2008/1/2

新人ベスト9、最優秀中継ぎ投手…岡島秀樹帰国後のTV出演に思う  Boston Red Sox・MLB

岡島秀樹が、レッドソックスのユニフォームをグレーのフロックコートに着替え、NHK紅白へゲスト審査員として出場した。慣れない礼装姿に肩が凝っただろうと推察したが、意外に?よく似合っていた。帰国以来の岡島は、様々なTV番組やイベントに出演していて「出過ぎでは?」との批判の声もあるようだが、岡島がよくTV番組に出るのには、訳があった。元々メジャー移籍に拘りもなく、英語力は皆無に近い状態でレッドソックス入りが決まった岡島は、野球に専念したいとあえて英語の勉強はしなかったそうだが、5月に専属通訳として、ジェフ・山口氏が着くまで、アメリカでの生活面では、高校時代アメリカ留学の経験があり、元アナウンサーの妻、由佳さんに依存出来たものの、キャンプ地などでは、高橋トレーナーが通訳を兼任していたという。
クリックすると元のサイズで表示します アメリカで販売されている岡島人形。

しかし、高橋トレーナーにはトレーナーとしての仕事があり、常に岡島に着いてくれていた訳ではない。2月に始まったキャンプからオープン戦、そして開幕後1ヶ月を足した計3ヶ月間の大変な時期を、公私に渡り、日本のマスコミ関係者に、言語面で随分助けて貰ったのだそうだ。岡島は、その事を恩義に感じて、オフとなっても、マスコミの取材や出演依頼には時間の許す限り、全て応じているというのだ。マネジメント事務所によると「2日に1度のペースで、番組収録やイベントが入っている」そうで、岡島にとって「こんな事は、プロ生活14年間で初めて」らしい。本人も「活躍した年しか取り上げてもらえませんから」と苦笑いしながらも、「メジャーでは、(打者の)対応能力も、データの量と質も、日本より上。僕が今年と同じことをしていたら来年は絶対にやられる。球種を増やしたい」と、平行して自主トレも怠っていないという。

さて、そんな岡島だが、レッドソックスの地元ボストンでも、シーズン後の人気度は高まったままである。まず11月26日に発表された、メジャーリーグ全30球団の監督投票で選ばれる、新人ベストナイン(投手は左右1人ずつ選ばれ、正確には10人)にチームメイトで二塁手のダスティン・ペドロイアと共に選出され、12月18日にはファン投票で選ばれるベスト中継ぎ投手(セットアッパー)に、約960万票の投票中、45%の票を集めて、堂々の1位に輝いた。更に26日には、ボストンヘラルド誌による、レッドソックスのチームの出来事ベスト5とワースト5が発表され、岡島とパペルボンの必勝リレーがベスト5中の2位となった。同紙は、球界最高レベルのクローザーまで成長したパペルボンを、メジャーデビューしたばかりの岡島がセットアッパーとして完璧に支えたと評価し、このコンビのお蔭で先発投手陣の負担が軽減した…と書いている。(因みにベスト1位は、ジョシュベケットが名実共にエースとなった活躍)。

また、ボストン(厳密に言うとMA州)では、アメフットのペイトリオッツが、脅威の16戦全勝をおさめ、バスケットもボストン・セルティックスが25勝3敗と首位を独走中で(2007年12月31日現在)、史上初のプロスポーツ3チームのタイトル独占の可能性が高くなっている。更に昨年最下位のアイスホッケーのブルーインズも、プレイオフ圏内におり、地味ながらサッカーの二ューイングランド・レボリューションズも、日本で言う天皇杯に値する「USオープンカップ」で初優勝して、レッドソックスのワールドシリーズ制覇に於ける相乗効果が上がっているとも言われている。よってプロスポーツの先陣をきってワールドシリーズ制覇に貢献した岡島ら選手達の存在感は大きいといえよう。レッドソックスの開幕戦は日本で行われる事も決定し(この件に関しては、少し複雑な気持ちではあるが)、松坂や岡島が来期も更なる活躍をしてくれて、日本に於いて、ボストンという街の知名度が上がって行くのは、大変嬉しい限りである。(選手名、敬称略)

※以下は、ボストンのローガン空港に展示されていたワールドシリーズ制覇の写真と記念品

クリックすると元のサイズで表示しますニューバランス提供のギャラリー

ボストンヘラルド誌の一面 クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します 岡島とハイタッチするティムリン。

パペルボン(右)とオルティーズクリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示しますバリテック着用のユニフォーム

パペルボンのユニフォームと帽子クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示しますフランコナ監督とヘンリーオーナー

※オマケ…11月、フェンウェイツアー後の筆者↓。寒くて寒くて、この格好!
とても銀行へは行けません…。
クリックすると元のサイズで表示します
0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ