2007/1/6

スピンさんの欧州便りNo9…ウィーン・ニューイヤーコンサート  スピンさんの欧州便り

今日は、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの写真とムジークフェライン(ウィーン楽友協会の大ホール)の写真です。ニューイヤーコンサートの写真は、また新聞社に勤める友人から頂きました。ムジークフェラインの写真は私(スピン)撮影です。ムジークフェライン:Wiener Musikvereinのオープンは1870年、中には大ホール・小ホール・室内楽ホール。音楽関係のアーカイブも開設されていて、地下にも4つのホールがあります。ピアノメーカーのベーゼンドルファー:Bösendorferや音楽出版社もこの建物の中に入っています。正にクラシック音楽の殿堂ですね。(画像はクリックで拡大します)
クリックすると元のサイズで表示します ムジークフェライン正面。

玄関ホールの天井。クリックすると元のサイズで表示します

大ホール:Großer Saal グローサー・ザール、通称…“Goldener Saal:黄金のホール”です。広さは幅20m・縦36m。客席数は最近少し増えて約2000。シューボックス型のこのホールの残響時間は客席が空の状態で3秒、満席でも2秒です。このホール自体が一つの楽器なのですね。ムジークフェライン・ザールに匹敵するコンサートホールはアムステルダムの「コンセルトヘボウ」とボストンの「シンフォニーホール」だけだと言う専門家も居るそうです。でも、豪華さではムジークフェラインが一番かな?でもその豪華な内装に比べて、椅子はとってもシンプルです。それはフカフカの椅子は残響効果の妨げになるから…。
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↑この椅子を全部取り払うとボール・ルームになります。1月18日に新年舞踏会が、この場所で催されます。ウィーンフィルの演奏で舞踏会と言うのも豪華です。この舞踏会のオープニングは、恒例のデビュタント・ボール。社交界デビューのお披露目舞踏会です。これは、男性が18歳以上で黒の燕尾服と白の手袋着用、女性が17歳以上で白のロングイブニングドレスに白の手袋姿…と決められています。出席する人の年齢は20歳前後が多いから成人式みたいな感じですね。

その後は、紳士・淑女の舞踏会が始まります。この舞踏会のトップはオーストリア大統領で、男性は燕尾服に勲章を着用、タキシードとか軍服の正装もOKで、映画の中の宮廷舞踏会の世界です。始まるのは夜の10時くらい、終わるのが翌朝の5時くらいになります。社交界も体力が必要ですね。他にもシェーンブルグ宮殿の舞踏会や色々な舞踏会があるので、気が向かれたら如何でしょうか?

クリックすると元のサイズで表示します カリヤティ−ド:Karyatidan

パイプオルガン→ クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します 美しい天井の絵。

下の写真は、パイプオルガン脇の席(2階)とオーケストラ脇の席です。2階のオルガン脇の席は安いけど人気薄。オルガンマニアにはいいけど音がちょっとね…です。普段のコンサートは立見席€4.0から。立見席は奥まった所にあるので、楽器によっては音が届かないこともあります。でも安いですよね。それから、2階席のオルガンに近い後列は、↓オーケストラが見えないので、立って演奏を聴いています。

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2007 Das Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker(ダス・ノイヤールスコンツェルト・デア・ヴィーナー・フィルハーモニカー)…2007年、ウィーンフィル ニューイヤーコンサートの指揮は、ズービン・メータ:Zubin Mehtaさんでした。会場のお花は全部イタリアのサンレーモから贈られています。演奏されるのはシュトラウス・ファミリーのワルツとポルカ。必ず演奏されるのが「美しく青きドナウ:#314 An der schönen, blauen Donau」と最後の「ラデツキー行進曲:# 228Radetzkymarsch」です。「ワルツはどうもね」って言う人にもお勧めです。(1/6日 PM3時よりNHK総合で再放送)

2007年ニューイヤーコンサート。クリックすると元のサイズで表示します

※このチケットはプレミアがつくので、1000ユーロでも手に入れるのは難しいかも?

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楽団員の服装はすごく普通です。でもテクニックは普通ではありません。弦楽器のボーイング(奏法)はウィーンフィル独特のスタイルです。メンバーの殆んどがヴィーン国立音楽大学出身者だから、そこで独特の奏法を学ぶのでしょうね。
楽団員さんにズームアップ。クリックすると元のサイズで表示します

※以下は2002年のニューイヤーコンサートです。この指揮者の後姿は…?
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そう、小沢征爾さん→ クリックすると元のサイズで表示します 

1939年以降、ニューイヤーコンサートの指揮者を勤めたのはたった12人です。アジア出身者では小沢征爾さんが、ズービン・メータさん(インド)に続く2人目でした。2002年は小沢征爾さんがヴィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した年です。今年は戻って来てくれるみたいです。戻って来てくれたら、ムジークフェラインに行こうかな♪

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ノリノリの楽しい指揮に、ウィーンフィルのメンバーもニコニコですね。by.....spin.




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