。そして、そして、もしも、もしもの時は、やるしかないと思える様になって欲しい。あと、2,3年も経った時には、何人が経験しているのかな。

気の緩み
 1年も経ったら。いい加減に分かってくれるから。のんびり構えていたら。新人の女将さんが電話に出たら。さっぱり分からんから。一瞬、初心に帰らなならん。らんらん♪

田口先生の傘寿を祝う会
還暦60歳。古希70歳。喜寿77歳。傘寿80歳。米寿88歳。卒寿90歳。白寿100歳。次々に来るお祝い。さしあたり、次は、僕らの還暦と田口先生の米寿です。


編集後記(吉田/薄田)

 生活保護だから負担が無いと、暢気に黙っていられない。320議席を頼りに、弱者負担の拡大を迫る悪法が列を組んでいる。消費税率アップも手を上げている。障害者自立支援法案もその一つ。自立支援どころか、在宅隔離、施設逆戻り法案である。薬害エイズ裁判で、金のかかる原告は早く死ねと言わんばかり”なんだ。と怒っていた草伏さんを思い出す。イラク支援は、本当のイラク支援になってないよ。日本がイラクと同じ事になっても非戦闘地域と言えるの。自衛隊と同じサマワに駐留しているイギリス軍は、来年の4月ごろに撤退するらしい。本当のイラク支援は、小泉さんが得意とする民間の力じゃないですか。その時が早く来る為にも、一日も早く、自衛隊をイラクから撤退させましょう。そして、イラク支援の予算を障害者の支援費に使えませんか。

 さてさて、「はるみ之つぶやき」も15号を迎えました。良くもこんなにつぶやける事を嬉しく思います。でも、初めて見る人には、意味不明な事も少なくないでしょう。吉田春美の支援者だからこそ理解できると思います。それも、支援者全員の税金をそっくりそのまま使って生活していると言っても過言ではない。それを当然の事として普通に生きている。それを少しでも真似する人が出てきて欲しいとも思っていた。でも、それは、特別なことに思わせる政治の動きが怖い。知る限りでは、生活保護を受けるぎりぎりの生活をしている障害者は少なくない。その家族に1割(応益負担)を強制する障害者自立支援法案を他人事には思えない。デイサービスや入浴サービスを減らしたり、通所施設を退所することも予想される。食費に併せて1割負担となると、障害基礎年金の半分が無くなる。生活保護なら食費も1割負担の心配は無い。でも、普通に思わせない、普通と特別な障害者に振り分けるのが障害者自立支援法案に思えてならない。障害者の就労と交流の機会を狭めたり、年金の半減化に繋がる。更には、支援サービス事業所で働く支援員の生活不安も招く。このままの障害者自立支援には、障害者の夢も希望もありません。

 はい、ここからは薄田の番です。吉田さんの表現力は旺盛で、実は、この号の前に臨時号を作っていました。私の都合で、臨時号と15号をくっつけてさせて頂きました。いつも忙しくてごめんなさいね。
さて、24日には朝日新聞の取材が入りました。もちろん自立支援法案が吉田さんにもたらすものというようなテーマです。応益負担問題は、吉田さんが前述したとおりですが、吉田さんにとって最も深刻な問題は、行政が組織する審査会での判定です。介護保険と同じ介護度という判定です。介護度によっては、サービスの質。量ともに制限されることになります。果たして、吉田さんの今の生活が維持できるのでしょうか。衆議院厚生労働委員会は28日(金)午前審議・強引な採択、午後、本会議可決の動きのようです。
先日、熊本であった学習会で、きょうされん常務理事の藤井克徳さんが金子みすずさんの詩を例に、日本の中にもずっと昔からノーマライゼーションの発想を唱えている人がいたことを話してくれました。とてもいい詩です、紹介しましょう。


わたしと小鳥と鈴と
わたしが両手を広げても   お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥はわたしのように 地べたを早くは走れない
わたしが体をゆすっても   きれいな音は出ないけれど
あの鳴る鈴はわたしのように たくさんな歌は知らないよ
鈴と小鳥と それからわたし みんな違って みんないい
金子みすず


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