2006/6/26

W杯、決勝T開始…帰国した日本チームと中田選手に思う事  サッカー&ワールドカップ・ドイツ大会

サッカーW杯の決勝トーナメントが開始された24日、一次リーグで敗退した日本の選手達が帰国した。その中に、中田英寿選手の姿は無かった。中田選手は、自身の公式HPでブラジル戦を前に、「この試合が最後とならないように…」と、W杯の後の代表引退をほのめかしていたが、試合の後、芝に倒れたまま「次につなげるしかない。まだまだ力が足りない」と話したと言われ、また、中田選手を、ドイツのブンデスリーガ・ヘルタが獲得に動き出した事が判明。その動向が注目されている。ブンデスリーガ・ヘルタは、F組のライバルだったクロアチア代表の主将MFのN・コバチが今季限りで退団すると決まっており、後継の手を探しているという。既に昨季も、中田選手にオファーを出しているという事実もあり、中田選手獲得に本腰を入れ始めたそうだ。
 クリックすると元のサイズで表示しますオーバーヘッドでキックする中田選手。

中田選手については、現在セリエA・フィオレンティーナと、今季レンタル移籍したボルトンとの交渉が間もなく開始される予定らしい。プレミア残留を第一希望に交渉は進められるそうだが、ブンデスリーガ・ヘルタの本拠地ベルリンと契約し、イタリア、イングランドに続く第3のリーグにその身を移して戦う可能性が出てきた。日本チームの中で唯一、W杯に出場した過去3大会、全10試合に出場した中田選手…。その流した涙は、W杯への惜別の涙だったのか、再びこの場に立つという誓いの涙だったのか…。中田選手自身も、実は解らないのかもしれない。中田選手を包み込むような芝の緑が一際鮮やかに見え、松尾芭蕉の句が浮かんだ。

  「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」  

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日本が哀愁を残してきたドイツの各会場で、決勝トーナメントは、現在2日目を向かえ、TVではイングランド対エクアドルの試合を実況している。決勝トーナメントに勝ち上がった今大会のベスト16の国は、連盟別に欧州⇒10、南米⇒3、北中米カリブ海⇒1、オセアニア⇒1、で、アジア勢は4ヶ国が全て敗退した。アジア連盟の出場枠は、1998年、フランス大会で、出場チームが32ヶ国に増えたのを契機に、2ヶ国からプレーオフ分の0・50枠を含む、3・5ヶ国に増えた。そして、前回は開催国という事で、日本と韓国の分、2ヶ国を入れての4・5枠にされた。今大会は、その日韓大会での両国の健闘もあり(韓国ベスト4、日本ベスト16)、開催国枠に関係なく、4・5枠が与えられて、サウジアラビア、イラン、韓国、日本と4ヵ国が出場した。しかし、1ヵ国も一次リーグを突破できず、次回2010年の南アフリカ大会の出場枠が削減されるのでは?と懸念される。
クリックすると元のサイズで表示します 左からオーウェン、レノンとルーニー。
(オーウェンは怪我で今大会は絶望だが、若い力も台頭しベスト8を決めた)


しかも2010年の大会予選からは、オセアニア連盟から、アジア連盟に転籍したオーストラリアが参加してくる。今大会日本を下して、決勝トーナメントへ進んだオーストラリアが参戦する上に、出場枠が減らされてしまうようでは、日本チームのW杯出場への道は、更に茨の道となるだろう。そのうえ、世界ユース準優勝の1979年生まれの小野選手ら以降が続いて居らず次世代が育っているとは、言い難い。試合を観ていたら、ベッカムのフリーキックで先制したイングランドは、そのベッカムに変えて、プレミアシップて゜最少年齢出場記録を保持する神童、アーロン・レノン(19才)を登場させた。レノンは、短時間ではあったがスピードと力で、若さを証明してみせた。更に今回、イングランドは、出場こそしていないが、レノンだけでなく、17才のテオ・オルコットも抜擢し代表メンバーに入れている。怪我から復帰し、相手を引きずるような豪快なドリブルで、相手チームをかき回しているルーニーも、20才とU22(22才以下)の選手である。日本チームにU22の選手が1人も選ばれていなかったのも、非常に気がかりであった。
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