2007/2/6

はるみ之つぶやき 第26号  はるみのつぶやき

はじめに
 こんにちは。新年最初の「はるみ之つぶやき」を発行します。
先ずは、新年のご挨拶です。
明けましておめでとうございます。
昨年は、熱発を繰返したり、入院もしました。決して、安穏な1年ではなかったと思います。でも、どんなに苦しくても、みんなに支えられた我が家での生活は何よりも楽しいです。本当にお世話になりました。今年も、冒険、探検、チャレンジの毎日ですが、常に遊び心を活かして楽しみたいと思います。因みに、1月28日で在宅生活1,095日になりました。まだまだですね。これからも、皆さん、よろしくお願いします。

浣腸日記
2本の日=12/1〜4、6〜7、10、12、14、19〜22、27、29、31
      1/6、9〜10、12、14、17、20〜22、24〜27、29、30
3本の日=12/5、8、11、13、15〜18(空振り)、23〜26、28、30
      1/1〜5、8、15、16、18、19、23
4本の日=12/9(午前、午後の訪看時に各2本)、1/7、13、28

体調不良日記
 1日に浣腸を4本もすると体調が悪い気持になる。でも、次の日は、2本か3本で一安心する。1本なんて我が儘は夢としても,せめても2本でスッキリ出ると嬉しい。
 便が出ないとガスも出ない。次の日に2日分の便が出る。栓が抜けたようにガスが出る。非常識に出る。出る時と出ない時の差が大きい。これも、腸管麻痺の仕業だろう。

PM3時Sunday
12月17日(日)に訪看さんを呼ぶ。11月から日曜日午後の訪看は、お休みになっていた。少しくらいの腹満は、ヘルパーさんの交替時間まで我慢して、二人のヘルパーさんに頼ればよかったが、この時ばかりは、それまで待つ余裕の無い腹満だった。 

睡眠時間
真夜中の1時に眠りに就く。朝の6時に目覚める。その間に2〜3回の吸引。これでは睡眠不足と思うだろう。ところが、10時に寝たとしても12時までは眠れない。結局、あまり変わらない。そこで、起きている時間を長く楽しむことにした。吸引の回数が多くて寝不足を感じる時もある。その時は、朝の訪看が来るまでもう一眠り。とんでもない夢を見て、気分爽快になる。

地を這う我が家の朝顔
 7月20日頃に咲き始めた朝顔は、11月の中頃まで咲き続けました。中でも、10月のある日、突然、軒下から芽を出した朝顔が僕は好きでした。あれはきっと、昨年の取り忘れの種がこぼれていたのだろう。なのに垣根を作ってもらうことも無く、トグロを巻くように地面を這っていた。毎朝1輪ずつ咲き続けた。太陽に向かって伸び伸びと咲いている朝顔も悪くはないが、地を這う朝顔も、僕の生き方を見る思いがして、“あしたも咲けよ。”と、応援していました。ところが、“蒔く時にこぼして、分からなくなっていた”のが真実らしい。

記憶力
 子供の頃や昔のことは良く憶えているのに、12歳の時に亡くなった親父の顔は、どうしても思い出せなかった。写真も無い。それがひょんなことから思い出した。記憶が甦ることもあるのかと思った。ところが、20年前の友達の結婚式で引き出物に蟹が出た筈がないと思いつつ、オークションの蟹で“蟹みそ”を作ってもらったが、引き出物は鯛であったことや、それで“鯛みそ”を作った記憶と蟹がダブっていた。
 
冬の恋歌
パソコンテレビで冬のソナタを20話まで見つくした。気の短い僕としては、途中は早送りして、17話くらいからゆっくり見たいと思った。終わり方もスッキリしない。そして、悪役を決めにくいドラマだった。しかし、主役もその父親も眼鏡を掛けていたのを見て、僕の父親も眼鏡を掛けていたのを思い出した。眼鏡の奥の丸くて大きなやさしい目ん玉も思い出した。親父と兄貴の関係、兄貴の親父が生きていたことなど、似たところを見た思いがした。冬ソナを見なかったら、親父の顔を思い出すことも無かった。

世界の中心で愛をさけぶ
 ヘルパーさんに薦められて、“世界の中心で愛を叫ぶ”をDVDで見ました。噂には聞いていたけれど、感動した。1986年10月の台風29号では、大分県も大きな被害を被った。当時の我が家の庭の木も折れた。雨漏りがして、ワープロが水浸しになった事も思い出した。あの日は、風邪を引いて入院していた。人工呼吸器を装着してICUに居たときにウォークマンを買ってきてもらったが、音楽を聴くような精神的ゆとりもなかった。日本版“冬ソナ”を見る思いがした。“秋ソナ”かな。終わり方はスッキリした。“瞳を閉じて”のEnding曲も良かった。

誕生日が良い反省の日
 12月9日は、9年前に入院して人工呼吸器装着になる前前日の意識を失った日。ある意味では、生まれ変わりの記念日だった。その9日の朝、吸引時に鮮血が出る。不安になる。人工呼吸器装着当初の吸引時も頻繁に出血していたが、昔の事だから忘れていた。食欲なし。7時前に訪問看護に電話する。10分くらいで到着。前日にカニューレ交換した時に傷つけたのかもと思ったが、ストレス、ストレス。これに昼飯も喰わなかった時には、何を言われるかわからない。ストレス、ストレス。ラーメンを喰う。その1時間後から腹満厳しくなる。訪看さんを早めに依頼する。9日15時の訪問看護が2時間も延長。マーゲンチューブ挿入。夕食絶食。就寝前に牛乳。10日の朝、カステラを1欠片。ガスが出ないから体調不良。昼夜、絶食、11日の朝、絶食。昼、カレーライス4分の1摂取。夜、おかゆ、玉子焼き、味噌汁。※ 平熱に快復。13日の朝、お腹キンキン。浣腸2本で、お腹ぺっちゃんこ。おまけにもう1本。昼食時もガス快調で気分爽快。

初詣
護国神社に初詣したのは、12 、3年前が初めてだったが、その時は、電動車椅子で自由気ままに歩き回って、社殿には上がらなかった。入院中に2度目の参拝をした時は、途中で人工呼吸器の蛇腹が破れて苦しい思いをする。それしか記憶に残ってない。3回目の今回は、我が家から目と鼻の先なのに、往復2時間もかけて参拝した。しかし、正月3日の内に初詣するのも20年ぶり、破魔矢とお守りも買った。近年にないまともな初詣になりました。

爪切り
 3年前に退院した頃は、ヘルパーさんの爪切り行為は許されてなかった。入院中から看護師に切ってもらっていたが、未だに訪看さんの仕事になっている。そして、相変わらずの出血サービスもある。

2006年を振り返って
先ずは、2006年のはるみ之つぶやき的5つの目標=結果です。
@ 1週間に2回の入浴を年間クリアする。即ち、入院しないことになる。
※ 6月28日から4日間入院する。
A 胃カメラ検査をする。※ 胃カメラ検査の話もしなかった。
B 歯の定期検査をして、咀嚼力を保つ。
※ 咀嚼力は落ちて無いと思うが、歯医者には行きたい。
C 1週間に3句を詠めるくらいに気持のゆとりを養う。
※ はるみ之つぶやきに幾つか書いただけ。
C 自分史第2段を完成に近づける。
※ 気紛れに時々、校正をしている。完成の目処は無い。

2006年の我が家の10大ニュース
1、年間目標を一つも達成出来なかった。
2、退院2周年記念新年会。
3、故郷の裏庭をドライブして、中学校の恩師に会いに行く。
4,入院中の自分史を発行。
5,かけがえの無い人2人と悲しいお別れをする。
6,尿路感染症で4日間の入院。
7,在宅採血で肝機能などの検査をする。異常なし。
8,自立支援法が生活費に跳ね返る。
9,食べ過ぎと尿路感染症が原因の呼吸困難に泣いた1年。
10、それでも生きている………

2007年の目標
1、食べ過ぎに注意して入院をしない。
2、人工呼吸器装着10周年記念誌
(はるみ之つぶやき36号と支援会議もうチョッとで100回達成などをまとめる。)
3、はるみ之つぶやき毎月発行。
4、ひまわり号に参加
5、大腸ファイバー検査

編集後記(薄田)
2月になりましたけど、やはり新年号ですね。読者の皆さん、今年もよろしくお願いします。
暖冬とは言え、編集後記を書いている今日の寒いこと、雪が舞って来るような寒さです。巷には、ノロウィルス、鳥インフルエンザ、東国原知事に、ウィンドウズ・ヴィスタといろんな物が舞っている今日この頃ですが、吉田さんは何に振り回されるでもなく、ひた向きに在宅生活を送っているようです。
さて、年が明けてからの吉田さんの様子、体調管理での苦労が多いようですね。障害故ではなく、きっと寄る年波との組みつほぐれつの闘いでしょう。今年の目標もなんとも前向きです。私の目標としては、「人工呼吸器装着10周年記念誌」発行までに、これまでの総括をすることです。そして、私に変わる吉田さんの支援者を育てることも、そろそろ手をつけて行きましょう。誰か居ませんか?
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2007/2/2

“我慢の限界”のはるみ之つぶやき  

はるみ之つぶやき26号を間も無く掲載しますが、それまで我慢できない“はるみ之つぶやき”です。
 柳沢厚生労働大臣の発言は、日本の政治史に残る暴言である。女性を“子供を産む機械”に例えるなど、到底許せない。僕も十月十日、母のお腹に温められて生まれた。どんなに障害があっても、生まれてきて良かった。母に感謝している。そんな母をどんな時であろうと、機械の一つに例えるなど、思いも寄らない。柳沢厚労大臣の人間性を疑いたくなる。毎日の生活で、吸引は誰、食事は誰、歯磨きは誰などと思う事は限りない。こっちの都合に合わせていたら、それこそ、ロボットみたいな機械になってしまう。手の温もりも冷たさも少しずつ違うから人間。文句も言える。機械と話は出来ない。子供が欲しくても出来ない人もいる。だから不幸とは思わない。少子化対策を電卓で計算しても解決しない。たった一人の子供でも、例え、障害があったとしても、大人になって生きていく喜びを感じられる日本にして欲しい。その手始めとして、生活保護の母子加算廃止を撤回する事と、障害者自立支援法から1割自己負担を削除するなどの根本からの見直しを厚生労働省に強く望みます。
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