2008/1/29

全米選手権、女子は長洲未来優勝、井上怜奈は氷上でプロポーズ  フィギュアスケートと浅田真央選手

フィギュアスケート全米選手権は、現地時間の26日フリーの演技が行われ、女子シングルでは、アメリカ生まれで日米両国籍を持つ、長洲未来が初出場し、ショートプログラム、フリープログラムの合計190・41点で初優勝した。2位には15才のレイチェル・フラット、3位には、アシュリー・ワグナー16才。そして4位には、去る12月のグランプリファイナル進出を果たした、14才のギャロライン・ジャンが入り、2007年全米選手権覇者で2006年世界チャンピオンのキミー・マイズナーは、ジャンプのミスを引きずり、7位に終わった。
クリックすると元のサイズで表示します 日本人の両親を持つ長洲未来。

私は、全米選手権の動画を「You Tobu」で観たが、マイズナーは、グランプリファイナルの時と同様、ジャンプの転倒が続き、不調な様子だった。体の丸みが出てジャンプの軸がずれてしまったのだろうか…。日本の浅田真央も、昨季から今季にかけて、伝家の宝刀…トリプルアクセルがクリーンに決まらず苦心していた。体型が変化しつつある中で、常に難易度の高いジャンプを飛び続ける事が如何に難しいか…改めて思い知らされた。
グランプリシリーズフランス大会クリックすると元のサイズで表示します
左からマイズナー、浅田真央、ワグナー(以上写真はAP通信より)


SPで1位だった長洲未来のフリーの演技は、最終滑走のプレッシャーからか?冒頭のダブルアクセルで転倒してしまったが、その後は立て直し、スピン、スパイラルも安定していて、最後のトリプル×トリプルジャンプを決めると場内から大拍手が起きた。得点が出たキッス&クライでは、優勝の瞬間、信じられないような驚いた表情にも見えた。14才での全米チャンピオンは、1998年、ミッシェル・クワンを抑えて全米を制した(長野オリンピック金メダル)タラ・リピンスキーに次ぐ若さだという。尚、タラ・リピンスキーは、金メダル獲得後、直ぐに引退してプロになってしまい物議を呼び、フィギュア界がスケート年(7月)で15才以下の国際大会出場を認めない一因となった。

また、25日に行われたペアの部に、出場した井上怜奈(以下怜奈と記す)、ジョン・ボールドウィンは、2位となり優勝は逃したが、演技終了の後、ボールドウィンが、怜奈の前に跪いて『残りの人生を共に過ごしたい、結婚して下さい』とプロポーズした。怜奈は涙を浮かべ『Yes』と 受け入れ(ボストンでTV観戦していたコロコロさん談によると)本当に嬉しそうで素敵だったという。このサプライジングな演出?について、怜奈は知らされておらず、1度目は聞き取れなかったそうだ。昨年の世界選手権で、同じくプロポーズした中国の申雪、趙宏博ペアの時も感動したが、怜奈には肺癌を乗り越え、また、スロウジャンプ練習中の落下による子宮破裂の怪我も乗り越えて現役生活を続けてきた。(2007年世界選手権後引退したが、全米選手権で現役復帰)。その傍らには、常にジョンがいて支えてくれたという。お二人の未来に幸多かれと祈りたい。
クリックすると元のサイズで表示します氷上のプロポーズ
(井上怜奈、ボールドウィン)USA-Todayより
涙ぐんで「Yea」と言った怜奈クリックすると元のサイズで表示します
TVの画面を撮影(By Korokoro)


因みに昨年、全米選手権2位だったエメリー・ヒューズは、怪我の為欠場しており、スウェーデンのイエテボリの世界選手権には、3位のアシュリー・ワグナーより以下の選手(4位のキャロラインも14才で不可)が出場する事になるようで、表彰台は、昨年に続き、浅田真央、安藤美姫、金ヨナらによるアジア選手独占の可能性が濃厚である。(文中敬称略)。

※トラックバックは、過去記事「フィギュア世界選手権を前に…Jr.世界選手権2位の長洲未来」と
「肺癌を乗り越えトリノへ…フィギュアペア全米V、井上怜奈選手」
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