2007/10/27

ワールドシリーズ第2戦…岡島秀樹「player of the game」に選出  Boston Red Sox・MLB

第2戦は、第1戦とは正反対の息を呑むような接戦となった。先発投手は、レッドソックスがカート・シリング…40才。ロッキーズは、メジャー2年目のユバルド・ヒメネス…23才で、ベテランと若手の対決となった。ロッキーズは初回、先頭バッター、タベラスがシリングに与えられた死球をきっかけに、ワンヒット、ワンエラーで三塁まで進塁、1アウト一塁、三塁とした。そして4番打者、ヘルトンのファーストゴロの間に1点先制した。その後、ヒメネスは3回裏まで、四球を出すも、得意のシンカーでタイミングを狂わせレッドソックス打線をノーヒットに押さえていた。
クリックすると元のサイズで表示します僅差で2勝としたレッドソックスの面々。

試合が動いたのは、4回裏…レッドソックスは、ローウェルが制球の乱れたヒメネスから四球を選ぶと、J.D・ドリューがライト前へ初ヒットを放った。この間、ローウェルは好走塁を見せ、三塁に達し、続くバリテックの犠牲フライで同点に追いついた。更に5回、ツーアウトからオルティーズが、四球を選んで出塁すると、ラミレス、ローウェルとヒットが続き、2点目が入った。5回まで両チームランナーを出すも、追加点を上げられず両ベンチには、重苦しい空気が漂っていたように見えた。

圧巻は6回表…。レッドソックスは、ヒットと四球のランナーを一、二塁に置いた所で、フランコナー監督は、シリングから岡島に交代させた。岡島は、ワールドシリーズ初登板となった。緊張感はあっただろうが、堂々としているように見えた。後で本人曰く「昨年日本シリーズで投げた時の経験が役に立った」と語っていたが、5番アトキンズを内野ゴロに打ち取るも、その間に2者進塁してランナー、二塁、三塁。一打逆転という場面となった。この時、岡島は、ロッキーズの6番打者、ホープを落差のあるカーブ、ストレート、スプリッターと3球三振で切ってとり、ピンチを救った。岡島がベンチに向かうとシリングが飛び出して出迎えた。嬉しくて涙が出た、後で振り返ると、この回の攻防が勝敗を分けた重要な場面だったと思われる。
ワールドシリーズ初登板の岡島。クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します岡島を迎えるシリングと拍手の観客。
 

岡島は7回もロッキーズ打線を3者凡退に抑え、8回2アウトまで投げ抜いた。TV報道では、8回一死で『岡島秀樹 対 松井稼頭央』のワールドシリーズ史上、日本人初対決!と盛り上がっていた。私は、日本人対決にあまりこだわっていなかったが、開幕以来、松坂大輔の大々的な報道の陰で、静かに無失点記録を伸ばしていた陰のヒーローが、ワールドシリーズでの日本人初登板、日本人初対決という…野球史上に名前を残してくれた事は、とても嬉しく名誉な事と思った。試合は以降、両チーム共追加点を挙げる事が出来ず、レッドソックスが岡島+パペルボンの必勝リレーで投げ勝った。1戦目とは全く違う僅差の試合を制した事は、レッドソックスにとって大きな糧となったように思う。尚、岡島の打者7人に相対し、4奪三振ノーヒットの好投に、フランコナー監督を始め、シリング、パペルボンも絶賛!。この試合の「player of the game」にも選ばれ、歴史的シーンに花を添えた。
ノーヒットで悔しそうな松井稼頭央クリックすると元のサイズで表示します

第3戦は、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われる。クアーズ・フィールドは、標高1600mの高地にある為、打球が平地より10%以上伸びるらしく、打者有利と言われている。1999年に開催された82試合で、メジャー最多の年間303本塁打(1試合平均3、7本)が記録され「公平ではない」と言う声を受けて、2002年より球場内に『気温21度、湿度50%に保った加湿ルーム』を設け、コミッショナー認可の下、試合使用球を保管しているという。これによって本塁打は平均2/3以下に減り、効果は抜群だそうだ。既にワールドシリーズでも、この『加湿球』を使用する事が決定しているが、それにしても打者有利な環境である事に変わりはない。更にDH制が執られない事によって、レッドソックス側は、一塁手のユーキリスか、オルティーズ(或いはローウェル)を休ませなければならない。また投手も打席に入る為、3戦先発予定の松坂は、先にデンバー入りをして、投球練習をすると共に、バント等打撃練習もしているという。第3戦は、球場の環境の違いだけでなく、DH制が無いというハンディもあり、ロッキーズ有利と言われているが、レッドソックス首脳陣の選手の使い方も、1つのキーとなる気がしている。

◎箸休め
ボストン在住のダイゴさんのHP『ボストンレッドソックス応援日記』によると、ア・リーグ地区優勝シリーズで、800枚売られる当日券を求めて並んだ徹夜組のファンに、ローウェルとぺドロイア本人が「僕らを支えてくれてありがとう」とメキシカンタコスを差し入れをしたそうだ。冷え込む深夜に何と温かいプレゼントだった事だろう。レッドソックスの強さは、このような優しい選手と支えるファンの深い絆から生まれているようにも思った。
※ダイゴさんのHP→ http://www.go-redsox.com/

※以下、練習風景から…微笑ましい親子写真(全てYahoo Photoより)
クリックすると元のサイズで表示します 同じポーズをとるラミレスと息子
ランニングするティムリン親子
クリックすると元のサイズで表示します
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2007/10/27  13:23

 

試合前にカレッジフットボールのBC対VTを観てたらびっくり。開始早々に選手紹介があるんだけど、BCの選手をパペルボンが紹介。普通はそのチームの選手がするだけに、ボンが出てきて笑ってしまった。

昨 



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