2007/5/20

「にわぜんきゅう」さんのアトリエを訪ねて…お地蔵さんの絵他  日記(今日思うこと)

知多半島道路を内海インターで降りて約10分、磯の香りが漂う町の一角に、「丹羽善久…にわぜんきゅう」さんのアトリエ&ギャラリーは、その静かな佇まいを見せていた。私は数年前、ぜんきゅうさんの描かれた『お地蔵さんの絵』を見てから、是非訪れてみたいと思っていたが、友達との予定が合わず伸び伸びになっていた。15日の午後、私は1人だったが、時間が出来たので思い切って出かけることにした。知多半島道路も、半田インターより先は、自然の山々の中を走る形になっており、窓を開けると新緑の香りが漂って来て、ドライブしていても心地よかった。予め電話してぜんきゅうさんがご在宅かを確かめて出かけたが、アトリエに着くと、奥様が「ようこそ、ようこそ」と笑顔で迎えて下さった。また、ぜんきゅうさんは、毎週火曜日には施設からご帰宅されるお母様と一緒に、お庭でくつろいで居られ、快く写真撮影にも応じて下さり、温かいお人柄が伝わって来るようだった。

クリックすると元のサイズで表示します アトリエ入り口の門

「ようこそ」の看板が出迎えてくれる
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築163年の家を改築されて作られた、ぜんきゅうさんのアトリエ&ギャラリーは、心の故郷へ帰ってきたような…懐かしささえ感じられる建物で、中に入ると、ぜんきゅうさんの描かれたお地蔵さんの絵が沢山展示されていた。私はついつい嬉しくなり、時間の経つのを忘れて見入ってしまった。奥様は、わざわざ佐渡から取り寄せられたという金粉入りの『おけさ柿茶』を出して下さり、ぜんきゅうさんが、お地蔵さんの絵を描かれるようになった経緯などをお話して下さった。ぜんきゅうさんは、40代になってから、帰郷した故郷、内海の海の石や砂の美しさに癒され、石や流木を使った造形作家としてアトリエを設立された。そしてボランティアとして老人ホームで絵や習字、粘土を使った人形作りを教えておられるうち、ご老人からの要望があってお地蔵さんの絵を描かれるようになったそうだ。
クリックすると元のサイズで表示しますお地蔵さんが描かれた盾…まあるい心で…。

砂で丸く着色されている。
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ぜんきゅうさんの描かれるお地蔵さんは、墨で一筆書きのようにすっきりと描かれ、そして内海の浜の細かい砂で着色されている。現在はアクリル絵の具で着色された多彩な絵も描かれてはいるが、私は初めて見た時、この砂で着色されたお地蔵さんの絵の虜になった。奥様にその描き方をお尋ねしたところ、親切丁寧に教えて下さった。ぜんきゅうさんは、まず墨汁でお地蔵さんを描き、そしてスプレー糊を掛け、茶漉しのようなものに入れた砂をぜんきゅうさん独自の方法(振り掛ける高さや量にコツがあるそうだ)で、砂を振り掛けた後、ラッカーで仕上げられるのだという。自然との調和…白くて細かい内海の砂が、ぜんきゅうさんの手によって、お地蔵さんに命を吹き込んでいるようで、その生き生きとした、そして優しい表情に思わず手を合わせてしまいたくなった。私は、そのギャラリー内で時が経つのも忘れて、のんびりと寛がせてもらい、帰路についた。奥様は玄関に出て見送って下さった。素敵な出会いに感謝しながら、日常の雑多を忘れてまた訪れよう…と思った。
クリックすると元のサイズで表示します 築163年のアトリエとお地蔵さん

笑顔が素敵なぜんきゅうさん。
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◎中部経済新聞掲載、ぜんきゅうさんの記事
http://www.nande.com/topic/19991126/topic.htm

◎ぜんきゅうさん公式HP
http://www.nande.com/zenkyu/

◎以下写真集(携帯カメラで撮影の為、拡大しません。ごめんなさい。)

クリックすると元のサイズで表示します内海の砂を吹きかけたお地蔵さん。

和紙のタペストリークリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します 砂で出来た「守り地蔵」の壁掛け

壁掛け…いつも見ています。クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します和紙の壁掛け…ありがとうのこころ。

壁掛け…おかげさん。クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します木彫りのお地蔵さん

ぜんきゅうさんの絵葉書集クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します 壁掛け…詩(太陽だって…)

看板…希望の文字を書いて貰える。クリックすると元のサイズで表示します 

クリックすると元のサイズで表示します作品が並ぶギャラリー
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