2005/10/8

2005年、最後の試合  Boston Red Sox・MLB

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試合終了後、観客は、今にも泣き出しそうな空の下、なかなか帰ろうと
はしなかった。今シーズン最後のフェンウェイ球場に、名残を惜しんでいる
ようだった。レッドソックスの2005年が、静かに終わろうとしていた。
TV中継は、勝者ホワイトソックスの選手の歓ぶ姿を映し出していた。
昨日から、この光景を半ば予想は出来ていたが、やはり信じたくなく、
もう少し試合をしてくれる姿を観ていたい、そんな気持ちになった。
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TV中継を観る前から、当然ながら試合の結果は判っていた。しかし、
どんな風に頑張ってくれて、どんな風に負けたのか、ファンの1人として
見届けようと思った。また、フェンウェイ球場へ観戦に行かれた
Yさんから、試合の見所的なご報告を頂いていたので、ただ自分の目
で観るだけではない気がした。中継開始は19時10分。フェンウェイ球場
見慣れた景色が映し出された。グリーンモンスターには星条旗。そして
レッドソックスの赤い旗が、はためいていた。先制はホワイトソックス。
先発のウェイクフィールドは、ナックルの変化が良くないようだった。
しかし、4回の裏、レッドソックスが魅せてくれた。オルティース、ラミレス
2人続けてのホームラン。見事であった。そして6回、ラミレスの2打席
連続のホームランはファンの願いを運ぶ如く場外の空に消えていった。
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問題はその後だった、ノーアウト満塁になりながら、代打として登場した
バリテックも倒れ、グラファニーノが打席に入った。外野フライでも
同点になれるチャンスだった。TVは、第2戦のトンネルシーンを写し
出していた。汚名挽回のチャンスが訪れたと画像が告げているよう
だった。ファンも総立ちで声援を送っていた。しかし内野フライだった。
そのままデーモンも三振に倒れ、結局残塁のまま終わってしまった。

ここで勝負がついた気がした。その後レッドソックスの打者は、鳴りを
潜めてしまった。9回、快投していたペパルボンに変え、ティムリン
が登板した。もう1点も与えない気持ちだったのだろうが、もし同点
になって延長になった場合を想定していない気がした。既に首脳陣も
精神的に負けていて、冷静さを失っていたのだろうか。

そしてティムリンも絶好調ではなかった。二塁打を打たれ、三塁に
進塁された後、何とスクイズをされてしまった。バッテリーの意表
をついたホワイトソックス。駄目押しの1点が入った。しかし、
そのスクイズに反応してティムリンは、スライディングしながら
ボールを取り、バリテックにトスをした。バリテックは驚いたように
反応が悪く、ボールはミットに当たっただけで、後に逸れてしまった。
一瞬、先発のミラベリの大き目なミットだったら、思ってしまった
のは私だけだったろうか。痛恨の追加点を許してしまったが、ティムリンの体
を張ったこのプレイを観られただけでも、良かったと思った。彼の
土で汚れたユニフォームが、とても立派で誇りに思えた。
ご苦労様でした」と自然に呟いてしまっていた。
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確かに名残は惜しいが、振り返れば楽しいシーズンだったと思う。
ボストン滞在時は、フェンウェイ球場にも何度か足を運ぶ事もできた。
日本ではBS放送でTV中継がある時は、録画して観戦し、無い時はインターネット
のゲームディで追いかけた。彼らのプレイ、試合の結果に一喜一憂し、
楽しませて貰った。この試合を観終わった後、少しずつ涙とともに
ありがとう」という、暖かい感謝の気持ちがこみ上げて来た。

選手、関係者、ファンの皆様、お疲れ様でした。来春また会いましょう。
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