前回、「パスピエ」という曲について書きましたが、
この曲はもともと「ベルガマスク組曲」という曲集の1曲です。
この曲はフランスのベルガマスク地方で作曲されたので
こういうタイトルなそうです(詳しくは知りません)
この組曲は全部で4曲あり(「プレリュード」「メヌエット」「月の光」「パスピエ」)、
一条は、この内の3曲をかつて学習したことがあるんですが、
「メヌエット」だけは弾いたことはありませんでした。
理由は… 面倒臭そうだったから(本当の話)。
ところが先日、今習っている先生と次回の曲決めをしている時に
ドビュッシーをやりたいと先生が言い出して、
「メヌエット」をやることになったのです。
(ちなみに今やっているのは、メンデルスゾーン作曲「ロンド・カプリチョーソ」)
一昨日レッスンが終わり、家に帰ってドビュッシーのCDを何度か聴き、
昨日、初めて楽譜をゆっくりとなぞりながら弾き始めましたが、
実際やってみると… 難しいながらも面白い曲だということに気付きました。
そういえば、最近はオーケストラでもピアノでも
ブラームスやシュトラウスの作品が続いており、
こういった近代のフランス物に長く接していなかったので、
すごく新鮮というか、練習が楽しい毎日です。
まだ耳に馴染まないせいか、「次、どうなるっけ?」と弾きながらわくわくしてしまいます。
で、このメヌエットなんですが、
民謡風のメロディがテーマで、これが浮き出るように弾くのが難しい。
ピアノ弾いたことがある人は分かると思いますが、
外声や内声に限定してテーマがある時は弾きやすいんですが、
この曲は、左手と右手が一音一音交互にテーマが出てくるので、非常に弾きづらい。
しかも弾きづらいところに装飾音符がついていたりして。
でも、久々のドビュッシーなので、気合い入れて頑張ります。

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