2007/9/13  23:32 | 投稿者: musicaikko

身近な何人かの方には問いかけをしましたが、最近とても考えていることがあります。
きっかけは8月にした3つの演奏でした。高松の老人福祉施設でのコンサート・帰省中浜松の有料老人ホームでのコンサート・そして88ステージで開催された夏休みサマーコンサートです(ご報告が遅くなってますが近々致しますね)。
どのコンサートも私の歌をじっと聴いていただくという性質のものではなく、会場の皆さんとご一緒に歌うタイプのコンサートでした。
その時に(主に高齢者の皆さんですが)たくさん歌ってくださった歌・反応のよかった歌はなんだったと思いますか?
『唱歌』です!30代、40代、50代、60代、70代、80代、90代...世代を問わず歌える歌は『唱歌』なんだって思い知らされました。次が『童謡』。そこに現代日本人のアイデンティティを見た思いでした。
でもね、今の若者・子供たちは別なんです。私達が当たり前のように知っている『唱歌』『童謡』をあまり知らない。じゃあ『わらべ歌』はどうだろう?多分日本の音楽だって知らずに、『ちょうちょ』『ぶんぶんぶん』『メリーさんのひつじ』『ロンドン橋』などと同じ感覚で歌ったり遊んだりしているみたいです。
ここ数十年で、世界は急激に狭くなり(感覚的にですよ)、経済も、政治も、文化文明も、芸術も芸術の一つである音楽も一つの坩堝の中で混ざり合い溶け合い、新たなものが作られようとしています。そのこと自体はけして悪いこととは思いませんが(きっと歴史的にもそうやって小さい村々が大きな共同体に、そして国家にと統一されていったのでしょうから)、じゃあ日本人のアイデンティティは?そのうち消えていく運命なんでしょうか?音楽に携わる私達のすべきことは?皆さんのご意見をお聞かせください。
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