映子(いしのようこ)は英夫(名高達男)に、恭介(染谷将太)が珠希(増山加弥乃)に想いを寄せていることを話す。それだけは我慢できないという映子に、二人は憎しみあう運命しかない、と英夫は落ち着いて答える。さらに英夫は、あまりに自分は、多くの人から恨まれてきたと話し、今が謙治(うじきつよし)に病院を譲るのにちょうどいいころなのかもしれない、と打ち明ける。ここれまで弱音を吐くことのなかった夫の言葉に、映子は戸惑いすら感じる。
そんな英夫に恭介は、珠希を好きになったことを打ち明ける。英夫の望む通りに生きるから、珠希や亮太(宇佐美魁人)の力になってほしい、と頭を下げる恭介。
だが英夫は、これまで通り亮太の治療は山梨で行うと答える。今、加賀見病院の小児科は満床で、その中の誰かを追い出して、亮太の治療をすることが"平等な医療"と言えるのか。その問いに答えられない恭介に英夫は、私情を挟むことなく、誰にでも平等に接する医者でありたいという、理想の医師像を説く。さらに珠希の援助のことも考えているという英夫に、恭介は自分の未熟さを思い知らされる。そんな息子に英夫は、アメリカ留学を命じる。広い世界を見て、人間として一回りも二回りも大きくなって欲しいという親心を、恭介は素直に受け取るが...。
山梨では、謙治が久しぶりに穏やかな表情を見せ、恵(北原佐和子)にねぎらいの言葉をかけていた。今後のことを英夫に伝えてくると話す謙治は、本当の家族になろう、とも。そう言われ、報われた気持ちになる恵だった。
一方、映子は恭介からアメリカ留学の一件を聞かされ、すべて珠希のせいだと思い込む。息子と離れることが耐えられない映子は、珠希に電話して、珠希のせいで恭介がアメリカへ行くから、恭介とはもう会わないことを英夫に伝えてほしい、と頼む。驚いた珠希はとにかく上京することに。
謙治が病院に着くと、英夫は一人屋上に佇んでいた。謙治は英夫との決別を宣言。これからは山梨で恵や悟(布川隼汰)と幸せに暮らしていくつもりだと言う謙治に、英夫はつい辛らつな言葉をぶつけてしまう。それは誰にも弱さを見せられない英夫なりの、身内に対しての"甘え"かもしれなかった。しかしこれまで英夫に虐げられてきた謙治には、兄の弱さに気づくことなど、出来るはずがなかった。
謙治が去った後、今度は珠希が屋上に現れる。英夫を見つけると、恭介のアメリカ行きを取り消してほしい、と頼み、さらに千尋(立原麻衣)の遺書を返そうとする。が、英夫はいつもの冷酷な態度を崩そうとしなかった。怒りに任せ英夫につかみかかった珠希は、英夫を突き飛ばすと、そのまま駆け出す。
と、病院を出た珠希の耳に、屋上から人が落ちたとの叫び声が聞こえてくる。
病院の裏にある駐車場には人だかりが出来ており、そこには横たわる英夫に懸命に声をかける恭介の姿があった。(以上
公式HPより)
すげー急展開。
残念なことに、ビデオが録画されておらず。このエピソードまったく見れてません。
次回からは、気をつけよう。

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