2007/6/10
スピンさんの欧州便りNo26…「エカテリーナ宮殿U(琥珀の間)」 スピンさんの欧州便り

※広さ55uの宮殿内では小さな部屋です。(写真は全てクリックで拡大します)
壁一面に張られた琥珀の重さは6.5トンで50万ピースもの琥珀が使われているそうです。
このモザイク画は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚と言う人間の五感がテーマになっています。
この部屋も第二次世界大戦中にナチスドイツによって琥珀が全部持ち去られ、
現在もオリジナルの琥珀の多くは行方不明だそうです。
修復が完成したのは2003年のサンクト・ペテルスブルグ建都300年の時。
撮影したのは、その少し後です。
今は「琥珀の間」だけは完全に撮影禁止になっているそうです。
上の写真と別の面です。

※この宮殿があるバルト海沿岸は琥珀の世界的産地です。
それでも、バルト産の琥珀は黄色がかった褐色のものが殆どなので、
これだけの色を揃えるのは至難の業です。
琥珀面…拡大写真

★第二次世界大戦で破壊されたエカテリーナ宮殿の絵。

※↑こんな状態から今の姿にまで修復されました。
エルミタージュの置時計

※これは1917年にロシア革命が起こった深夜2時10分で止まった時計だそうです。...by spin.

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