先日、見てきましたよ〜。
俺が初めて見たのが幼稚園の時だったのですが
この映画は本当にショッキングで未だに初めて見たときの感動が忘れられません。
今回、リメイクということで、
内容知っているから絶対泣くの分かってたんだけど、
おそらく俺ら世代にとっては、「前回とどう違うのか」ってところが
一番のポイントだと思ったんで、
今回はそのことを中心に書きたいと思います。
まずは、声優さんが一新したので声がちがいます。
エンドロールで確認したところ、
前回の声の出演者で今回参加した人は
内海賢二さん(ドルマンスタイン役)くらいでした。
ちなみにゲスト声優がすごくて、
ピー助役に神木隆之助君(この子、本当に上手い!)
黒マスク役に船越栄一郎、
劇団ひとりはひとり5役、
スキマスイッチの二人も声優として参加していました。
ちなみにスネ夫のママが高山みなみってみなさん知ってました?
台詞も2、3言くらいしかないんですが…(「スネちゃまはお留守ざます。」とか)
ストーリー面では、
原作にも1作目にもなかった部分として、
のび太のパパが昔、恐竜好きな少年であったことが設定に加えられました。
パパも出番は少ないんですが、前作よりも印象に残るポジションです。
それから、前作と原作の大きな相違点として、
ジャイアンの描かれ方がどうなるのかなぁと心配していたんですが、
(前作→ピー助を恐竜ハンターに渡して、現代に戻ることを主張、
原作→のび太と一緒に歩いてでも自分達の力で日本に戻ることに賛成)
今回の作品では「俺は歩く。のび太と一緒にな。」という、
原作どおりの展開でした。これはファンにとっては嬉しい部分でした。
クライマックスのティラノザウルスに襲われる場面では、
主要キャラ5人が勇気を見せて自分達が犠牲になろうとする場面は原作にはなかった部分でしたし、
ラストのタイムパトロールと5人の関係性も原作とは違いました。
この部分についてはネタバレになるので書きません。
ビジュアル的にはCG処理が多様化されていて、
25年前の作品とは映像の質が数段に良くなっていますし、
パンフレットを見ると、恐竜の生態系をより本物に近づけたということで、
アニメ技術の進歩と、恐竜研究の発展が作品に影響を強く与えるんだなぁと
すごく実感しました。
音楽面では、やっぱりスキマスイッチの主題歌が反則です。
涙が止まらなくなります。
ノスタルジックな雰囲気が映画の世界にマッチしていて、
のび太とピー助の映像が曲を聴くだけでウルウルしている毎日です。
オリジナル版が好きだから…という理由だけで見ないのは損だと思いました。
実は正直、前のを越えるはずない…と思ってた一条ですが、
元がいい者は、基本路線さえ外れていなければ大丈夫なんだということを実感しましたし、
初めて見たときの純粋な気持ちが甦りました。
今年頭に「キングコング」も見ましたが、同じ感想を持ちましたね。
今年はリメイクブームのようで、
一条の大好きな「オーメン」もリメイクされるらしく、
今から楽しみでしょうがない毎日です。

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