2005/11/3

文化の日に思う事  日記(今日思うこと)

今日は文化の日。巷は国民の祝日である。1946年11月3日は、日本国憲法が公布された日であり、憲法の施行は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)であった。日本国憲法が平和と文化を重視しているということで、公布の日を1948年の祝日法で「文化の日」と定められたそうだが、流石に憲法公布の日では、ハッピイマンディと名打って、第一月曜日…なんて祭日を移動する訳には行かないだろう。成人の日、体育の日、敬老の日等と、毎年日にちが変わる為、祭日の由来が忘れられがちである。そんな時代になった事も知らない私の亡き祖母は、明治生まれであったので、11月3日の事を「明治節」と呼んでいた。偶然か?明治天皇の誕生日だったからであった。
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祖母は、私にとって厳しい以外の何物でも無かったが、来客があると必ずお茶を入れて出していた。祖母の入れたお茶は美味しいと、近所・親戚の人達からも評判だった。私は幼い頃から、友達がコーラやヤクルトを飲んでいた代わりに、お茶を飲み続けて育った。私の育った家の宗派は、禅宗で臨済宗妙心寺派であった。中学生の頃、祖父の弟が書を揚げていた事もあり、その本山、妙心寺の奥の院へ連れて行って貰った事があった。その時、お坊様が出してくれたお茶の、それはそれは、美味しかった事。私は今も覚えている。その時、お茶の歴史のお話も聞いた。日本に伝わったのは、建久2年(1191年)臨済宗の開祖、栄西が中国から種を持ち帰り、九州の平戸に種を蒔いた事が最初と伝えられているそうだ。しかし実際、庶民の口に入るようになるのは、江戸時代になってからであった。

そもそも、お茶は、中国で薬草として栽培されていた。漢方医学の祖で中国古代の伝説的神である「神農」が野山を駆け抜け、薬効となる草木を探している内に茶を見つけ飲んだ、という話が茶の歴史の始まりとされている。中国では茶は薬として、特に解毒用として使われていた。日本に種を持ち込んだ栄西も、その著書『喫茶養生記』の中で「茶は養生の仙薬なり」と記している。更に栄西は「薬は1つの病気にだけ効く物、茶はいくつもの病気・万病に効く、あるいは予防する物」という観点で茶の効能を説いている。江戸時代以降、お茶は滑稽品として定着して来たが、近年に入ると再び健康として注目を集め、医学の分野でも効果が期待されるまでになったのある。
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さて、ここでお茶の種類について、少し書こうと思う。お茶は加工方法の違いにより、大きく大別して不発酵茶・半発酵茶・発酵茶の3種類に分けられる。茶の木の品種に違いはあるが、すべて同じ茶の葉(つばき科の植物)からできる。その中で発酵度に変化をつけ、釜で入ったり・蒸したり・揉んだり、火を入れたりすることで、国や産地の特色が出てくるのである。
・不発酵茶=>茶葉の酸化酸素の動きを止めた物が緑茶、所謂日本茶である。
・半発酵茶=>酸化酵素をある程度活用した物が烏龍茶。
・発酵茶=>酸化酸素を最大限に活用した物が、紅茶。
ここでお茶とは日本茶の事を取上げ、烏龍茶、紅茶、そして数ある中国茶等については、割愛する。

○玉露
最高級のお茶で、茶摘みの2週間ほど前から茶園をよしずなどで覆い、直射日光や風、夜露から葉を守る「覆下園」で摘まれた若い葉を蒸気で蒸し、これをもみながら乾燥させて作る。まろやかな味と香りが特徴。適温50℃〜60℃
○煎茶
太陽を一杯に浴びて育った葉を蒸気で蒸し、揉みながら乾燥させます。さっぱりとした風味と香りがあり、甘味と渋みが程よくバランスを保っている。適温70℃〜90℃
○番茶
特定の種類のことではなく、玉露、煎茶、抹茶以外は全て番茶という。
煎茶などの加工工程で除かれる大きな葉や茎、粉や芽の他、二番茶、三番茶が番茶の材料。独特の素朴な味わいがあります。適温75℃〜100℃
○焙じ茶
上記の番茶や煎茶の下級茶葉などを焙じ、香ばしい風味を付けたものを言う。色は茶色っぽく、サッパリした味わいなので、食後のお茶として広く飲まれている。
○抹茶
玉露と同じく、覆下園で栽培された葉を、蒸した後、揉まずにそのまま乾燥させて作られるてん茶、を石臼でひいて粉にしたもの。抹茶には、薄茶と濃茶があり、味にやや渋みのある物は薄茶専用となり、甘さと香りの強い高級品は主に濃茶に使われる。
○茎茶
茶葉ではなく、茎だけを集めて作られたお茶で、折、折物と呼ばれる事もある。特に玉露の選別の時に出る茎の部分は「雁がね」と呼ばれ、独特の風味で珍重されている。
                              ◎参考 「山城宇治茶」 株 三越
尚、栄西の『喫茶養生記』は上下2巻からなり、上巻では茶の種類や抹茶の製法、身体を壮健にする喫茶の効用が説かれ、下巻では飲水(現在の糖尿病)、中風、不食、瘡、脚気の五病に対する桑の効用と用法が説かれている。このことから、茶桑経(ちゃそうきょう)という別称もある。また、鎌倉時代の記録書として有名な『吾妻鏡』。建保2年2月の条に、将軍源実朝が宿酔(二日酔い)の際、栄西禅師から茶と共にこの書を献ぜられ、喫したところたちまち治癒されたと伝えられている。これによって、上流階級の間で茶が持て囃されたのであった。
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祖母が心を込めて入れてくれたお茶の味を、今はとても懐かしく思う。また、妙心寺で飲ませて頂いたお茶の味も、覚えてはいるが、思い出としては何より、長時間(私にとっては)正座で、お話を聞いていた為、足が痺れて困ったという記憶の方が強烈だ。文化の日に、大凡文化とは程遠い足の痺れの記憶が蘇るのであった。それにしても、アメリカの日本食店で、日本茶にお砂糖を入れている人を見かける。紅茶の乗りで、文化の違いだろうが、一寸、理解に苦しんでしまう。
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2005/11/3

嬉しいニュースと、残念なニュース  Boston Red Sox・MLB

昨日は、嬉しいニュースと、残念なニュースが届いた。

レッドソックスの捕手、ジェイソン・バリテックが、ゴールドグラブ賞を受賞した。
これは、大変、名誉な事で嬉しいニュースだった。バリテック、おめでとう。
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しかしGMのTheo Epsteinがやめてしまった。後任は誰になるのだろう?色々候補は上がっているようだが、依然として、ストーブリーグは、厳しい状況が続く気がする。

でも私は、何があっても、レッドソックスを応援して行こうと思っている。。
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