年金くまの「その日暮らし日記」

　けさの新聞に、今回常用漢字に追加された漢字１９６字が掲載されていましたね。

　そのなかに、今まで常用漢字じゃなかったのかと思った字がいくつかありました。
　
　たとえば「虹」や「鶴」「亀」とか。

　なんで今まで常用漢字じゃなかったんだろう・・・って思いますよね。
　
　
　そして極めつけは「熊」


　やっぱりこの文字は、私にとって切っても切れない漢字です（笑）

　サンフレッチェのマスコット「サンチェ君」も「フレッチェちゃん」も熊！

　あ、そういえば「蹴球」の「蹴」も今回追加されたんですね。

　
　これら追加分の漢字は２０１２年から、中学校では「だいたい読める」よう、高校では「主な漢字を書ける」よう指導を開始するそうですが、「浄瑠璃」の「瑠」や「璃」とか「憂鬱」の「鬱」とか高校生に書けというのは酷な気がしますね（爆！）

　
　朝からじ〜っと漢字をながめていたら、危うく遅刻しそうになりましたよ♪

　

　私の住んでいる福山市は、瀬戸内海に面していて比較的暖かい土地柄ですが、このところさすがに朝晩冷えてきてエアコンの暖房を使うようになりました。

　ところが、エアコンだけだと空気が乾燥して、ちょっと気を抜くと喉をやられてしまうんですね。

　ということで、昨晩から加湿器を使い始めました。

　もともと睡眠時無呼吸症候群の治療のため寝るときにＣ−ＰＡＰを使っているのですが、部屋の空気が乾燥すると鼻や喉をいっぺんにやられてしまい、そこから風邪を引いたりするんですね。

　ということで、これからの季節は加湿器は必需品です。

　　

　そうそう、ふと１年前の日記を読み返してみたのですが、去年の今頃はかかとの角質がひび割れて「ヒーヒー」言っていたんですね。

　今年は夏から万全を期していて、常に角質を軽石で削り、ケラチナミンを塗って保湿をしているため、今までのところはひび割れもなくバッチリです。

　
　さて・・・。
　１２月は土日に４回出勤することになり、風邪なんか引いてはいられない日々が続きます。

　ということで、この冬も加湿器がフル稼働することになりそうです（笑）

　昨年に続き、宮島クロカン１０キロの部に参戦してきました。

　お天気もほど良く、ちょっと風が強いかなという程度でしたので、あとはいかに実力を発揮するかという絶好のコンディションでした。

　そして、昨年の記録を少しでも縮めることを目標に、１０時５５分定刻にスタートしたのでした。

　昨年同様、３キロ付近までの平坦なコースは、心身ともに楽な展開で周りのペースについて行きました。

　３キロ過ぎたら、そこから例の上り坂。
　今年はとにかく歩かないことを肝に銘じ、リズミカルに足を上げることに集中して登っていきました。
　
　折り返し点までが２８分５５秒で、これは昨年（３０分１１秒）からは１分１６秒の改善。
　折返してからの下り坂も、足の回転を考え歩幅を小さくすることを意識して駆け下りていきました。

　そして、あと２キロのところで４４分ちょっとだったので、「頑張れば５４分台でゴールできるぞ」と思うと俄然やる気がアップして、最後の上り坂でもスピードアップできました。

　けれども、結局５５分１０秒でゴール。
　もう一歩足りなかったことは、来年の宿題になりました。
　後半の記録は２６分１５秒（昨年：２６分２５秒で１０秒改善でした）

【完走証】

　年代別順位は１９０人中１１４位。
　まあ真ん中より少し後ろで、もっと精進しろということだと思います。

　それにしても、お揃いの赤Ｔシャツ着た「広島愉快なマラソン部」のみんなとすれ違うたびに手を振ったりしながら走りましたが、去年までなかった一体感はとっても新鮮でした。
　参加された「広島愉快なマラソン部」のメンバーのみなさん、お疲れさまでした。


　折しも、今日社宅に戻ってみたら、１２月に参戦する「萩城下町マラソン」の参加通知書が届いておりました。
【参加通知書】
　

　さながら、萩市の史跡巡りをするようなコースですから、今年最後のレース（ハーフマラソン）でもあり、「笑顔」で楽しんでこようと思います。

　今年４月に買ったスーツですが、最近ウエスト周りがなんだかダボッとしてきて、ベルトの穴をまた１つ内側に通すことにしました。

　体重は、今年初めに受けた人間ドックの頃からみて２キロしか減っていないのですが、ウエストは確実に細く（？）なってきています。

　ただ、加齢に伴う下腹部の凸部分はいかんせんどうしようもなく、ひたすらバランスボール使って腹筋しても、悔しいことにここだけはビクともしません。

　なんとかあと２キロは落としたいと、強く願っているんですがね。

　
　明後日は振替休日にしていますので、今週末は金土日の３連休です。
　宮島クロカン参戦の予定もあり、しっかり身体をいじめて、しっかり労って、レースを楽しんでこようと思います♪

　同じレースに参戦するみなさん、レースも牡蠣汁も、一緒に大いに楽しみましょうね。

　先月ＶＡＡＭのランニングスクールに参加したことは以前書きましたが、そのときコーチをしていただいた金哲彦さんの最新著書が出版されたということで、早速ネットで注文し読んでみました。

　「金哲彦のマラソンレース必勝法」
　サブタイトルが、「１０日前から読めば速くなる！」というもの。

　１０日前から読めば速くなるかはともかく、ランナーにとっては興味深い内容だと思います。


　マラソンについて、「必勝法」の「勝つ」という意味を考えてみると、レースの優勝者は当然ただ１人だけですが、遠くから時間とお金を使ってレースに参加する多くのランナーにとって「勝つ」の意味は、「自分に克つ」あるいは「完走する」と表現したほうが相応しいですよね。

　この本では、そのためにする「準備」・「レース中に気をつけること」・「走ったあとにすべきこと」を事細かに、でも明快に書いてあって共感する部分がたくさんありました。

　男性や女性、社長や主婦など、年齢・性別・地位名誉、走歴や走力に関係なく、どんな人も謙虚に取り組むべきスポーツがマラソンである。
　自分という人間と向き合い、身体の声に耳を傾け、調子やペースを確認しながら、一歩一歩ゴールへと近づいていかなくてはならない。
　それがマラソンの難しさであり、醍醐味でもある。

　まさに、そのとおりだと思います。


　あとがきに、
　レースを通じて「自分という人間の性格がよく理解できた」り、「自分の身体の特徴に気づいた」り、「あの人のアドバイスの意味が初めてわかった」り、それもこれも経験をすることによって初めて得られるもの。
　とあります。

　いわゆるフルマラソンは、４２．１９５キロをただ孤独に走るスポーツですから、その間ひたすら自分と向き合い自らを見つめ直すもの。
　ただそれも、他人から強いられたものでなく、自分から苦しみに立ち向かうことを選び、自分で気づく課題だからその価値も高い・・・とも書かれています。

　
　これからも「人生を豊か」にすべく、奥の深いマラソンにチャレンジしていきたいと意を強くしました。

　１９５ページあるのですが、１時間ちょっとで一気に読んでしまいました。
　爽やかな、”モチベーションの上がる”読後感を、ランナーの皆さんにも味わっていただけたらと思います。