昨日のレース、正直足の調子が良くないことは織込み済みで走りました。
そのことを含め、心に決めて走ったことがありました。
それは、
1)最後まで笑顔で走ること
2)応援や給水所の方々に感謝し、お礼の意を言葉で伝えること
3)痛みがいつ出ても、それはそれと受け容れること
今日そのことを振り返ってみました。
1)ほぼ目標はクリアできたと思います。
2)声援をいただいた方々には、「ありがとうございま〜す♪」と大声で返しながら走りました。
沿道の子どもたちとハイタッチしたり、親指を立てて「GOOサイン」をくれる外国人にサインを返したり、楽しみながら走れたと思います。
3)自重のうえに自重をかさねて走りましたが、ついに15キロを過ぎたあたりで右膝に痛みが走り、やがて右足の感覚がなくなっていきました。
おそらく当分走れなくなるとわかっていたのに、その後も不思議に足は前に出ていき、その一方で冷静に周りの景色が見えました。
25キロを過ぎたあたりから、足が攣って屈伸運動をしてはまた走る・・・を繰り返す若いランナーがいて、彼を抜いたり抜かされたりすること約5キロ。
見るに見かねて持っていた塩飴を2つあげました。
彼は「いいんですか?」と言うので、「少しは役に立つと思うから舐めてごらん」と言って先に行きました。
その後、彼には一度も抜かれなかったようが気がするのですが、果たしてどうだったのか。
時間を考えれば、彼も強制送還組だったのでしょうが・・・。
道中にあった備中国分寺五重塔を眺めながら、頭の中を空っぽにしてこの世のものとは思えない世界を走っていたような気がします。
そんな私を現実に戻してくれたのが、あの大勢の係員とでっかい赤旗。
くっそ〜、この悔しさは来年まで持っておくぞ!
最後に・・・。
今回の参加賞のスポーツタオル、60センチ×120センチの大判であることに加え、そのデザインが素晴らしく、とっても気に入りました。
【これ】

左下にはれんげの花が、右には五重塔が描かれていて、インテリアにしてもよいくらいのもので、なんだか使うのがもったいないような気がしてきました。

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