年金くまの「その日暮らし日記」

　さて、日曜日となり、朝も早うから叩き起こされ、
「今日は子どもの模試の日でしょうが！」と言われて、「おお、そうじゃった」とおもむろに支度を始める私。

　この場合、私が何時に帰宅しようが関係ない話なのです。
　結局、歯磨き顔洗いして即出発。
「今日の会場は車で３０分くらいかかるほど遠いんじゃけえねえ！」という鬼嫁の声に、私の朝食時間はどこかへ飛んでいってしまいました。

　そうか、今日は私の母校が会場だったのですね。子どもを指定された教室のところまで見送り、周りの景色を見ていると、少し懐かしくもあり、でも大半の校舎は私たちＯＢの寄付で立派になっていたりして・・・。

　なんていう感慨も、「さあ今から買い物に行くんじゃけえ、早う車に乗りんさいや！」またまた鬼嫁の声に飛ばされていってしまいました。

　毎週末にいつも行くスーパーで、小１時間かかってようやく買い物も終わり、さあウチに帰ろうと思ったら、「はあもうガソリンもないんじゃけえ、注いで帰ろうやあ」
（はいはい！）と心の中でツブヤきながらもセルフスタンドで給油を終え、帰宅したら今日午後のメイン行事である、ビジネス実務法務２級試験の開始まであと２時間というところでした。


　朝昼一緒の食事をしなくちゃ、と思っていると「そこのホットケーキミックスが何時のかわからんけど作って食べんさい！」との声。

　結局、りんごとレーズンを生地に混ぜて焼くこと８分、見事にできたホットケーキをコーヒーで流し込みながら、出かける支度を始めることに。

　そして、今回は隣接する市の商工会議所が会場なので、自宅から２０分ほどチャリを漕いで行くことにしました。このくらいなら、いつもはワケない距離ですが、今日は妙に向かい風がキツくて・・・昨日の疲れもあったかもしれません。
　まあ、こんな状態で受験したものですから、試験内容については一切触れません。


　
　今日はもうひとつ、午後７時から、連合町内会長さん、青少年育成協議会の会長さんと３者会談（というほど大げさではありませんが・・・）があったのでした。
　昨今の緊急事態を受けてということで、下校時間の学校周りの「みまもり隊」結成に向けての大まかな形を決めるための相談だったのです。

　既存の「パトロール隊」との連携を視野に入れながら、帰宅する児童を自宅近くの決められた地点で迎えてもらう、というのが主旨なのですが、さっそく来週の月次総会で取り上げていただくことになりました。

　こういった問題は「クイックレスポンス」がカギですからね。

　
　なんて言っていたら、実は会社の係の忘年会と青少年育成協議会の緊急会議と日程がダブルブッキングになっていることに気がついて・・・
う〜ん、究極の選択式問題じゃあ・・・。

　今朝、隣の席の女性（先日文庫本を貸してくれたパートさんです）から「私、試験を受けることにしたんです！」と言われ、「何を取ろうと思うの？」と聞くと、「ビジネス実務法務３級です！」という返事が返ってきました。

　以前、「何か資格を取りたいんだけど何がお勧めですか？」と訊かれて社労士を勧めたのですが、短い期間で準備できるものを、ということで建設業経理事務士や衛生管理者２級を話していたのですけど・・・。

　で、試験の内容やら試験日やらをいろいろ話しているうちに、私の中でメラメラムクムクと何かしら昂ぶるものがありまして・・・。


　といった経緯があり・・・、ビジネス実務法務２級を目指すことにしました。本日帰宅後、あっという間にネットで受験申込を致しました。テキストは明日買いに行きます。
　

　約１ヵ月の準備期間しかなくて、多少無謀かもしれませんが、久しぶりに燃える対象を見つけた感じがします。

　
　どんな内容の試験かご存じない方のために簡単に表すと
　
　東京商工会議所主催の検定試験の一つ
◎内容　公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力が問われます。
マークシート方式 、制限時間は2時間で
100点満点とし、70点以上で合格とされる試験です

出題範囲

ビジネス法務の実務
・ビジネス実務法務とは
・企業活動とコンプライアンス・企業倫理
・ビジネス文書とその管理

取引を行う主体
・権利・義務の主体
・株式会社の仕組み
・株式会社の運営

会社取引の法務
・ビジネスに関する法律関係
・損害賠償に関する法律関係

会社財産の管理と法律
・流動資産の運用・管理の法的側面
・知的財産権の管理と活用

債権の管理と回収
・日常的な債権の管理
・緊急時の債権回収
・債務者の倒産に対応するための処理手続

企業活動に関する法規則
・経済関連法規
・消費者保護関連の規制
・情報化社会にかかわる法律
・事業関連規制
・企業活動と地域社会・行政とのかかわり
・企業活動にかかわる犯罪

会社と従業員の関係
・労働組合と使用者との関係
・社会保険等

ビジネスと個人のかかわり
・相続
・夫婦と財産関係―日常家事債務の連帯責任
・制限能力者との取引の注意点

紛争の解決方法
・紛争の予防方法
・民事訴訟手続
・その他の紛争の解決方法

国際法務（渉外法務）
・国際取引に関する法的諸問題と対応のポイント
・国際取引における契約書作成上の諸問題
・国際取引・国際投資等に関する法的諸問題
・WTOと国際通商問題


ちなみに、今年７月にあった前回の合格率をみると
2005年度　試験結果（全国分）

17回2級 受験者(人) 　 7,104
　　　　実受験者(人)　5,493
　　　　合格者(人)　　1,418
　　　　合格率(%) 　　25.8

　民法、会社法や民事訴訟法などが対象のようなのですが、合格率はさておき、真剣に取り組んでいくつもりです。

　例によっての短期決戦、またまた”年寄りの冷汗”です！

　今日の帰宅途中、久しぶりに駅前の淳久堂へ本を探しに行きました。

　お目当ては、上の娘が「心理学を勉強したい」というので、心理学の入門書のようなものを探しに行ったのですが・・・。

　そう、私自身も高校時代にいろいろ読み漁った経験があり、特に南博、多胡輝などその時代の流行（？）の著書を、一丁前に”その気になって”読んでいました。

　
　それはさておき、お決まりのように「社労士」コーナーへ足を運ぶと、真剣な眼差しのお兄ちゃんが二人、いろいろ物色中でした。

　しばらくして、１人は「うかるぞ社労士年金の決め手」を、そしてもう１人は「うかるぞ」の横断本を買っていかれました。

　どちらも佳境に入っておられるのでしょうが、今から買うっていうのはどうなのかなあ。ま、問題集でなかったから、いいかな？


　で、話は元に戻って、心理学の本。「○○心理学」（○○には、たとえば、「犯罪」「児童」「交通」などおよそ数え切れないくらいありそうです）の専門書はたくさんあるのですが、”これ”という簡単なものがなくてしばらくうろうろすることに・・・。

　結局、「イラストで分かるやさしい心理学」という簡単本を買いました。

　一通り読んで予習しておいてから、娘に渡そうと思います。

　

　今日何気無く見ていた文章の中に、”いい言葉♪”、と思わず引き込まれたのが、この言葉です。


人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います。
この道を行けばどうなるものか　危ぶむなかれ　危ぶめば道はなし
踏み出せば　その一足が道となる
迷わずゆけよ　行けばわかるさ

う〜ん。いい言葉。
これが、実は一休の言葉であるとは、全然知らなかったのですが、まぁ誰が言ったにせよ、いい言葉には間違いない。


時として、たまたま目にした言葉から、えもいえぬ力をいただくことがあります。

それも、そんなことなど全く気にしていない雑誌なんかから飛び込んでくるんですね。

先ほど書いた言葉、アントニオ猪木さんが紹介していたんですね。
ありがたい言葉です。
感謝、感謝

今日はゆっくり眠れそうです。

　某サイトの日記を毎日拝見しているのですが、ネガティブな感想が並んでいる方が増えてきているように思います。

　不合格になった場合のための予防線を張っているのか、とも思えるような記述が散見されるのが残念であり、また同じ社労士受験生の方々を見ている立場上、こんなことにならないよう、しっかりとメンタルケアに気をつけなくてはいけないな、と思った次第です。

　模試の始まるこの頃になると、「やらなくてはいけない（と自分が思っている）」ことと、「残っている（と自分が思っている）時間」とを見比べてみて、ともすれば、”Ｗｈｙ　・・・”「どうして勉強できないか！」の理由を、”自分以外”に求めるようになってきます。
　いわゆる、「逃げ」の姿勢になってしまうのですが、これでは現実の課題は何にも解決しません。

　ここでどうすればいいのかというと、”Ｗｈｙ”ではなく、”Ｈｏｗ”で考えることなのです。つまり、「なぜ勉強できないか」ではなく、「どうしたら勉強できるか」と考える習慣を意識づけることが大事になってくるのです。

　”Ｗｈｙ”は過去ばかり気にする生き方であり、”Ｈｏｗ”は将来に目を向けた生き方なのです。だから、”Ｈｏｗ　ｔｏ〜”（どうしたらできるか）と常に考える習慣が大事なのです。


　私の経験から言うと、社労士試験が近づくにつれ、不安な気持ちになることもありましたが、心の奥では
　”Ｉ　ｃａｎ　ｄｏ　ｉｔ！”（私はできる！）
　と信じておりました。

　最後はやはり、「自分を信じることが出来るか」が大きなポイントになるのですが、そのためには努力という裏打ちされたものが大事であり、もしそういった裏打ちされたものがなければ、その自信も”砂上の楼閣”よろしく瓦解してしまいます。

　前向きな考え方と弛まぬ努力、この両輪がスムーズに回転できるよう、今後も勉強会の受験生の方々のケアに努めていこうと思った次第です。