2005/11/16

ボストンに到着して その1 デトロイト空港滑走路ドライブ  日記(今日思うこと)

各航空会社、共通だと思うが、アメリカ行きの便で預けられるスーツケースの重さが、今年9月7日から1つ23キロで、2個までとなった。変更前は32キロ×2だったから、合計18キロ分減ってしまった…という訳だ。スーツケース自体が8キロ位あるので本当に入らない。まして、レトルトとかを沢山持ち込もうとすると、あっという間に重さが嵩んでしまう。そこで23キロを超えた超過料金を、ノースウエストに電話して聞いてみた。「1万5千円です」と無愛想に答えられた。実は私は、前回ボストンから9月7日に帰国していて、ローガン空港で「今日からですが、大目に見ます」と見逃して?もらえたが、その時、超過料金を尋ねた記憶があった「25ドル」と聞いたつもりだったが、記憶は曖昧で確かな数字ではなかった。
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スーツケースには、冬物のコート等も入れたし、本も入っているし、どうしても、1つのスーツケースは23キロ以内に収まらず、もし余った分を郵送で送った場合の送料と比較して、同じくらいの価格かな…と計算しつつ、超過料金は覚悟の上搭乗手続きの向かった。そして中部国際空港、ノースウエストのカウンターで、荷物を預け、超過料金の額を聞いて「えっ?」と言ってしまった。「3000円です」と言われたのだ。32キロまでは、3000円だそうだ。米ドルでは25ドル。やはり前回の記憶は間違っていなかった。勿論、スーツケースが壊れたりした場合、免責にはなるだろうが、明らかに送るよりお値打ちなのだ。何個か放り出し諦めて置いてきたレトルトが悔やまれた。お値打ちなのは有り難かったが、あの電話の人は何だったのだろう。マイレージカードを持っているから利用せざるを得ないものの、ノースウェストの電話対応は、いつも感じが良くない。あの提示されて金額は何の数字だったのだろう、と疑問に思ったが、考えても仕方ないので、忘れることにした。
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飛行機は満席で、30分遅れで飛立った。デトロイトにも定刻より30分遅れて到着した。しかしである。今回、通路側だけ指定して、座席の番号を気にしていなかったが、64ーCだった。これは1番後から3番目であった。この辺りの席だと、前の方だと窓側から3列あるのも2列になっている。窓側の足元には空きの部分もあり、少しは広く感じるのだが、乗り降りが大変だ。特に降りる時は、最後となってしまう。案の定、入国審査でも最後になった。乗継時間は、遅れた分を差し引いて2時間半。まあ何とかなると、お気楽に構えていた。するとだ。。入国審査で散々質問された挙句、別室へ連れて行かれた。散々待たされた上に、スーツケースの中味も調べると言う。既にスーツケースはターンテーブルから降ろされて別の場所に置かれていた。その2つを持って、手荷物からスーツケースの中味まで、隅々まで全部調べられた。「運び屋か?スパイ?容疑か?」どうせなら、「スパイ容疑」がいいと思う。何故ならスパイは美人と、私の中では決まっているのだ。以前にも、入国の時、こういう事はあったので、別室へ行くのも驚きはしなかったが、時間だけが気になっていた。
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スーツケースの中味は、チェックされただけで、結局は何も問題はなかったが、税関検査を受けて、スーツケースを預け、乗り継ぎの為の保安検査に向かった時には、何と乗り継ぎ便の離陸30分前だった。出発ゲートは端っこの66番ゲート。空港内にモノレールはあるものの、走らなければならなかった。息を切らせて必死で辿り着いたら、なんと、まだ人が降りてくる所だった。乗り継ぐ飛行機も、到着が遅れていたようだった。ひとまず安堵し、搭乗案内を待った。遅れる事1時間。ようやく搭乗案内があり、乗り込んだ。乗客が全員乗り終えた。やはり国内線も満席だった。しかし、なかなか動き出さない。暫くして「荷物の積み込みが遅れている」というような機内放送が流れた。1時間程経過して、ようやく滑走路に向い動きだした。私は少し休もうか…と目を閉じた。滑走路に入り、エンジン音が高くなる、飛行機が加速しだした。ところが、急に加速も止まり、エンジン音も止んでしまった。「あれ?」と私が思ったと同時に機内にも、ざわめきが起きた。窓の外を見ると、また、引き返している気がした。「コンピューターのチェックの為、ゲートに戻ります」機内放送が流れた。「Oh my God!」何人かが叫んでいた。皆、携帯電話を取り出し、遅れる事を告げていた。
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これでは、まるでデトロイト空港滑走路ドライブ、、、ではないか。怒っている人もいたが、事故になるよりは、いいと、皆が段々諦めムードになった。飛行機はゆったりと、機体を移動させ、ゲートに戻った。ゲートに着いて機体が停止してから30分くらい後、「点検が終りました」とアナウンスがあり、また、動き出した。「ホントに大丈夫かなぁ」と皆も私も、疑心暗鬼の様子。。ようやく滑走路に入り、離陸体勢に入った。機体が宙に浮いた瞬間、乗客から拍手が起きた。私は「拍手は着陸できた時の方が…」と思ったが、私のようにゲートへ駆けこんだ人ばかりでなく待ちにまった人の方が多いので、止むを得ないのだろう。結局。3時間遅れで離陸した。結果論だが、デトロイトで入国してから、乗り継ぎ便のゲートまで、あんなに走った自分は一体何だったのだろうと、汗が引いて行くのを感じながら、1回目の滑走路での失速時の情け無い音を思い出し、何だか笑えて来てしまった。ボストンローガン空港へと無事着陸した時には、辺りは、すっかり暗くなっていた。
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2005/11/16

ボストンに到着して その2(秋刀魚がししゃもに?)  日記(今日思うこと)

それにしても、北海道と同じ位の緯度にあるのにも関らず、今年のボストンは暖かい。11月も半ばだというのに、厚いコートは必要のない感じだ。日本にいる時、新聞で読んだが、10月は世界的に平均気温が過去最高だったそうだ。11月も然りだろう。ブラジルのアマゾン流域では、何十年ぶりの干ばつで、川の支流が干上がり、水草も枯れ魚の死骸が川面を埋めたそうだ。ゆえに飲料水も不足しているという。また、このアメリカのカリブ海沿岸では、過去最多記録に並んだ、12個のハリケーンが発生し、大雨や洪水に襲われた。専門家によると「地球温暖化によって気候のメカニズムが崩れ、異常気象が発生し易くなっている」そうだ。先日も名古屋市内で、暑い夏に、台風の風で葉を落とした桜が、花を咲かせていた。10月が暖かかった為、桜も「勘違い」をしたらしい。こういった現象も、温暖化が進めば、よく見かけるようになるだろう。当り前の季節感が、少しずつ失われようとした来ているのだ。
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今世紀末には、今が旬の「さんま」も「ししゃも」の大きさになり、渡り鳥は絶滅してしまうだろうと、専門家は予想しているという。気温の上昇で秋刀魚の餌のプランクトンが、減少してしまう上に、干ばつや大雨が降る極端な気象の変化で、渡り鳥の生息状況の悪化も懸念されているのだ。じわじわと、しかも確実に迫ってきている地球温暖化。個人の意識ある取り組みに委ねられた「地球の未来」を思い描きながら、紅葉も終わりに近づいている、ボストンの街を歩いてみた。まず、何処にいても、自分がとりあえず、今できる事から、心がけて行こうと言い聞かせながら。。
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