2007/1/31

スピンさんの欧州便りNo13…パリのオートクチュールVol 2  スピンさんの欧州便り

「オートクチュール:Haute couture」を英語にすると“High sewing”、「高級仕立服」と言う意味になります。でも高級仕立服=オートクチュールではなくて、オートクチュールと呼べるのは、“La Chambre Syndicate de la Couture Parisienne”(パリ衣装店組合)に加盟するメゾン(店)がデザインし、縫製をしたものだけ。このメゾンの数は随分減って、今は10メゾン(Dior・CHANEL・Givenchy・Ungalo…etc)。そして、このメゾンの顧客は世界中で、千人前後らしいですよ。ここで言う「顧客」と言うのは、お気に入りのメゾンに自分のトルソー(自分サイズのマネキン)を預けて、年に何点かをオーダーするマダムたちの事。各国のファーストレディや王族たちに加えて有名女優・アーティストが主な顧客です。気になるお値段は…って値段を気にする人にはオートクチュールは無理かも。(高い物だと10万ユーロ…約1500万円近くだそうです)。

パリのオートクチュール・コレクションは毎年1月(春夏)と7月(秋冬)、定期開催されるようになってからでも100年くらいの歴史があります。このオートクチュール最大の見せ場の一つが2月のアカデミー賞の授賞式。レッドカーペットを歩く映画女優のドレスの多くがオートクチュールです。

オートクチュール・コレクションで、豪華なショーをするのがクリスチャン・ディオール。今回のテーマは「ジャポニズム」で、デザイナーのジョン・ガリアーノ:John Gallianoが日本を旅行した時のインプレッションとプッチーニのオペラ「蝶々夫人」をテーマにしたショーになっています。ジョン・ガリアーノさんはスペイン出身で、ファッションショーの演出でも世界最高と評価されています。ショーのコメントでは、日本文化のオリジナリティに溢れる美しさや素晴らしさを話して、日本には幾度も行ってみるべきだって褒めていました。

ショーの全ては送れないけど、雑誌では紹介されないドレスのディテールやヘアメイクの写真を見て、オートクチュールの縫製技術の凄さや細部へのこだわりも見て下さいね。by...spin.

クリックすると元のサイズで表示します 「鎧」がテーマのドレス。
見た目より、ずっと軽く作られています。

帽子部分のアップ  クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します「桜」がテーマ。

「扇」のヘアメイク。クリックすると元のサイズで表示します 

桜が縫い付けられた部分のアップ。クリックすると元のサイズで表示します

ドレスの柄を見ると「着物」の柄になっています。
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「竹」の刺繍のドレス。クリックすると元のサイズで表示します

「蛙」のアクセサリーと日本髪風髪型。
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「鯉」のドレスと「前衛的華道」みたいな髪型。
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全体を見ると日本人には奇妙に見えるかも知れないけど、ディテールを見ると間違いなく「和装」です。
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足元は「下駄」風の靴。
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「里見八犬伝」に出てきそうな…
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ここから下はドレスのディテールを見て下さい。

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「葛飾北斎」
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ショーのエンディング。デザイナーのジョン・ガリアーノさんです。
「マダム・バタフライ」のピンカートンの衣装を着て登場。紙吹雪がみんな蝶の形です。


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